1ランク上の温度管理について改めて考えるネタ、その2

コレ、以前もアップしたことがありますが弊社試乗車のMTとデフの
温度計です。

diffandmttemp

10万キロオーバーのお得意様の車両を多数手がけてきて、キチンとした
メインテナンスや温度管理がされている車両と、そうでない車両の差が
顕著になってくるようになりました。

新車時から弊社で手がけさせて頂いているお得意様って意外にも少なくて
ある時点でお客様が気がつくことがあったり感じたりすることがあって
そこからずっと弊社とご縁があるパターンがほとんどです。

だからこそいろんなサンプルが手に入れられます。

EGオイルクーラーが付いていないお客様はほとんどいらっしゃいません。

それでも早い段階で取り付けたのか? 後に付けたのかでも状態は違います。

EGを開けてみるとわかりやすいです。

それだけじゃないんですね。

弊社がいつもココで提唱しているようにZ34V36はオーバークールが
ちょうどイイ、その事実を実証するのがMTやATの状態です。

EGオイルの温度が高い状態が続いていた車両は、その熱を拾って
MTやATも高温になっています。

MTはギア鳴りしてきますしATも滑るようになってきますがオーナーさんは
少~~しずつ少しずつ劣化していく変化に気がつくことができません。

お客様がご自身でできること、それは温度をモニタリングすることと
オイル、フルードと言った油脂類をできればちょっとだけイイ物を
定期的に交換する、それしかありません。