久々のケーススタディネタ

昨日は死ぬかと思った。

お預かりしているお客様の車両を手がけて、その後に機材の準備をして
いくらなんでもホコリだらけの弊社試乗車を洗車して、それから
御殿場に着いたのが夜の10時くらいだったカナ?

いろんな製品を開発しては弊社試乗車でテスト検証を繰り返していますが、
やはりお得意様のサポートも大事な仕事です。

今回、弊社リアピロアームの検証でしたがとても興味深い事を発見しました。

やっぱりどんな優れた製品でも、その性能を充分に発揮させるセットアップは
とても必要なんだと感じさせるテストでした。

リアのピロアームのハナシは、また後日に詳細を語ります。

今回のもう一つの大きな目的が、お得意様のサポートです。

サポートと書くからわかりにくくなっちゃいますので、ハッキリと書くと
運転技術の向上支援です。

耳タコで申し訳ありませんが、弊社では タイムありき ではありません。

運転技術を楽しく向上させれば結果的にタイムは出ちゃうモンです。

もう何名ものお得意様が実証して下さっています。

技術の向上って言ったって実際にナニをすればイイの?

ドライビングレッスンでプロドライバーに指導を受けたお得意様も多いです。

ダメってワケではありませんが、弊社の考えでは正解には近くはありません。

弊社がそう考えるだけのハナシで、実際にはそうじゃ無いかもしれません。

ただ、弊社の理念に賛同して下さったお得意様を全力で支援しているだけです。

今回はPさんとM田さん。

Pさんの目標はただ一つ、中速コーナーのアクセル開度です。

前回、大幅にベストを更新して今回もさらに、と考えたいところですが、
おとといの気温は27度と高く、フツーならベスト更新は諦めます。

外気温が1度上昇すれば1馬力下がるとも言われています。

タイヤもタレます。

だから業界では、もうシーズンは終わったことになります。

タイムありきだとそうなりますが、技術の向上と言う観点ではまだイケます。

それを見事に具現化してくれました。

それにしてもPさんは外から見ていてもホントに上手になりました。

で、M田様です。

前回は、まずはブレーキの意識を正確に認識することからでした。

一本走った後に、ホームストレートの横っちょで2人で確認です。

M田さん、どこでブレーキ踏んでいますか?

と弊社がお尋ねしましたところ、M田さんがこのあたりって指差した地点と
実際のブレーキ開始地点がかなり違いました。

この正確な認識と意識改革が最初の一歩です。

もっと行きましょう!!

って焚きつけましたが、

じゃあ、後ろから追っかけます

CIVICtypeRやFDと絡んだりしたので、わかりやすいところを
抽出してみました。

弊社製ではありませんがAPのブレーキは付いています。

M田さんのタイヤは71Rの275/35-19です。

1コーナーと最終のブレーキで追いついてしまいます。

まずは止まるブレーキにもっと磨きをかけて減速Gを上げることで、
今、律速段階となっているドライビングスキルの壁を1枚破ります。

PさんもM田さんもとても熱心なので、僭越ながら指導させて頂く弊社にも
熱が入ってしまいます。

イメージトレーニングってとても大事です。

このイメージを持って次回にはもっとスキルアップを目指します。