時間はかかっていますが、確実に製品が完成しています。
思えば、
こんなんが欲しい
から始まって、そりゃあ遠い道のりで時間もかかりました。
どうせ作るならやはり世界最高峰品質です。
翼断面形状の選定からダウンフォースの計算まで、実際に作り始める前に
とてもテマヒマを掛けてきました。
で、プロトタイプの翼断面形状が完成したのって3年前です。
確か鈴鹿だったかで、SuperGTの500の車両のリアウイングが
ダウンフォースに絶えられずに、バキって折れたのを見ました。
こりゃあ1ランク上の強度が必要だな、って強度計算もやり直しました。
で、プロトタイプをまたまた作り直し。
そりゃあ仕様変更と試算の連続でした。
でも、イイ物を作るために他の方法を弊社は知りません
カネも莫大にかかりましたし、時間も膨大にかかりました。
これまた現物もご覧下さることなく、価格もお知らせすること無いのに
オーダーを頂戴したチャレンジャーなお得意様達を唸らせなくては、
ただただその一心で意地になってやり続けたモノがやっと完成です。
ず~~~っとお待ちになっていらっしゃるお得意様、もう少しです。
あと耐久試験だけです。
画像では、ドライカーボン(松)ですが、先日もご案内させて頂いたように
ウェットカーボンと珍しくFRPもラインアップしています。
意外とFRPもアリなんですよね。
以前にもご紹介させて頂いたCentral様のお客様の車両です。
この塗り分けが見事なので田倉店長に許可を頂戴しまして、こんなカンジで
フロントアンダーウイングを塗り分けるってのもアリだと思います。