今年の開発指標ネタ、その4

で、排反事象である運動性と安定性をもっと高次元でバランスさせるため
ブレーキングだったりコーナーの進入や立ち上がりだったり外側からの
動画ってとても効果的なので、何回も見返しては新たな発見があります。

車載じゃわかりません。

弊社が車外からの画像を重要視する理由はやはり車両の動的な姿勢です。

お得意様の車両だけでも様々ですし、997GT3の翁さまやS2000や
かなり上手だった80SUPRAのあんちゃんや最近お会いしていませんが
ALTEZZAのをいちゃんの動画もあります。

上手な人はタイヤを喰わせる技術を知っています。

タイムが出ていてもあんまり上手く無いな って弊社が感じる人もいますけど、
そりゃあ弊社が口出す問題ではありません。

シツコくて申し訳ありませんがMERCEDESの一貫した理念の
タイヤはサスペンションで喰わす と言う技術者としての一面と
表裏一体になっていると弊社が考えるドライバー側の意識ですが
これまた一層と啓発し続けなければならないと考えています。

せっかくの車体側のセットも充分に発揮されなければその責任の一端も
弊社にあると言わざるを得ません。

で、まずは弊社がやるべき車体側のネタを順次アップしていきますが、

時間が許す限り現場テストをやり続けたい

何回も書いているようにタイヤをさらに食わせるための最重要課題が
荷重であるという事が意外にご理解されていないと弊社は感じています。

EGネタをアップすれば 何馬力? いくらすんの? と言うお問い合わせが
何通も頂戴してしまいますしアシのネタを書くと決まって頂戴するのが
リアのトラクション

以前にも書きましたがトラクションが本当にかからないのか? それとも
かける事が出来ていないのか? そもそもかけてもいないのか? その判断が
正確に付けられるのであれば弊社を訪れる事は無いと思います。

車体側とドライバー側のさらなる高次元のバランス、これが今年の目標です。

もちろん車体側は弊社が全面的に責任を負います。

ドライバー側のハナシですがフツーなら お客さん、ガンバってネ って
なるんですがソコはCircuitConceptです。

ドライバー側のハナシはまたキチンとアップします。

車体側の続きです。

弊社も含めてやはりナニかしらの自己流が染み込んじゃっています。

だからこそのドライバー側の意識改革なんですがそもそも論としてですが
そのセットじゃムリです

ドライバー側の意識が変わっても車体側が拒絶していればどうにもなりません。

弊社が正しくて他は間違っているなんて一言も言ってませんよ。

大事なことなのでまたまた書きます。

リアの荷重をもっとかけやすい車体造り

リアの荷重を的確にかけられるドライバーの技術の向上

今年はコレをもっとアップグレードさせて行きます。