もう早速、次の中国訪問の段取りをしないと、ネタ

帰りました。

マズい。

確実に3Kgは太った。

今回も大車輪でした。

深圳のメーカーさんだけでなく重慶、成都からも技術者とマネージャーが
来て下さったんです。

元々は台湾のAMPAで知り合ったメーカーさんです。

で、その技術者とマネージャー、どう見ても20代半ば。

もっと驚いたのがお二人とも女性です。

こういうことで驚いちゃうのが日本人なのかもしれませんね。

アレ? ちょっとナメられた? って感じちゃいましたから。

ところがです。

この若き女性の技術者さん、ヒジョ〜〜に優秀でした。

ビックリするくらい優秀でした。

事前に弊社がこんなことをやってる、こんなことがやりたいってザックリと
伝えてありました。

女性技術者さんはそれを3Dプリンターで試作を起こしてきてくれて
それを元に細かい仕様変更までご提示下さいました。

更に驚いたことには弊社が事前に提出してあった計算書や強度検討書に
赤ペンが数ヶ所入っていて、ココの計算ミスってました、とか、ココの
応力分散をこう変更すればこんなに肉は要らなくなるので9%くらい
軽量化になる、とか。

さらにさらに、もうそんな表面処理は時代遅れで中国ではどこも
やっていない、最新のテクノロジーはこうこうこんなんで深度が
これだけ入るようになったから硬度もこれだけ上がる。

だからココはさらに肉を薄くできる。

女性技術者さん目の前でササッと応力微分方程式を書いて重積分を解いていく。

近似があるので最後にはiPhoneの関数電卓で計算すると、あ、ホントだ。

もう衝撃の連続でした。

エ゛っ、一体オレは誰と喋ってんだ???

30年以上前に大学の研究室で指導教授にダメ出しされて以来だ。

ちょっとナメられた? なんて感じた自分が恥ずかしい・・・・

こんなに仕事がデキる女性に初めて出会いました。

恐るべし中国・・・・・

写真撮りまくりましたけどそれこそナイショです。

弊社のとても大きな財産ですから。

何回もココで書いていますが日本の技術が優れているって信じているのは
日本人だけ、それをまたまた骨身に沁みさせられました。

かなり勉強しないと、かなり努力をしないとこんな領域には達しないと
強く感じます。

しかも20代半ば、で。

とてもイイ出会いでした。

もちろん弊社の製品はさらに進化します。

それでいて価格は据え置きですから。

こんな時代に品質を上げて価格が据え置きですよ。