Z34、V36、デフオイルクーラーキットネタ、その35

今月に入っても、弊社デフオイルクーラーキット目白押しです。

デフオイルクーラー無ぇと走れねぇよ  (」`o´)」

とお待ちになっていらっしゃるお客様のために、今日も作業です。

Z34は、もう一般販売OKです。

十分にテスト、検証を重ねて結果が出ました。

思えば、何回、仕様変更を重ねただろうか?

冷えるオイルクーラーなんてカンタンです。

じゃあサッサとヤレよ!!

ところが、そこがなかなか大変なんです。

初期の頃の数回の仕様変更は、マフラーに泣かされました。

弊社のマフラーで冷却ダクトを作っちゃったモンだから、マフラーによっては
付かないことも多々、ありました。

フツーだったら、

あ、付かないっすねー

で、終わりです。

そんなことを弊社が言っちゃあ終わりですよ。

で、クーラーコアシュラウド、4種類も作っちゃいました (TT)

型代だけで、思いっきり赤字です(´ヘ`;)

次に悩んだのが、作業性、整備性です。

デフの下側のドレンから吸って、上の給油口から冷えたオイルを戻す。

性能的にはモンダイは無い上に、取り付け工賃も安く上がります。

ところが、デフオイル交換がエラいメンドくさい。

で、作業性や効率のアップを目指して、デフの上にリターンを新設しました。

性能的には、そっちの方がイイに決まっているんです。

でも、デフを降ろすので工賃は高めになってしまいます。

お客様サーベイランスをしたところ、やはり高性能がご所望とのことでした。

安さ求めて、サーキットコンセプトに行かねぇし

さらなる仕様変更も目白押しでした。

弊社が採用しているアメリカ製のデフオイルクーラーポンプ、大容量です。

以前にもチョロっと言及させて頂きましたが、割と多くのお客様が
使っていらっしゃる某社の小型のデフオイルクーラーポンプ。

弊社的には使いモノにならなかったです。

オイルクーラー、冷えなきゃ意味無いです。

取り付けることが目的ではありません。

弊社取り扱いのポンプ、大容量なのでそれなりの電気を食います。

そうなると、それ相応の電源の確保が必要です。

で、電源の効率的な取り回し、やはり仕様変更を重ねました。

さらには、弊社の初期型デフオイルクーラーキット、手動でした。

温度が上がったら、SW入れて下さい、でした。

不評でした。

弊社は経験があるので、それがフツーだと思っていました。

でも、お客様にとっては

温度が上がるっていつだよ (#`Д´)凸

でした。

で、自動にしました。

アメリカの実績あるモータースポーツ用メーカーのサーモスイッチです。

デフオイルクーラーのオート化、とても評判が良かったです。

デバイスが1個増えると、その回りの配線も増えます。

そうやって、どんどん仕様変更を重ねました。

やっと、やっと完成型です。

製品の詳細は、また後日、紹介させて下さい。