調律と言う名のチューニングネタ、ECU編、その2

弊社のフロントバンパーに弊社の軽量リインフォースの組み合わせ、
水温対策としては充分な程のパフォーマンスです。

さらに弊社のボンネットが加わると無敵です。

そうなるように作りましたから。

ところでコイツです。

watertempindicator

全てのグレードを検証したワケではありませんが、

冷間時にEGスタートして56度で1ポッチ動きます。

なぜか58度で2ポッチ、63度で3ポッチ。

エラく刻むな・・・。

じゃ、高温側では?

そっちの方が大切だと思うんですケド。

結論から申し上げますと、高温側は全く役に立っておりません。

お客様の車両の中には、ちょっと水温アブねぇなって車両もあります。

verNISMOバンパーにフロントマウントのEGオイルクーラー
この組み合わせだと、水温の上がり方が最も顕著です。

純正のECU信号で水温データをモニタリングしてみると、
108℃まで水温が上がることがあります。

verNISMOのバンパーのお客様、水温計あった方がイイですよ。

で、純正の電動ファンの関連マップから

101,103,105

と言う数値を見つけました。

これを実車で検証してみました。

純正のECU信号で水温データでは、102℃でファンが回り始めて
ヒステリシスは5℃らしく、97℃で止まることを確認できました。

高負荷時では、特に純正パンパーは水温が下がりきらないので
電動ファンが回っても、水温が上がります。

弊社の試乗車では、開口部が大きいフロントバンパーとリインフォースと
ボンネットの組み合わせで、走行時はすぐに水温は下がります。

水温が101℃になると、純正ECUは電動ファンをLowモードで
回転させるようにできているみたいです。

それが下がりきらないと、103℃でMidモード、105℃でHi、
つまり、水温が105℃になって2個ある電動ファンがやっと全開です。

それでも純正のコイツはナニも起きません。

watertempindicator

で、弊社のECUでは、電動ファンを

Low  98℃
Mid 100℃
Hi  102℃

にしてあります。

ヒステリシスは純正のまま5℃にしてあります。

これは絶対アリの機能だと思います。