弊社のお客様が安心して踏み抜けるリアの作り方ネタ、その3

何なんだ? 昨日の気温の高低差!!

昼間が20度で、夕方には8度。

高低差がありすぎて、耳がキ~~ンってなりました。

お客様の車両を手がけながら、開発も進んでいます。

遅いですケド・・・・。

で、昨日の5.5度のおハナシです。

前から見たリアサスの図です。

upperangle1

赤い部分が車体のスプリングアッパー取り付け部です。

ちゃんとPhotoshopで5.5度、傾けてあります。

青いい部分がロワーリンクで、スプリングのロワーシートにあたります。

上の状態は、ちょうど1Gの静止状態でロワーリンクが水平を想定しました。

この状態だと、リアのスプリングの荷重軸が曲がっちゃってんですね。

これがどのように悪さをするのかもわからないですし、悪さをするとして、
どのくらい影響があるのか? と言うのも未知数です。

昨日ご紹介させて頂きましたように、メーカーが莫大な開発費をかけて
アッパーシートを5.5度傾斜させているというのは、大きな意味で
フルバンプ時にロワーリンクが持ち上がると、こういう状態になります。

upperangle2

どう言うときにこの状態になるのかと言いますと、

コーナーリング時の外側

です。

コーナーリング時ってのが大事で、つまり外側のタイヤが踏ん張っている時、
アームの状態とスプリングの状態が、図のようになっていると言うことです。

こう言うことをメーカーは100も承知ってことですね。

ま、ここまでがノーガキです。

ここからが検証です。

先日ご紹介したTorsionRelieseBearingは有効?

それともPerchの方が効くのか?

いっそピロ化?

おカネのかかるハナシです。

投資に見合った効果が得られなければ、弊社にとってはお蔵入りです。

もっと大事で確実に効くことがありますが、それも追って紹介します。