11/5、6ってSEMAに行く予定です。
もう飛行機やホテルが取りにくくなっています。
SEMAに行くのって10年ぶり以上ですね。
今回の目標はやっぱりEGに関する最先端の技術です。
あんまり書くとまた各方面に軋轢を生むハナシですがやはり日本の
チューニング事情はどうしてもガラパゴスの様相を呈しているとしか
思えないほど10年、いやそれ以上も同じ事をやっているように
弊社には映っています。
一級のレースコンストラクターがプロデュースしたEGが、同じような
パーツを使っているにもかかわらずそのパフォーマンスに大きな差が
出てしまうことを体験してしまうともっとナニか上があるハズだって
研究しなくてはいられないサガがあるんです。
GarageKさんが最先端の技術を次から次へとアップしています。
その調査能力には頭が下がりますね。
日本のメーカーだってボ~~~~っとしているワケではありません。
技術はどんどん進化しています。
その最先端の技術を看過するにはあまりにももったいないですね。
メーカーがやっている最先端の技術を弊社がカンタンに採用できるワケでは
ありませんし、費用対効果って言うとても高い壁も立ちはだかります。
その1クッションがSEMAなんですね。
メーカーが持っているパテントとか難しいオトナの事情を我々のような
小さなショップレベルにまで降りてきてくれるんです。
どんな最先端の技術を弊社が持って帰るか??
それはまだまだナイショですがもちろんお得意様には惜しみなく公開します。
コレ、12万キロ走ったSR20DEのコンロッド大端部です。
NAでしかもAT、全開されたことがほとんど無いと思われるので
メタルの状態も悪くありません。
何でこんなモンをアップしたかと言いますともちろんZ34V36に
深く関係しているからです。
コンロッドの幅は23mmでメタルの幅が17mm。
これをキチンと正しく評価できるほど弊社は経験が豊富ではありません。
ただ、ひとつの事実があります。
後期のS15に搭載されたSR20のコンロッドメタル幅19mmです。
で、Z34V36のVQ37のコンロッド幅は22mmでメタルは17mm。
これは弊社の勝手な考察ですがメタル幅が17mmしかない理由それは
燃費だと思います。
メタル幅を狭くすれば単純にフリクションは減るからです。
ところがです。
これがサーキットガンガンには良くないんですよ。