で、次にはピストンです。
コレまた取りあえずはアメリカ製の安いピストン。
安モノなんて書くと怒られちゃいそうですがやっぱりドイツ製のMAHLEと
比較しちゃうと2ランクも3ランクも落ちる、そんな印象です。
安いって言ってもこの円安ですから10万くらいします。
ま、最初はそんなんでもイイんです。
そんなに湯水のようにNCにカネかけたところで・・・・・
やはりコスト意識はとてもとても大事だと弊社では考えています。
せっかくモータースポーツでご縁があったお客さまに最大限のコスパで
できるだけのパフォーマンスでお返ししたいって弊社では考えています。
先日も紹介しましたが純正のボアは87.5mmで圧縮比が10.8の2L。
上のアメリカ製のピストンはボアが89mmで2,067cc。
クランクシャフトが純正でボアアップだとそんなモンです。
圧縮比も最初は安パイの11。
いきなり13なんて攻めたピストン作ってもノッキングしまくりではせっかく
作ったEGがパーです。
今回はOHが主眼なので耐久性と安定性重視です。
それでも昨日ご紹介した272/264のカムと組み合わせれば実馬力で
200は超えると企んではいます。
16万キロオーバーで筑波の裏ストレートではマーチとトントンだったのが
激変するハズです。