新型車ラッシュに想うネタ、その5

49日の法要と納骨で一区切りかと思ったらまだまだあった。

あ~~~~ヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイ。

dekato3

この開発日記をでZ34を開発し始めた2010年5月から弊社が一貫して
主張していることを発信力、影響力がとてもある人に裏付けをもらいました。

以前はタイムが出ない言い訳してるよ ┐( ̄ヘ ̄)┌って叩かれたモンです。

過去にいろんなクルマをフルチューンしてきました。

それはそれで楽しかったです。

しかしだんだんチューニングの度合いが進んでいくと乗りにくくなりました。

で、乗らなくなっていきました。

弊社の今のテクノロジーではそうはならないクルマ造りができます。

それを弊社は一貫して掲げてきました。

20万キロあたりのお客様が3名ほどいらっしゃいます。

こうなったら30万キロ、40万キロと目指して欲しいです。

それなりにあっちゃこっちゃ壊れてきます。

それは仕方ありません。

適正に手を入れてあげればサーキットガンガンでも30万、40万キロと
行けそげな車体剛性にはただただ感服です。

Z34V36から他車種にお乗り換えになった人も、全くのツルシで
お乗り続けるとは思えません。

アシをイチからやり直してマフラーもエキマニも買い換えてECUだって
当然新しいのをインストールしなくてはなりませんがハズレを引いてしまう
可能性だって大いにあります。

新しいクルマに買い替える時ってそれはそれは期待も大きいと思いますが
言ってしまえばやはり大量生産の工業製品です。

お客様の好みにカンペキに合致しているとはとても考えられません。

そのためにお客様はチューニングと言う名のモディファイを選択します。

弊社がココで改めて提唱すること、それが

熟成

です。

3年または5年で次のクルマに乗り替えて、アシやマフラーやECUを
チョコってやってはまた飽きて次のクルマにってのも否定はしませんが
費用対効果という観点からはかなり良くないと思います。

おカネがとてもかかる割にはパフォーマンスはソコソコ。

満足しているのは新車納車時から3ヶ月程度。

同じ投資で圧倒的に熟成を重ね続けてきたZ34には敵わないと思います。

最近、昔から走りの世界を極めた仲間が原点回帰と言いますか、以前に
苦楽を共にした車両を買い戻す現象が多いです。

フシギですね。

PORSCHEやFERRARIに行った仲間がFDやBNR32やS15を
買い戻してもう一回モディファイし直しているんですから。

もちろんPORSCHEやFERRARIに行った経験を生かしての
以前とは違った真のオトナのチューニングです。

きっとそのまま一生乗り続ける人も多いと思います。

それをとてもステキだと考えるのが弊社だけでは無かったようです。