機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その11

弊社が富士や鈴鹿のショートコース、タカタ等で練習会を催しているのには
もちろん確固たる理由がいくつもあります。

だからこんなにたくさんやっているし多くのメンバーがその理念にご賛同
下さってチームメンバーも増えてきました。

で、ショートコースで開催する理由の一つにクルマの動きを見極めやすい
ってのがあります。

筑波の本コースはリスクが高いです

鈴鹿や富士の本コースじゃムリです

ムリって書くと語弊がありそうですがショートコースならモノの2,3周
つまり1、2分で充分にわかります。

本コースだとクルマの動きを見極めるのにナニがどう向いていないか?
ってのはまた改めて書きますが早いハナシがショートコースでできない
ことを本コースでやろうったってムリってことを弊社は主張しています。

富士や鈴鹿のショートコースの1コーナーの突っ込みでブレーキが判ります。

ドッカンブレーキを弊社が推奨して多くのチームメンバーがドカンドカンと
思いっ切りブレーキを踏んで減速Gを飛躍的に伸ばす事に成功してきました。

Federalレベルのタイヤで練習する意味は大きいです。

ロックがわかりやすいからです。

052や12Dだとナニも起きないで止まっちゃうことが多いのでまずは
Federalレベルのタイヤでロックから学ぶことが多いです。

ソフト面、つまり運転技術で言えば踏み方をイロイロ試すことでロック
ギリギリの踏み方にも気が付くでしょうしロックしてもリリースする
技術も会得できると思います。

コレ、一般公道でもとても強力な技術です

さて、ハード面、つまりクルマ側のハナシです。

何回も書いてきましたがコントロール性の悪いブレーキ、前後バランスの
悪いブレーキってのがあります。

しかもかなりあります。

これまた富士や鈴鹿のショートコースの1コーナーの突っ込みで判ります。

弊社の練習会で大きな利点の一つに多くのチームメンバーと一緒に走れる
ことであの人にできることが自分にできないが鮮明になります。

そのできない点がハード面なのかソフト面なのか、はたまた両方なのか?

その見極めは弊社が責任持ってご提言させて頂いております。

で、キチンとしたクルマのセットと努力という名の運転技術の向上を
遂げて車速を落とすこと無くクリップに安定してつけるようになると
次に迎え撃ってくるのがコイツです。

 

 

ほぼ100%の人が経験していると思います。