上質な乗り味ってどうやったら伝わるんだろう??ネタ、その1

最近は日も長くなりましたし暖かくもなりましたので仕事日和ではあります。

相変わらずの日常です。

お客様の車両をこなして納車引き取りをしてさらにはZ34の開発、そして
それからやっとNBロードスターをコツコツやっています。

nbquantum

何回もココで書いていますがNBロードスターは実験には最適です。

MAZDAが走りにこだわった車体です。

車体だけ・・・・。

あのGR4だって1,280Kgもあるらしい。

Vitzなのに・・・。

ピッタリ1tのNBロードスターです。

900KgくらいにはしたいですけどZ34ほど開発費を投入できないので
ある意味、難しいっちゃあ難しいです。

それでもFDやS2000と同じようなサスペンション構造です。

こうやるとあんな動きになるんじゃないの?って弊社が最も得意とする
工学的な見地を検証するには最適なんですね。

以前は外注に任せっきりだったアシも世界のスペシャリストの協力のもと
完全に自社開発そして自社でテストすることで以前には見えなかったこと
弊社ではできなかったことをガンガン具現化できるようになりました。

絵にかいたような正常進化です。

何回もココで書いていますがまずは工学的な仮説です。

なんとなく車高を下げてみようとかなんとなくバネを換えてみようとか
そんなことは弊社でやりません。

そんなことをやったって無限に近い組合せから正解を得ることなんて
不可能に近いって弊社では考えています。

おもしろいですよ、バネレートを上げたからって必ずしも乗り心地が
悪くなるワケではありませんから。

これだけ試すことによって初めて見えたモノがありました。

Qrate