一つ一つの経験を大事な引き出しにネタ、その4

あんまり評判が良く無いですが数学用語のおハナシです。

必要条件

十分条件

必要十分条件

ってのがあります。

Aが成立するならばBも成立するとします。

つまりA→Bってことです。

Aが成立するならBが成立するとしても逆が成立するとは限りません。

つまりB→Aってことです。

これが必要条件、十分条件ってハナシなんですけどワッケワカメ〜〜。

つまり計器類をキチンと装備する事は必要なんですがそれで十分ってワケじゃ
無いってハナシなんですね。

じゃ十分性を確保するためにナニをすればイイのかってハナシです。

富士や鈴鹿の本コースなんて50台がコースにいることも珍しくありません。

筑波なんて30台です。

そうなるとご経験があまり無いとドコ見てイイかわからないんですね。

CUPカーやFerrariChallengeと混走もあります。

先日のオーポリスなんかF3000と混走でした。

前だけじゃなく横は当然、後ろだって見ていなくてはなりません。

それでご本人も一生懸命に走ってさらに計器類を確認する・・・。

ムリです。

かなりご経験を要しますし危険です。

そのために弊社がお得意様にご提示させて頂いていることが練習会です。

こうして書くとデビュー走行が本コースってかなりリスクが高いことを
おわかり下さるのではないかって弊社は想っています。

ご自身のミスでアタってしまってもそりゃ仕方がありませんが知らない他人の
ミスで突っ込まれて大破しても諦めるしかありません。

それがサーキットのルールです。

だから極力、突っ込まれないように神経を張り巡らせる必要があります。

経験を積んでいくと割とわかるモンです。

アイツやりそう、とか。

経験を積む事がイチバンなんですがそれはどうしても先のハナシです。

とかくトッチらかりがちな初心者、初級者のために弊社にナニができるかを
もっと突っ込んで考えています。

ホントに繰り返しで申し訳ありませんがオーバークールくらいが丁度イイ
それはこんなトコにも生きているんですね。

水温やEGオイルの温度にビビりながらチラチラ見なくてはいけない状況だと
走りに集中する事が難しくなります。

走りに集中できるようなクルマ造りをするのも弊社の使命です。

EGオイル、PSフルード、ATF、デフオイル、30分間放っておいても
だいじょぶなクルマ造りが必要条件であり十分条件でもあると弊社は考えます。