自分で言うのも何ですがメキメキと力を付けているように感じていますが気のせい?ネタ、その8

いつものことですがパッツパツです。

がんばって一つ一つのことをこなしていくだけです。

さて弊社の新型ピストン、どれだけのパフォーマンスを叩き出してくれるか
とても楽しみです。

先日のSEMAで教えてもらったネタも盛り込む予定です。

ココのコーティングのハナシです。

pistonringcoating

詳細は企業秘密とのことですがセラミック系のモリブデン溶射をして
なんちゃらかんちゃらコーティングって言っていました。

何のためにココをコーティングするのか?ってハナシです。

以前にも書きましたが調子がイイEGの基本3要素。

良い圧縮

良い混合気

良い点火

その圧縮に大きく関係しているのがピストンリングです。

時代はやはり燃費です。

そのために徹底してフリクションを下げる努力をビストンメーカーは
日々研究しているそうです。

やはりパワーを追求する部門も健在で燃費のためのフリクション低減技術を
応用できるところも少なくないらしいです。

ピストンリングの張力を下げたりピストンリング自体を薄くすると
顕著に燃費に帰ってくるそうですがその結果パワーが失われると
技術者は言っておりました。

7,000や8,000rpmで燃焼室の爆発ガスとエネルギーがピストンや
ピストンリングにどのような力と振動を与えるかと言うのはもうすでに
シミュレーションできるらしいです。

先日のミーティングで弊社の要望を伝えたところピストンエンジニアは
このセラミック系のコーティングをススめてました。

1ランク上の気密性を確保して従来よりはフリクションも少ないらしい。

さらにはコーティングすることによっていわゆるタナ落ちって言う
ピストンのトラブルをもっと避けられるようになるそうです。

イイこと尽くしなんですがあとはコストですね。

ま、いろんな意味で楽しみです。