ナントカ治しました、ネタ

U田さまのZ34をお納めさせて頂いてU田さまは岡山を走られたとのことです。

走られたと言ってもわずか5周で終了とのことでした。

PSフルードが吹きまくったとのことです。

ココでまとめてみましょう。

Z34V36を純正状態で手に入れたとします。

RZ34も一緒にケーススタディして行きます。

ちょっとサーキットでも走ってみようかな、からイロイロ始まります。

純正状態でサーキットに行く人なんかおらんやろ、って思うでしょ。

それがね~~、ちょくちょくいらっしゃるんですよ。

ご本人曰く

ちょっと体験の意味で軽く走るつもりでした

その自己判断がアリ地獄の入り口ってハナシは何回もしてきたので改めて違った角度でケーススタディをしていきたいと想います。

で、純正状態のZ34V36、そしてRZ34でサーキットを走るとナニが起きるか

富士の本コースなんて1周で終わりでしょう。

筑波の本コースあたりがわかりやすいカナ

コースインして1コーナー曲がったら1ヘア、2ヘア、裏ストレート、そしてホームストレートでフルブレーキング。

軽く走るったってソコはサーキットです。

初心者だって0,8Gくらいは出るでしょう。

そうなると純正状態のブレーキなんて2周もすれば終了です。

ソコで、パッドとフルードを交換するとします。

高いパッドなんか入れちゃダメですよ。

おカネをドブに捨てるようなモンです。

でも騙されちゃう人、いっぱいいるんですよ。

このパッドとフルードで筑波の本コース30分ラクショーだよってね。

そりゃ筑波の本コース30分ラクショーってパッドはありますよ。

ただ、そのパッドを入れても筑波の本コース30分は残念ながら走れません。

しかもそんなパッド、かなり高いです。

ブレーキのせいで今まで2周で終わっていたのにとりあえずソコをクリアすると今度はEGオイルの温度、水温が見たこと無いようなウナギ上りで上がっていきます。

軽く走ったとしても5周でしょうね。

だから高~~いパッドがムダになるんです。

さて、次にEGオイルクーラーと水温対策です。

ココがまず最初の大きな分岐点です。

安モノのEGオイルクーラーだと30分もちません。

具体例を書くとタイヘンなことになるのでヤめときますが10周程度で130度になっちゃうEGオイルクーラー、弊社でもう何基も取り外しましたから。

水温だってキチンと純正の電動ファンをコントロールできるECUなら余計なことしなくてもOKです。

で、高性能なEGオイルクーラーとキチンとした水温対策をすればやっと、筑波の本コースを走れるか、と思いきや今度はデフオイルが吹きます。PSフルードも吹きます。

もうイヤ いなっちゃいますよね。

でもサーキットを走ると言うことはそう言うことです。

Z34V36に限ったハナシじゃありません。