アメリカで買ってきたハイパコを分類、検品しています。
超、重かったです。
1,100Lbs/inch (19.61Kg/mm)
1,200Lbs/inch (21.40Kg/mm)
1,300Lbs/inch (23.18Kg/mm)
1,400Lbs/inch (24.96Kg/mm)
約20Kから25Kまで細かくラインアップしてあることにはもちろん
キチンと理由があります。
これにセカンドスプリングやヘルパースプリングもあるんです。
こんなにラインアップするってことは在庫管理を含めてモノすげぇ手間です。
でも、以前にも書きましたが弊社のアシってオートクチュールです。
お客様の数だけ仕様があると言っても過言ではありません。
カンタンですよ。
メインが4種類あります。
例えばセカンドが3種類、ヘルパーが2種類だったとしても全部で24種、
これにQuantumの減衰特性が今のところ4種類ですから計128種。
理論上ではコレだけあるんです。
こんなことやってんの世界中で弊社だけです。
多分。。。。。
でも、ナニも好き好んで数を増やすことが目的ではありません。
例えばサーキットには全く行かないストリートオンリーでも、乗り心地重視の
通勤快速仕様、ゴルフエクスプレス仕様とサーキットには行かないけどタマに
峠は楽しみたいってお客様には仕様が異なります。
もっと書くとフロントタイヤが純正の245のままなのか? それとも
265や275にしてあるのか?
それだって同じセットでイイわけがありませんね。
さて、モンダイのサーキットです。
どうしても数値が大きい方がエラいってとらえられがちです。
でも確実にココでも適正値が存在すると弊社では考えています。
まずは1,200Lbs/inch (21.40Kg/mm) でスタートです。
いつもココで書いています。
弊社がご提供するクルマ造りとドライバー側の運転技術というバランスを
いかに高度に昇華させるか? ってことに弊社はいつも腐心しています。
曲がんないアシでいくら練習してもタイヤとガソリンとブレーキと時間と・・
いたずらに消費するだけです。
まずはキチンとフロントに荷重をかけて曲げられることを学んで欲しいので
柔らかめ、とは言っても21.40Kg/mmスタートですから他社さんの
ツルシと比較すると硬い方です。
その弊社で言うところの柔らかめのスプリングでしっかり荷重をかけて
曲げることができるようになれば1ランクスプリングを上げればイイと
弊社では考えています。
ショートコースをご一緒して拝見させて頂いて、あ、もうこりゃ1ランク
ステップアップした方がイイな、って弊社が感じるとアシの仕様を変更し
次のステージに上って欲しいってそんなカンジです。
レベルが上がってくると曲がりやすいだけのアシではダメなんですね。
何名かのメンバー、仕様変更を予定しています。
さ~~~もっと感動してもらいましょう!!!