タイヤの温度とアシの関係をもうちょっと工学的に考察してみたいネタ、その3

ま〜〜松葉杖ついていると皆様の優しさが伝わってきます。

深圳の中国人も率先して席を譲って下さるんですがボリボリ掻きむしって
足の裏の皮膚が無くなって歩けなくなったなんて言えなくなっちゃって
お取り引きさんから どうしたんですか? って心配そうに尋ねられても
ちょっとケガを ってウソをついてしまいました。

すいませんでした m(_ _)m

食は広州にアリってのを確認するのが最初の目的だったんですが今になっても
ま〜〜だ確認できていません。

でもこの肉皿、ま、ミートプレートっつ〜んでしょうか、コレがまた
凄まじくンまいです。

meatplate

東坡肉(トンボーロー)っておなじみの豚バラ肉の煮込みです。

コレがビールとのコンビネーションがむちゃくちゃイイんです。

日本航空さん、いつもいつもありがとうございます。

で、今度はリアのハナシです。

リアのサスペンションが語られる時ってほぼほぼトラクションのハナシです。

雑誌の影響がとても強くて一般のお客様でもかなりの一家言をお持ちです。

いろんなことに興味を持つって事は悪いことでは無いとは想うんですが
雑誌の受け売りでコリ固まっちゃった人、進歩は無いと思います。

多分。

トラクションがかかんないですけど ってご相談、Z34V36だけでも
ココ数年で20〜30名のお客様からご相談されました。

何回か書きましたがトラクションがかかんない原因って実に様々です。

曲がらないって要因よりもトラクションの方がずっと因子が多いんですね。

自分で言うのもなんですがココ数年で弊社は劇的に進化を遂げています。

全て自分でやっていたんでは到底到達できなかったレベルに達するには
世界の超一流エンジニア達とキチンとしたお付き合いをすればイイって
気づいてから実践するまでに時間はかかりましたが結果を出せるまでに
やっとこぎつけたってカンジです。

で、トラクションのハナシです。

以前にも書きましたが車体側のモンダイとドライバー側のモンダイ。

コレまた耳タコで申し訳ありませんがクルマってのはトータルバランスの上に
成立すると弊社は強く主張してきています。

律速段階を見誤ってイロイロやったところでおカネと時間だけが無尽蔵に
タレ流されてそのうちイヤになっちゃってヤめちゃってその結果的には
せっかく手塩にかけた車の優れた点を享受することなく乗り換えてしまう。

そんな人を何十人って見てきました。

7、8年前に富士の本コースを1号機で58秒出して、3年くらい前に
ショートを2号機で33.1で走った時もラジアルタイヤ自走です。

多くのお客様目線で開発をすると言うのが弊社の命題です。

その時よりも弊社は進化しています。

っつ〜か今でも進化は続いています。

今ならもっとイイ結果を出せる自信はあります。

トラクションに関してイギリスのQ社でも興味深いデータを伝授して
もらいましたが実はそのまま結果につながるほど甘くありません。

百歩譲って車体側のモンダイが解決されたからと言ってトラクションが
かかるようになったバンザーイってワケにはなかなか行かないんです。

もちろん車体側のモンダイが解決されないでいくらガンバってもそれこそ
時間とおカネのタレ流しです。

車体側のモンダイの前にちょっとドライバー側のハナシをしてみます。

先日、弊社お得意様のU様の車両をシェイクダウンした時に感じました。

U様は我々世代なんですが若い頃にフォーミュラ経験がおありの上級者で
やはり一つのコーナーを見ても運転技術の高さは伝わってきます。

おかげさまでとても多くのお客様がチームサーキットコンセプトにご入会で
練習会を通して運転技術の研鑽を楽しく積み重ねて下さっております。

例えばブレーキング。

1コーナーのブレーキどっから踏んでる?

こんなハナシ世界中で今も論じられていると思います。

どっから踏んでる? はもちろんとても大事な要因です。

でも、それは数ある大事なブレーキングの要因の内の一つに過ぎません。

ソコだけじゃあ無いんだと弊社は強く主張したいです。

トラクションってブレーキングから始まっているんですね。

フォーミュラ経験者のU様は見事に実践なさっていらっしゃいました。

こう言うことなんですよね〜〜。

当日、40〜50台が一緒に走っていましたがコレができているのって
わずかほんの2、3台です。

何回も書いていますが弊社だけが正しいなんて思っていませんよ。

いろんな意見があって然るべきだと思っています。

そっちの方がずっとず〜〜っと面白いですから。

弊社に全幅のご信頼を寄せて下さる大事なお得意様達に部品を売るだけでなく
使い方も含めて最適なセットアップをご提供させて頂いております。