やっぱり弊社は開発ネタが大事です。
今日は、
エアクリーナーボックス
インダクションボックス
6連スロットル
です。
まず、フツーだったら純正のエアクリーナー準拠の製品を作りますね。
お手軽だから。
お手軽 = 価格もそこそこ
だから、きっと売れると思います。
でも、うまくいかないんですね。
純正が良くできているから。
エアクリーナーに限らず、お客様の車両で、せっかく付いている部品を
純正に戻させて頂いたり、純正に戻すご提言をさせて頂いたり。
もう何十回と経験させて頂きました。
その都度、
あ~、純正の方がイイですね
ってなります。
おハナシをお伺い致しますと、お客様も、そうじゃないかな~~~って、
うすうすは感じていらっしゃったそうです。
弊社がそんな製品を出したら・・・。
2014年1月に、弊社製ドライカーボンインダクションボックスに、
6連ファンネルの試作が完成致しました、ってネタをアップしました。
それはそれで反響は大きかったです。
GPP(トラストのアメリカ支社)から、ターボ用に発注ももらいました。
R35用を作って欲しいと、何件もメールを頂戴致しました。
そのまま販売しても、最初は売れたと思います。
で、しばらくしたら、みんカラや2chでボロカスに叩かれる・・・、と。
値段の割には大したことネェ
って。
そのくらい空気の流れは難しいんです。
で、開発費に数百万かけたドライカーボンインダクションボックス、
作り直しています。
ドライカーボンインダクションボックスだけ作っても、最高の性能を
得ることはできないと判断したからです。
やっぱりこうして世界を回っていると、スゲーことするヤツいるモンです。
以前に紹介させて頂いたことがあるAlphaRomeoの6連スロットル。
S2000やMAZDAのロードスターなんか、百花繚乱です。
4連や6連スロットルを作っても、インダクションボックスまでは
凝ったモノを作らないから、もったいないな~、と感じてしまいます。
作らないんじゃなくて作れないんですね。
作れないどころか、重要性すら気がついていないです。
以前に、弊社デモカーのNAロードスターにAE101の4連スロットルを
装着して、その後、弊社インダクションボックスを初めて搭載しました。
もう、7、8年前ですね。
当時は、効果の大きさに驚いたモンです。
あの頃よりは、遙かに知識や引き出しは増えました。
今日、こっちのとあるメーカーから、こんな試作を紹介されました。
ツッ込み所、満載です。
これじゃあ・・・・。
弊社の技術の方がずっと進んでいるようです。
420RSRには、必須のテクノロジーです。
そこまでヤル!!??
じゃなければ、弊社ではありません。