NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その1

え~~またロードスターネタ~~~ ( ̄~ ̄;)

ま~~そうおっしゃらずにお付き合い下さい。

コレ、ヤフオクで落札したNCロードスターのリアキャリバーです。

NCrear

ナント!! 1個2,200円でした。

MAZDAロードスターって4世代あります。

NA.NB.NC.ND 現行はNDです。

わかりやすいネーミングですね。

4世代中最大のNCは2,000ccでナント3ナンバーです。

まんまS2000のデチューン版で評判が良くなかったモデルです。

だから安いんです。

でも車体がデカい分ブレーキもデカいです。

ココで一つギモンが湧いてきます。

なんでAPじゃ無いねん!!??

ですよね~~~。

もちろん意味があります。

フロントはもちろんとりあえずのAPの4ピストン(今ンところは梅グレード)
にAPの梅ローターです。

で、リアなんですケド最大の障害が機械式のサイドブレーキです。

APにも機械式のキャリパーはありますがソコまでおカネをかけられません。

とは言えフロントに合わせたバランスってとてもとても重要です。

ブレーキに関してはトップレベルの技術を認めて下さっております。

1ランク? いや2ランク上のブレーキバランスを手に入れるために
やりたいことっていくつかあるんです。

大絶賛を頂戴している弊社のブレーキキット、リアをイチから見直して
難しいと言われているZ34V36のブレーキバランスに敢えて挑んで
さらなるストッピングパワーをご提供したいと考えております。

そのためのNCロードスターなんですけどね。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その10

マツコの知らない世界、ご覧になっている人もいらっしゃると思います。

もうビックリしましたね。

心霊ビジネス

なんだそりゃ w|;゚ロ゚|w

これからの季節って納涼も含めて写ってはいけないものが写ってしまった
みたいな番組をTV等でやることも多いです。

ほとんど作りモンだったとは  ▄█▀█●

すっかり騙されていました。

おカネが無い舞台俳優とかが制作費1~2万で作っちゃうんだそうですね。

で、デキがイイとTV局とかが買ってくれて2次使用料ってのがTV放映
一回につき5万くらい支払われるそうです。

ヒット作って1万回以上も使われるらしいです。

もうそれで5億円。

TVで良く見る心霊動画って確かにありますからね。

で、それを専門としている業者さんがあって、ボロ儲けらしいです。

なんだかな~~~ ┐( ̄ヘ ̄)┌

この時代、騙される方が悪いのか・・・・?

TVや新聞や雑誌って我々のような世代は信頼の情報ソースでした。

でしたっつ~~のはもはや過去形です。

今からでも遅くないと思いますけどね。

1社くらいは視聴率、売り上げを二の次で本当に真実だけを伝えるような
ホンモノの媒体を目指すようなメディア、無いんでしょうかね~~~?。

つくづく想います。

このザマ、我々の業界だけでは無かったんだ。

お預かりのお客様の車両の下に潜りながら痛切に感じさせられました。

世界を回ってホントに感じます。

日本って詐欺大国・・・・・・なのかもしれない・・・・・。

ニセ物ニセ物ニセ物ニセ物

ホンモノだって信じて疑わないで買ったお客様が不憫で不憫で。

 

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その9

コレをillustratorで書こうと思ったんですが・・・ムリでした。

twinsprings

っつ~~ワケで安易に画像を使うことにしました。

ハナシをカンタンにするために20Kgのメインに10Kgのテンダーを
組み合わせたとします。

画像は違いますよ。

ハナシをカンタンにするためです。

20Kgの荷重を上からかけたとします。

twinsprings2

すると作用反作用の法則って物理のリクツでメインにもテンダーにも
20Kgずつ荷重がかかるんです。

twinspring3

20Kgのメインスプリングは20Kgかければ1mmストロークします。

10Kgのテンダーにも20Kgかかるので2mmストロークします。

合計で3mmですね。

20Kgの荷重をかけてトータルで3mmストロークするわけです。

つまり1mmストロークさせるためには6.7Kgの荷重ってことです。

だから10Kgのスプリングと20Kgのスプリングをつなげると
6.7Kgになるんです。

閑話休題って書くとカッコイイですけどスプリングのイラストが間に合わなかっただけのハナシです、ネタ

コロナよりも怖いのが人間だってとある評論家が言っていました。

みんなで一丸となって立ち向かおうなんてやっぱりスジ論なんでしょうかね?

アメリカもエラいことになっちゃっていますね。

トランプさん自爆です。

このままじゃ再選はムリっぽいです。

中国や台湾なんていまだに入国できません。

来月くらいにはナントカなるとは思いますがそれにしてもココ3、4ヶ月の
停滞ぶりは弊社はもちろんのこと弊社にご依頼下さる多くの業者さんにも
ご迷惑をおかけしています。

今後だってまたこんなことが起こることは十分に考えられます。

で、以前から考えていたミャンマーです。

myanmar

ミャンマー人ってマジメで堅実な人が多いらしく多くの自動車会社が
中国から工場を移転しているってハナシはココ2、3年でちょくちょく
報道されてきました。

弊社にとってはイイ物を確実にできるだけ安く手に入れたいって感じます。

今回の経験を教訓にリスク分散って考え方を弊社でも導入する必要があります。

ホントは台湾が近くてイイんだけどな~~~。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その8

そう来たか~~~。

jackie

やっぱり習近平さんの方が1枚も2枚も上ですね。

これで香港は陥落、そんな気がします。

次はとうとう台湾か? それとも尖閣か?

ハナシをカンタンにするためにまたまた10Kg,20Kg,30Kgの
自然長が同じスプリングを3本つなげたとします。

実は正確にはこうはならないんです。

progre1

わかりやすくデフォルメするとこんなカンジになります。

progre5

理由は自然長が同じでもBlockHeightが違うからです。

travel

同じ自然長でもTravelつまりストロークもこんなに違います。

だから同じ自然長を組み合わせるとイイ方向には行かないんです。

昨日もご紹介したこのアンカーポイント。

progre3

今まで雑誌等のメディアで見たことありません。

何回か書きましたが車高調が語られる時ってバネレートと車高くらいです。

勉強して研究してそれでも足りなくて世界のトップエンジニアにご協力を
賜って雲が晴れるようにイロイロと見えてきます。

常にチャレンジングスピリットと開発魂を携えて前に進みます。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その7

以前にもご紹介しましたが10Kgのスプリングと20Kgのスプリングを
直列につなげると6.7Kg相当になるってハナシその内キチンと書きます。

ウンウンそうだよね、なんてGarageKさんくらいでしょうから。

これでもハナシをカンタンにするために10Kg, 20Kg, 30Kgって
3つのスプリングをつなげた例でご説明してみます。

単純に3本つなげると5.5Kgくらいになるんですね。

それがここの領域です。

progre2

でZ34V36にとって5.5Kgなんてやわらか過ぎてハナシになんないと
お感じだと思いますがテンダー領域では十分過ぎくらいなんです。

メインスプリングが5.5Kgじゃハナシになんないですよ。

むしろテンダー領域はそれがイイんです。

それが乗り心地の良さに大きく貢献するんです。

で、5.5Kgなんてレートだからちょっとスポーツドライビングをすれば
すぐに線間密着します。

そもそもテンダースプリングってそう言う使い方をします。

EIBACHやHypercoのカタログにも線間密着長、つまり
BlockHeightってデータがキチンと公開されています。

で、テンダースプリングがツブれた地点からメインが頑張ります。

ココがテンダーがツブれた線間密着をするアンカーポイントってヤツです。

progre3

今度は計算上12Kgになります。

弊社のサスペンションキットが乗り心地がイイのはココに秘密があります。

乗り心地がイイ理由ってまだまだあるんですけどね。

実際に1,300Lbs/inch(23.6Kg)とか1,400(24.5)を
メインに採用していますが、こう言った工学的なリクツを知らないで
乗り心地がイイなんてハッタリだって発信も見受けられてしまいます。

で、さらに大事なフルバンプ領域です。

progre4

計算上は30Kgになります。

ココが活躍するところってかなり限定的ですがサーキットでは頻繁に
利用する領域でもあります。

ハナシをカンタンにするために10Kg20Kg30Kgのスプリングで
ご説明を進めましたが実際はもっと複雑です。

明日は自然長、ストローク、線間密着長を語ってみたいと思います。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その6

へ~~~知らなかった。

ベトナムってコロナの死者数が0なんだそうな。

ニュースを見ていると感染者だけでなく濃厚接触者の徹底した隔離政策に
あるらしいですね。

日本では第2波が危惧されてあっちゃこっちゃでクラスターが出ていますが
ベトナムの対策を見ているとさもありなんってカンジです。

Hypercoの技術ディレクターのMr.Hとココんトコ頻繁に
やり取りをさせて頂いておりますが何か申しわけ無いキモチです。

一度に何百本って買えるほどじゃない弊社とキチンと向き合ってくれます。

ありがたいです。

もちろん計算で算出できるんですが計算通りに行くとは限りません。

イチから開発していると当然のハナシです。

最終的にはプログレッシブレートの非線形特性の曲線でスプリングを
Hypercoで作ってもらうんですがその前には課題が山積です。

こんなカンジでまずは疑似プログレッシブレートを作っているんです。

3coils

こうやって書くとカンタンそうですが実践はとてもとてもタイヘンです。

そりゃそうです。

他社さんがやっているように単一レートだけだって選定は大変なハズです。

それを3本のスプリングを組み合わせて疑似とは言えプログレッシブレートを
作り出すんです。

3本の異なったスプリングを組み合わせるんですけど、1本間違っただけで
トータルでは失敗ってなるんです。

つまり3本全てが正解じゃなきゃダメなんです。

レートだけじゃないですよ。

自然長だってあります。

さらにもっとあるんです。

天文学的な組み合わせになります。

例えばイロイロと計算した結果このスプリングにしようって決めたとします。

単純にレート、自然長、ストローク、線間密着長、4つあります。

テスト、検証のため一つ上の数値と一つ下の数値を試すとします。

そうなると3X3X3X3=81通りです。

それが3本あるから81X81X81=531,441 通りです。

フロントとリアがあるから・・・もうヤめときます。

スプリングだけで2,800億通りあるんです。

こんなんテストし切れるワ~~~けがありません。

弊社が工学的なアプローチをする最大の理由がココにあります。

ちょっとスプリングを替えてみて・・・なんてことがいかに・・・・

ヤめとこう。

紳士たるふるまいに務めなければ。

決して安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さってとても長~~い納期に
じっと耐えて下さってその先に待っている大きな感動を与えられるために
できることを全部やっています。

こんなこと99%は理解されないと思います。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その5

すいません、とりあえず弊社のアシ、完売とさせて頂きました。

おかげさまで△△日産自動車販売さんや多くの業者様そして多くのお得意様
さらにはNISMO様にもお納めしなくてはなりません。

コレ以上の受注は危険です。

現在発注下さったとてもありがたいお客様にキチンとお納めさせて頂いてから
次の受注を開始したいと考えております。

ちなみに年内はムリだと思います。

つくづく商売ヘタだな~~~。

売れるモノを受注できない・・・・。

そんなナサケ無い状態でアシのハナシをするのも申し訳ないキモチです。

プログレッシブレートの優位性ってカンタンに書くとこういう事です。

progreapprecation

アシだけじゃなくてEGだってブレーキだって全てに通じることですが
ソレ、お客様の使い方に適合していませんよってのがとても多いです。

ブレーキパッドやクラッチや機械式LSDなんて顕著です。

メーカーによっても考えは様々だと思いますがほとんどのアシ製品は
最大公約数的な味付けですし、純正状態でセットしてあります。

サーキットに特化したアシを出してもエラいことになりかねないからです。

でもソコが最大の盲点であることも事実です。

パンパン跳ねちゃってこんなの乗ってらんないよ(`Д´)凸

って苦情を回避するために最も安直な手法はバネが柔らかくします。

否定はしませんよ。

でも単一レートの直巻きだとこういう事です。

simplerate1

お客様自身で走られれば一発でわかるハナシですがサーキットどころか
峠やワインディングでもロール剛性が低くて馬脚を表します。

カンタンに書くと乗っていて楽しくありません。

キモチ良く走れないんですね。

サーキットに特化した単一レートだとこうなります。

simplerate2

グラフなんか紹介するよりも実際にお乗り下されば1発なんですが
弊社で取り外したサスペンションキットを前にお客様はプチ切れです。

ブチ切れじゃないですよ、プチ切れです。

もっとちゃんと説明してくんなきゃわかんないよ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その4

△△日産自動車販売のK崎様からお電話を頂戴しました。

アシ3セット、いつになる??

あ、ありがとうございます・・・・m(_ _)m

の、納期が・・・・・・・( ゚_゚i)

スプリングテスター欲しいな~~~

そんなおカネ無いな~~~

以前にも何回か書きましたが世界に冠たる一級のスポーツカーの純正って
スプリングにプログレッシブレートを採用しています。

こんなんです。

progressive

全てのスポーツカーを知っているワケではありませんが2,000万、
3,000万クラスのコスト度外視のスポーツカーでもやはり純正では
プログレッシブレートのスプリングを採用しています。

それには確固たる理由があります。

以前はな~~んとなく漠然と直巻の方がエラいみたいな何も考えないで
直巻に交換していましたが自分でイロイロと勉強したり研究したり
わからなかったら世界のトップエンジニアに尋ねてみると改めて
工学的な裏付けの重要性に打ちひしがれます。

今でもまだまだ研究中です。

まだまだ勉強中です。

最終的には上のようなプログレッシブレートをHypercoがイチから
作ってくれるんです。

ただ、闇雲に作ったところで正解にたどり着くどころかゴルフで例えると
まるでグリーンの廻りのバンカーで何度も何度も叩いているようなモノで
カップインどころかグリーンに乗らないことすらあり得ることです。

で、まずは直巻を組み合わせて疑似プログレッシブレートを作ります。

こんなんです。

artificial

そしてまずは変化がわかりやすいNBでテストなんですがこれがまたまた
イバラの道なんです。

ちょっと替えてみるとイロイロと動きが変わります。

あ~~良くなったな、なんてンまいハナシはそんなにありません。

こっちが立てばアッチが傾く、みたいな連続です。

運動性を立てれば安定性が立たない

曲がるようにすると粘らない

キビキビさせるとブレーキ効かない

ま~~~~排反事象との戦いですよ。

でも楽しいです。

工学的な立場で外堀を埋めるように一つ一つツブしていくとこれがまた
意外とンまく行くんですね。

でもスプリングテスター欲しい・・・・。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その3

あ、一応アップしときます。

pcr

車高調、つまり車高調整式サスペンションのおハナシの続きです。

当然、車高を上げ下げするためにあるんですが弊社ではそのような
使い方をすることはほとんどありません。

何回もココで書いてきたように弊社では車高ってアームの角度で決定します。

メーカーがあれだけ凝ったリンク機構を莫大なコストをかけて造り上げます。

Z34V36のフロントもリアも元々Mercedesのパテントです。

これまた何回も書いてきましたがMercedesの基本的な考え方である
タイヤはサスペンションで喰わすって理念、弊社はすっかり傾倒しています。

その最も根幹を成すリクツがアームの角度であり車高だと弊社は考えます。

オレはそうは思わねぇなって人もいっぱいいるでしょう。

弊社では否定しませんよ。

どうぞガッツリ落として下さい。

車高なんて弊社が開発時にプラスマイナス5mmくらいはイジる程度で
現場で調整することなんてほとんどありません。

せっかくミリ単位で設定した正確なアームの位置をわざわざ崩して
イイ方向に行くとはとても思えないと言う結論に到達しました。

それなのに現時点では弊社があつらえたショックアブソーバーは
フルタップ全長調整式になっています。

ツッこまれる前に書いておきます。

車高を調整するためにあるんじゃないんですね。

パフォーマンスと言う意味での車高は雑誌等に散々書かれてきましたから
そちらを参照して下さい。

ってゆ~~のは弊社ではその手法を採らないからです。

じゃあ何のための全ネジフルタップ車高調なのか?ってハナシなんですけど
今ントコはナイショです。

もちろんあることを調整するためにわざわざ作ったんですがシツコイですが
車高じゃないんです。

弊社だけが正しいなんて思ってないですよ。

いつもココで書いていますがいろんなアプローチがあってこしかるべきって
弊社は想っています。

決めるのはお客様ですから。

ただ、軽々しくお名前をお借りするのもとても申し訳ないキモチですが
松田選手が一発で見抜いて弊社の開発理念を絶賛して下さったことは
弊社の自信に大きくつながりました

1ランク上のさらにツッ込んだセットを実現するためのフルタップ車高調、
そう言った位置づけで、製品版ではその機構は無くなります。

その分、お安くご提供できますから。