FACOMとHAZETのおかげで助かった、ネタ

今日はK野様の車両に、女王蜂の取り付けでした。

弊社の女王蜂、つまりエキゾーストマニフォールド、スポーツ触媒は
通常に流通している製品よりも太くて軽いんです。

太いと言うことは、取り付けがそりゃあタイヘンです。

知恵の輪状態ですが、もう何十本とやっているのでさすがに慣れました。

いくら慣れてもタイヘンなのが純正の取り外しです。

純正のエキマニを留めているボルト、片側6本の計12本。

セルフロックナットって言うヤツで、ゆるめても外すまでひたすらひたすら
力を加えないと外れないヤツです

運転席側は割とラクなんですが、助手席側がタイヘンです。

エアコンの配管やヒーターホースがガッツリ通っています。

工具が入りにくいし、力が入りにくいし、かなりやりづらいです。

それでも、このセルフロックナット、なぜか全く錆びていないんです。

磁石にくっつくので鉄ベースなんでしょうが、ともかく表面処理がイイのか
劣化がほとんどしていないので、コレがセルフロックナットじゃなければ
言うことがないほどサイコーなんですけどね。

それ以前に、純正のエキマニを覆っている遮熱板を固定しているボルト、
コイツがクセモノでして、走行が10,000Km程度でもうダメです。

片側3本で計6本、大体どれかが熱で固着して外れなくなっています。

お預かりしてすぐに556をかけて1日置いても、ダメな時はダメです。

ダメってどゆこと?

外れないんです。

だからヘシ折るしか方法がありません。

bolt

ボルトをヘシ折るから、外すよりも数倍の力と労力が必要です。

マフラーのセンターピースを外して、触媒のボルトをヘシ折って、
遮熱板のボルトをヘシ折って、セルフロックナットを12本外す。

握力無くなりました (TT)

生きているのが小指だけです。

改めてご紹介させて頂きたいですが、ヘシ折るためにはそれ相応の工具が必要です。

こんなことやってるショップさん、世界中にいくらでもあると思います。

ナメちゃったらタイヘンなので、工具には人一倍こだわっています。

技術レベルも、もっと上げなければ、です。

修行が足りネェな~~。