閑話休題ってワケじゃありませんが日産のライトバンについて語ってみようと想いましたネタ、その5

案の定と言いますかこんなネタを書いているとオレのクルマどうなってんだよ
って攻勢の日々です。

もちろんお客さまのクルマをほったらかしにしてADバンの開発をしている
ワケではありません。

やってるところじゃないです。

女王蜂、MT脱着、デフ脱着が続くココんところでもう手の握力が無くなって
くるほど頑張っています。

VR30のピストンとコンロッドそしてクランクの設計思想はともかく
レスポンスは捨ててひたすら頑丈であることです。

2Kくらいの過給圧くらいなら問題ないくらいのピストンとコンロッドが
必要です。

ブロック剛性が全くの未知数ですが頑丈なピストンやコンロッドで800から
900馬力くらいは見込めるように設計しております。

さて、やっとADバンのハナシです。

まずVQ37、VR30みたいにおカネがかけられないそこからのスタートに
なります。

やっぱり適正価格ってモノがありますからね。

NBロードスターターボ、弊社製のQuantumアシやAPブレーキキット
今までに1台分しか売れません。

ウワハハハハハハハハハ

そんなもんです。

370RS、390RSはおかげさまで20基を超えました。

お客様にはご満足を頂戴しております。

適正価格の中でADバンのエンジンがどこまでできるかっていうのも新たな
試みです。

サーキットガンガンって言うわけではないので高回転のパワーを求めても
仕方ありません。

2,000~4,000rpmの常用回転数のトルクを最も重要視したいですが
やはり気持ちいいフケ上がり捨てきれません。

やはりここはピストンもコンロッドも軽量化にこだわります。

難しいのは圧縮比です。

純正で10.2の圧縮比を11、12と上げていきゃ馬力やトルクが上がるのは
わかりきっています。

でも車格を考えるとレギュラーガソリンは捨て切れないので圧縮比を上げる
ことができないんです。

う~~~ん、悩ましい。

やはりキモはクランクシャフトかな~~~。