律速段階と言う観点からデフマウントを語ってみよっとネタ、その4

何名様かのお得意様からかお問い合わせのあったこの線。

diffmounts

それにしても弊社のお得意様たちの探究心、情報収集能力には改めて
感服しておりますしそれと同時に1ミリでもテキトーなことやウソや
欺瞞なんか書けば、いともカンタンに見ぬかれてしまうということを
キモに命じなくてはなりません。

ま、そんなことやらないですケド・・・・。

Z34V36のお得意様で、もう5年どころか10年のお付き合いを
させて頂いているパターンも増えてきています。

信用を築くのってとても時間がかかりますが失うのは一瞬です

で、上の線のハナシです。

まず右側の純正のデフマウントブッシュです。

ゴムを包む外側の金属は鉄のプレス材のようです。

剛性だってそんなに無いので油圧プレスでムニュ~~って圧入していくと
プレス材がヒン曲がってデフケースに入っていきます。

それが弊社製のデフマウントだと外側の金属はわざわざイチから削りで
作っているのでヒン曲がって入っていくようにことにはなりません。

で、油圧プレスで圧入していく時に最初にナナメっちゃうとソコから先が
とてもタイヘンなことになるんです。

弊社自身でも初期の頃はかなり吠えヅラをかいたモンです。

今や遠方のお客様が弊社の製品を地元のショップさんやディーラーさんで
お取り付けすることも少なく無くなってきました。

そんな時にあんだよコレ~~付かねぇじゃん (`Д´)凸 ってなっては
お客様に肩身の狭い想いをさせてしまうことにもなりかねません。

っつ~~ことで指でスッて直角に入って行く部分とプレスで柔らかく
入って行く部分、最後にガッツリ入って行く部分の3層に分けて
担当してくださったメカニックさんにコレ良くできてるね~~~
って言われるとお客様も安堵の瞬間だと思います。

イチから開発している弊社ならではの発想です。