最高の費用対効果を常に追求する、ネタ

コレ、直接に目にした人は少ないとは思いますが、VVEL機構です。

vvel

インテークのカムシャフトですね。

日産純正部品です。

コイツを弊社で作っちゃったんです。

でも1作目、失敗しました。

そんなにカンタンだったら、もうとっくにどっからか製品化されています。

NAのメカチューンのキモと言えるインテークのカムシャフトです。

で、現在、鋭意製作中のS15シルビアのSR20と言うEGで、
メカチューンの定石を再検証しています。

まず、どうせNAメカチューンと言うモノに手を出すなら、最低でも

ピストン

コンロッド

INカムシャフト

EXカムシャフト

これだけは必要です。

ナニか一つでも抜けると効果がずっと低くなるのと、トータルバランスが
崩れてしまうので、この4つは最低限と考えます。

必要なだけであって、充分ではありません。

ただ、闇雲にイロイロと手を出してもイイ結果に繋がらないことも多いので
まずは、必要最低限の4点セットで組んでみようと画策中です。

これだって学ぶ事ってとてもいっぱいあるんですよ。

WPCがイイのか、それともDLCか? はたまたどっちも要らないのか?

いろんなことを耳にします。

某D1トップチームのEGを作っているK君によると、DLCは持ちが悪く
早くはがれてしまうようだ、と言う見解でしたし、86BRZのレースで
チャンピオン車両を手がけるA氏によると、WPCすら要らないそうです。

勉強や研究を重ね、有識者やエキスパート達から貴重なご意見を頂戴して、
自分で書くのも憚られるハナシですが、とてもとても成長してきました。

ナニか上があるハズだの精神は健在でした。

やはりそこはCircuitConceptです。

一つ一つ理論的に、実践検証を重ねていきます。

S15シルビアにおカネをかけられないので、敢えて安くやってみます。

安いからこそ、壊れてもイイんです。

それが弊社の血となり肉となりますから。

根が凝り性なモンですから、まずはこんなモンから作りました。

ネットを探して360度分度器の高精細画像をダウンロード。

A3の紙にプリント。

360deg

ステンレスの板を切り出して貼り付ける。

直径30センチの360度分度器を作りました。

NASCARのEGを作っているレースコンストラクターで見たものは
直径が1mくらいありました。

デカけりゃデカいほど、精度が上がるからです。

エキサイティングなEGを作るためには、攻めた事も必要になります。

安パイでEGを作っても、凡庸な結果しか待っていません。

それでもう一回イチから基本に立ち返って、正確なデータを自社で収集です。

既存の全ての常識を、いったん疑ってみます。

自社でキチンと検証して

コレは効果がある

アレは効果か低い

を蓄積していくことによって、お客様に費用対効果を正確にお伝えできます。

カネばっかかかっちゃって全然良くネェよ ┐(-。ー;)┌

が、とかくありがちですから、お客様の立場に立ち返って弊社なりの
正確で適切なご提言を続けていきたいと考えます。

あ、ソレいらないです

を自信を持ってお伝えしていきたいです。

Z34,V36のスペシャリストとして、です。