スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その1

昨日、初走行のK野様、それはそれは楽しんで下さいましてとても
嬉しそうでした。

それと同時に次の課題も明らかになりました。

楽しむと言うのは最も大事な要因だと弊社は何度も書いてきました。

おカネをかけて時間もかけて修行だと長続きは難しいです。

ともかく楽しんでもらえることが何よりの優先課題なんですがやっぱり
楽しい楽しいだけではダメなんです。

進歩がありませんから。

昨日もK野様の車両でちょっと試させてもらったことがあります。

お客様の車両で試させてもらうんです。

そりゃあ理論的な裏付けは必ずあります

K野様も2本目の変化にとてもご満足のようで安堵のひと時です。

弊社のサスペンション、進化し続けています。

コレでイイは進化を止めてしまうということも学びました。

もっとやりたいことってあるんです。

コレ、NBロードスターのクロスバーってヤツです。

fcrossbar1

Z34で言うところのダイアグブレースバーみたいなモンです。

やっぱり車体のMAZDAです、Z34の純正ダイアグブレースバーより
考えられています。

リアは整備書によると2種あるんですね。

nbcrossbar

弊社のNBはATなので左です。

っつ~ことは右はもっと強力ってことですね。

ネジレ剛性に効きそげです。

ところがですね、一番上の画像のバー1本だけでも700gあります。

fcrossbar2

これがフロント、リアをあわせて8本相当あります。

こんなタダの鉄のオーバルパイプをツブしただけのバーです。

さらには取り付けボルトが1本46gもあります。

mazdabolt

これが合計10本必要でざっと460g。

トータルで6Kgオーバーです。

コイツを3Kgにはしたいですね。

Z34なら、もっとコストがかけられるんですがソコはNBです。

そんなに高級素材を惜しみなく投入できません。

ある意味Z34よりも難しいカモ? です。

スーパーハンドリングマシンをNBロードスターturboで達成して
Z34V36にフィードバックできる日が待ち遠しいです。

調律という名のチューニング、それをお客様と一緒に実証する場だと弊社は考えますネタ

今朝の富士山です。

fsw

そもそも論ですがナニしにサーキットに来るの? ってハナシです。

フツーなら前日に準備して当日はタイムが出たらバンザーイ、出なかったら
ガッカリってのがほとんどだとは感じていますが弊社はやはり違うんです。

何回も書きますがタイム追求を否定するワケではありませんよ。

弊社では既存とは違うスタイルってだけのハナシです。

安全に楽しく走行を楽しんで欲しい

ホントそれだけです。

運転技術が向上すればその結果として必ずタイムは付いてきます。

ウデのチューニングってヤツです。

そのために重要な車体のセットを弊社が担当している、ただそれだけです。

いくら優れたパーツでもそのセットが正しくなかったり甘かったりすれば
本来が持つ性能を発揮することはできないですしいつもココで書いている
お客様を感動させることなんて程遠いと弊社は感じています。

特に弊社のアシをご装着下さったお客様には常にイイ状態で走って欲しいので
機会があればこうやって調律をさせて頂いております。

先日に弊社でアシをお取り付け下さったK野様の車両をセットしました。

fshort

まさに調律という名のチューニングです。

お客様が1本走って弊社が観察してお客様の走りに合わせてセットします。

そう言えば今回もお隣のEVO5?7?の男性が話しかけてくれました。

走行を終えて楽しそうに談笑するチームサーキットコンセプトにご興味を
お持ちくださったそうです。

Z34ってこんなにヒラリヒラリ軽快に曲がるクルマなんですね

あと、30分クーリング無しでサル走りできることにも驚いていました。

もう壊れてばかりで修理代がかさむEVOを売りたいらしいです。

何かイイクルマ無いかな~~っておっしゃっていたのでZ34をオススメ
しておきました。

あ、純正状態じゃダメだってお伝えするの忘れてました。

ま、いっか。

またお会いできるっしょ。

あ~~ヤヴァいヤヴァいヤヴァいヤヴァいヤヴァいヤヴァい

体調悪りぃです。

ちょっと張り切りすぎだった・・・・ヘ(_ _ヘ)

それでも今日は午前中にF崎様の車両を納めさせていただきまして、
写真撮るのわすれた~~、午後にはI川様の車両を納めさせて頂き
それからNBロードスターをチョコっとやったんですが・・・・・。

ダメだ ヘ(_ _ヘ)

体力無えぇぇぇぇぇ。

I川様の車両だけ撮っておきました。

ik34

また改めてご報告させて頂きたいです。

明日にはI嵐様の車両をお預かり、あさってにはH様の車両をお預かり、
ただひたすらガンバるしかありません。

NBロードスターを改めて真剣に取り組んでいますがやればやるほど
イロイロ課題が出てきます。

nbupper

ロードスターで走っている人ってどうしてんだろ???

なんかスゲぇ良くなりそげな予感がします。

さ、ちょっと休んで富士の準備をしなくては。

こうなったらイチから開発するキモチで全てを見直していますネタ

日本って感染者数が少ないんじゃなかったんですね。

検体数が少なかっただけだったらしい。

そんなこったろ~と。

きっと既に数万人いるんでしょうね。

コレ、Z34のリアショックアブゾーバーです

quantumrear

コイルオーバー化を見越してフルスレッド(全ネジ)です。

これであのツチノコを捨てられる。

リアのコイルオーバー化の詳細はまたをいをい書いていきますが
メリット多いですよ。

何と言ってもツチノコは捨てられるしバネ下も軽くなるしツチノコよりも
ず~~っとセッティングの自由度も広がります。

フロントとリアを弊社では段階的に一つ一つ試していきます。

この手法、とても有効です。

せっかくのイチから開発するんだから細かく寸法を指定して作るんです。

それこそBESPOKEです。

ただココで大きな課題があります。

寸法ってどうやって決めるの ( ゚_゚?)

大きく2つあります。

全長とストローク量。

どっちもとても大事な数値で、2つ両方が正しくないとせっかくの優れた
ショックアブゾーバーの真価も持ち腐れとなってしまいます。

で、まずはこんなカンジのフルスレッドショックアブゾーバーから
試していくんです。

threddedshock

それはそれはた~~いへんですよ。

そんなカンタンに世界最高峰品質ってできっこありませんから。

自分で立てた仮設が実証によって具現化していく様子ってとても楽しいです。

技術者として冥利に尽きる、ってヤツですね

NBロードスターのハナシばかりで申し訳ないとは感じていますがこれも大事な弊社の引き出しの一つなんですネタ

使えるか使えないかって言ったらそりゃあ課題はあるとは思います。

chinaturbine

アメリカのGarrettでホンモノを買うと1,200USDくらい。

日本で買うと25万くらいします。

こう言った商売が儲かるんですよ。

昨日のネタで中国製モノブロックキャリパーが使えねぇってハナシを
書きましたがどう使えないのか? ってハナシです。

もちろん効きますよ。

効きは充分です。

そりゃモノブロックの4ピストンキャリパーですからNBロードスターには
充分すぎるスペックです。

数字上、スペック上では充分なハズなのにナニがダメなのか? です。

それはズバリ、フィーリングです。

思い返せば1991年だったカナ? BNR32GTRで富士を走ったら
一発でブレーキが抜けました。

今なら そりゃそうだろ ヾ(ーー;) ってハナシです。

当時はインターネットもなんも無い時代です。

そこからAPにたどり着くハナシをするととても長くなるので今回は
ヤめときますがそれはそれは紆余曲折を地で走り抜けました。

ブレーキなんて今や世界中で100?いや200以上あるメーカーが
ほとんどモノブロックをリリースしています。

最近の新興勢力はタイなんて古参の方でベトナムやミャンマーなんてのが
台頭してきています。

それこそAP、BREMBOのパクりですよ。

去年のSEMAでもブレーキとタービンは百花繚乱でした。

最先端の工作機械さえあればデキちゃうんですね。

あと10年もすればアフリカ製、南米製あたりのブレーキやタービンが
出てくるんじゃないかって感じています。

フィーリングって最も伝わらない情報のうちの一つです。

数値にも表すことができないですから。

でも弊社では最も重要視する因子のうちの一つでもあります。

とかくタービンなんて馬力が出りゃ結果オーライみたいなトコはあります。

以前にAP1とAP2のハナシをしたことがあります。

さすがHONDAです。

わかっていらっしゃる。

数値がデカい方がエラいみたいな傾向がとても強いこの業界です。

CircuitConceptらしく費用対効果、律速段階に加えて
フィーリングをもっと追求しています。

フィーリングが良くない仕上がりって乗っていて楽しくないですから。

もっと攻める余地ってまだまだ具現化できるんですネタ

八王子、久々の大雪でした。

snow

弊社敷地で積雪15cmくらいです。

コレまた耳タコで申し訳ないと言うキモチですが弊社の強みの一つですが
クルマをトータルバランスで追求できることです。

空力つまり外装、エアロ、EG部品、排気系、ECU、アシ、内装関係、
そしてブレーキを自社で開発、またはプロデュースしているからこそ
トータルで効果を評価できるんです。

Z34V36の弊社ブレーキキットはとても好評でお客様が絶賛下さって
イチからコツコツ開発してきた努力が結実した想いですが、実はですね、
まだ進化を遂げているんです。

コレ、以前にも出てきました弊社のお客様、筑波ランナーのFDの
ブレーキキットに新しく採用するAPRacingキャリパーです。

pro5000

イイのはわかりきっていてもやはり高価です。

感動は安物から得ることは無いとは言いませんがとても難しいです。

中途ハンパにおカネを出してそれなりの製品を取り付けてその結果、
こんなモンだよなってソコソコの満足感で妥協する。

感動なんてモノからは程遠いです。

でもソコソコのおカネは消えてヘタすりゃ純正のほうが良かったカモ?
ってモンモンとさいなまれるような日々がず~~っと待っています。

NBロードスターのネタが続くようですが、一つ一つZ34V36に
フィードバックしていくネタをお待ち下さい。

Z34V36とは違って安価に楽しめる、それでいて割と戦闘力の高い
NBロードスターを目指しながらZ34V36で以前にはできなかった、
もしくは妥協してきたことをもっと具現化するために次から次へと
ネタを試しています。

先日ご紹介した某中国製モノブロックキャリパー、ダメでしたってハナシを
書きました。

雑誌等の影響でモノブロックキャリパーがエラいみたいな風潮はあります。

モノブロックだろうが2ピースだろうが弊社ではど~~でもイイことで
やはり実際に取り付けてコースに出てみると差はとてもわかりやすいです。

改めてAP Racingはスゲ~~や

やっぱりココはケチっちゃダメなトコだって改めて認識できました。

弊社の引き出しがより

で、NBロードスターに改めて選定したキャリパーです。

cp8350

イイのはわかりきっています。

そりゃAPですから。

できるだけ安価に作りたいって命題も早くも崩れかけています。

もっと攻める余地ってまだまだ生み出せるんですネタ

へ~~新型コロナに感染すると嗅覚や味覚が無くなるらしい。

でもフツーの風邪でもそうなるんじゃないの?

イギリスのQuantumに行った時に記念に撮影した写真です。

quantum

BESPOKE

意味はあつらえるって意味です。

ま、一点モノを特注ってヤツです。

アシをイチから開発していて各部の数値を記憶してしまいました。

締め付けトルクもおぼえちゃいました。

以前とは比較にならないほど知識やデータが蓄積してくるとやっぱり
オートクチュール、つまりイチから自由に作りたくなってきます。

ツルシの限界が見えてきます。

スプリングや減衰特性はとても大事ですよ。

でもそれだけじゃハナシになりません。

それをNBロードスターでテストして弊社の仮説を検証しているんですが
とてもいろんな事が見えてきてとても楽しいです。

もっと早くやるんだった。

松田選手のとても貴重なアドバイスにロール剛性がありました。

弊社がずっと追求してきた特性でもありココ開発日記でも課題の一つとして
何回も登場してきましたが松田選手が背中を押して下さったキモチです。

手っ取り早い方法はバネをカタくして減衰を強くすればイイんです。

でも、そんな安直な道をたどったらきっとガッカリしてしまうでしょう。

コレなら他と一緒や

スプリングや減衰をカタくすると確実に失われるのが快適性です。

つまり乗り心地がガッツリ悪くなります

パンパン跳ねてとても街中では乗っていられなくなります。

タイム命のサーキット専用車両ならアリだと思いますが何回も書いていますが
弊社ではその道は選択しません。

もちろん否定はしないですよ。

選ぶのはお客様ですから。

じゃあどうすんの?ってハナシですね。

しなやかで良く動くオトナのアシ

こんなこともはや雑誌しか書かないと思います。

でも真に実現ってできるんですよね。

ただそれはそれは遠く曲がりくねった道です。

もっと攻める余地ってまだまだ絞り出せるんですネタ

まだまだ多くのお得意様からご連絡を頂戴します。

そろそろ落ち着いた頃と思ったので電話しました

ホントに良かったですね~~

いずれはこうなると信じていました

皆様、ホントにありがとうございます。

弊社は何回もココで書いていますがお得意様Firstです。

でもお得意様は同じことを付け加えますね。

あんまり有名にならないでね

深いぃぃぃぃ。

このことについてはまた折を見て書かせて頂きたいと思います。

紳士たるふるまいに努めなければなりません

もちろんお一人お一人お得意様は弊社の宝です。

とても大きな組織や著名な方々のご興味が弊社に降り掛かっています。

1ランクも2ランクも上のステージに上ったキモチでさらに研鑽を積んで
CircuitConceptと取引して良かったって感じて下さるよう
1日1日を大事に過ごします。

なんか新年の挨拶みたいだな・・・・・。

コレ、NBturboのリアです。

nbrear2

お客様の車両をこなしてからコツコツやっています。

やりたかったケドいろんな理由でできなかったこと、思いっきり投入します。

今日もとあるパーツを投入してみました。

コレが純正状態です。

nbrear1

純正って評価されることってほとんどありません。

そりゃそうです。

純正状態でサーキットガンガンできるクルマって弊社が知る限りでは
GT3だけですから。

だから純正はダメなんだよ、って断罪する前に仮にもエンジニアとして
基本に立ち返ります。

そう言えば純正以下の製品っていっぱいあったよな

少なくとも頭脳明晰な由緒正しい多くのエンジニアたちが莫大な開発費を
投入して製品化した経緯をホネの髄まで斟酌したいと弊社では考えます。

何回か書いています。

純正のイイところは伸ばしてダメダメなところを改良していく

これがCircuitConceptの一貫した開発理念です。

以前にも書きましたがNBロードスターは、ほんのちょっとの改編が
大きな動きになって返ってくるので開発のケーススタディとしては
とてもイイんです。

しょうがないでは済まないですし済ませたくありませんネタ

あ~~明日からのFrankfurtもちろん中止です。

ドイツの後にイギリスに行ってから帰る予定だったんですがコレもダメです。

Londonの市長から自動配信なんでしょうケドこんなメールが来ました。

stayathome

Stay at Home

ま、しょうがないです。

今月にヨーロッパに行って取ってくるので来週には納品できますって
お客様にお伝えしてあったモノ、ダメです。

こうなったら送料を弊社で持って発送してもらおうと連絡を取ってみるも
会社自体が閉鎖しているっぽいです。

┐( ̄ヘ ̄)┌

こんな時こそお客様の車両をコツコツコツコツ仕上げるだけなんですが、
一部、部品が無いと進みません (T_T)

コレもイギリスに持っていく予定でした。

diffcarrier

NBturbo用デフキャリアです。

弊社が得意としているプログレッシブレートのデフマウント、作ります。

でも今回はヒコーキ飛ばなくて持っていけないので送るしかありません。

こんなんイギリスに送ると送料で2万くらいします (T_T)

ま、しょうがありません。

NISMO様も大変ご興味を持って下さった弊社のZ33、Z34用の
プログレッシブレートゴム製デフマウント、納品が遅れてしまいます。

初っパナのお取り引きでこんな体たらくではとても心証が悪いと思います。

だから送ってもらうことにしましたがイギリスの空輸してくれる会社は
ちゃんと機能してるんだろうか?

開発、開発、開発の日々ネタ

さ、やるべきことはい~~~っぱいあります。

まずはお客様の車両をキチンとこなしています。

今日もK野様、S口様の車両を納めさせて頂きました。

ま~~た写真を撮っておかなかった。

で、I川様、T村様の車両をあとちょっとで完成させます。

車両お預り予定のお客様、もうちょっとだけお待ち下さい。

さて、ヂミ~~に反響があるNBロードスターです。

代車にもお出しする予定なんですがさすがに代車に出せる状況までには
まだかかりそうです。

先週のハナシですが弟にホロの交換をやってもらいました。

nbsofttop

外したホロはズタボロです。

softtop

雨漏りがヒドかったのがこれで一安心です。

弟の工賃はQuantumの現物支給です。

高けぇぇぇぇ。

NAとNBの車高調は同じなのでテストのために弊社が2、3セット
作るので弊社でセットが出たら1セットを弟の車両に取り付けます。

弟の車両には某有名なアシが既に付いているので弊社の開発したアシと
比較することができます。

松田選手が絶賛して下さることはそれはそれはとてもありがたいことです。

木に登っているようではCircuitConceptらしくありません。

弟も含めて一般のお客様にもご満足してもらってこその弊社です。

先日、ニスモテクニカルマスターの小山様から頂戴しました松田選手からの
課題をまずはNBロードスターでテストです。

弊社の仮説がある程度の確信になったところでZ34に投入します。