壊してから初めて痛感する一歩攻めたメインテナンスの重要さネタ、その5

そう言えばPSフルードがありましたね。

もれなく吹くでおなじみのZ34V36のPSフルードです。

メーカーもそんなことは重々承知で純正でPSFクーラーは付いています。

ところがです。

純正PSFクーラーの容量が全然足りないんです

サーキットなんか走ろうモンならエラいことになることはもはや有名事実。

ストリートオンリーでもちょっと元気よく峠道なんか走ろうモンなら・・・・

ま、ボンネット開けてPSFのタンク周りをご覧になれば一目瞭然です。

フルードが吹くってことは沸騰しているって証拠です。

何回もココで書いていますが正解はキチンと冷やすことです。

沸点が高くて吹かないって言われるフルードが正解ではありません。

コレまた何回も書きましたが沸点が高くてフルードが吹かなくてもPS周りの
機構的なパーツは高温にさらされ続けるんです。

その結果、こうなります。

 

 

繰り返しになりますが沸点が高くて吹かないって言われるフルードを入れても
PSのラックやPSフルードポンプは高温にさらされて結局はこうなります。

せっかく絶滅してしまうだろう大排気量NAを長くイイ状態でお乗り続け
たいってお考えでしたら一般の整備工場やディーラーさんではあんまり
見てくれないところにまで気を配る必要はあると考えています。