新たな局面に入ってきたって弊社が勝手に考えているZ34V36のトラブル、弊社ならではのトラブルシューティングと対策を講じていますネタ、その14

いつものことですが脅してど~~するってカンジですがやはり壊してからだと
修理は高くつきます。

だから予防に投資することが正解だと弊社では考えています。

走行距離が進んできたり大して乗らなかったとしても年月が経ってくると
どうしても不具合って出てくるモンです。

ATトラブル、増えてきました。

変速しない、変速がおかしい、ギアが抜ける

そんな症状なんですがそうなったら修理するしかありません。

とは言っても修理なんてカンタンじゃありませんから。

MTなら新品交換を推奨しています。

安いから。

MTバラしてOHするくらいなら新品交換しちゃった方が安く上がります。

ATはMTと比較してず~~~~っと高いので修理することを推奨しますが
そうは言っても100KgもあるAT本体の修理ってタイヘンですよ。

だからそれなりのコストはかかってしまいます。

と言うワケでATのOHや強化を体系的にこなしていきますがその前に
ATFクーラーを推奨しております。

サーキットを全く走らなくてもシングルコアのATFクーラーは必須だと
つくづく感じるこの頃です。

PさんやI町さんのクルマでデータ取りをしてきましたが皆さんが想像する
よりもず~~~っと低い温度を維持しておかないとダメみたいですよ。

RZ34の9速ATなんてきっとバンバン壊すんだろ~~~な~~~。

RZ34、当然ですがまずは冷却系からネタ、その3

当然ですが情報発信すればこうなります。

RZ34のEGオイルクーラーのお問い合わせがかなり来ちゃいました。

そりゃそうです。

いつものことですがががががががが。

せめて価格だけでも・・・・・ってのは重々わかりますがさすがにまだです。

U見さまはZ34からの長いお付き合いですし何と言ってもやはり弊社に
まだ実車が無いのが最大のモンダイです。

で、U見さまのクルマでイロイロと開発させて頂くってことで通常よりも
お安くご提示させて頂いております。

EGオイルクーラーコアを車体に留めるのは比較的カンタンです。

配管もそんなに難しいワケじゃあありません。

リモートサーモスタットブロックをドコに配置するか?

そして何と言ってもメダマは弊社得意の3Dインテークシュラウドです。

数々の他社さんのZ34EGオイルクーラーを拝見させて頂きましたが
弊社製以外は全てアルミの板を切り出してリベットで留めた2D形状の
シュラウドです。

ダメじゃあ無いのカモしれませんが弊社的にはダメです。

まずは重い。

ちゃんと計測はしてあるんですがさすがにココで画像をアップすると・・・

ま、弊社製は名だたる有名メーカーのEGオイルクーラー付属のアルミ製
シュラウドと比較して1/3の重量です。

コレだってかなりウリにはなると想います。

そもそも切り出しただけのアルミの板をリベット留めした2Dのシュラウドと
3Dでトコトン追求した形状のシュラウドでは効率だって違います。

価格にも影響してくるのはホントにしょうがないハナシだと認識して下さい。

まだ弊社ならではのヒミツがあるんですがココで書いちゃうとこうなります。

あ、その手があったか (゚∇゚;)

で、パクられても面白くありません。

だから

ただ、一つだけ

量販するRZ34用のEGオイルクーラーとしては最も冷えると断言します。

そりゃね、意地になっちゃって1点モノで作ったらいくらでも冷える製品は
できますから。

RZ34、当然ですがまずは冷却系からネタ、その2

せっかく新車のイイ状態なんだからZ34のご経験を生かしてこのイイ状態を
ず~~~っと維持したい、と言うU見さまのたってのご希望で、ナントカこの
猛暑が予想される真夏までには間に合わせたいとのことで冷却系をご成約
下さいました。

ありがとうございます。

お待ちになっていらっしゃるお客さまもまだまだとても多いのでどんどん
こなすしか無いんですがU見さまのRZ34をお預かりしてから、さあ
どうすっかな? じゃ、とてもとても間に合わないので今から段取りを
しています。

フン詰まり気味の純正EGオイルクーラーにはサッサと見切りを付けて
こんなカンジでEGオイルクーラーを2基掛けします。

 

 

アレ? どっかで見たような・・・・・

ピカチュウ ??

しっぽ生やすか。。。。

CircuitConcept製のフロントバンパーと一緒の方がず~~っと
イイのはわかりきっているんですがなんだかんだで秋くらいになりそげなので
まずは純正バンパーでも絶大な効果が出るように思案中です。

弊社得意のエアインレットシュラウド、エアアウトレットシュラウドは
もちろんのこと、英国はGoodRidge製の超軽量ケブラーホース
さらには先日ご紹介したR35の日産純正サーモスタットをビルトイン
サーモスタットブロックももうできてきます。

今までステンレスだった取り付けブラケットもチタン製にしました。

着々そうには聞こえますど造りモノってココからがタイヘンなんです。

現在お預かり中のV36M山さま、FD2K崎さまのEGオイルクーラーも
造りモノが多いので時間がかかっちゃっていますが、やっと完成のメドが
たっています。

別に作り変える必要は無いんですがどうしてもこだわっちゃうんです。

あ~~~~ココもうちょっとこうした方がイイな・・・・・

そうなると気になっちゃって気になっちゃって。

だから仕様変更しないと気が済まないんですね。

昨日のネタとリンクしていますが誰もが知っている、かの大手メーカーだって
作ったら作りっばなし。

アタろうが不具合が出ようが後は知らん。

そんな製品が蔓延している中で弊社は圧倒的な品質にこだわっていきます。

世界最高峰品質を維持し続ける難しさネタ

衆参補欠選挙、5議席のうち自民が4勝か・・・・・

ま、この国の国民が選んだ道ってワケですね。

消費税は15%になるだろうし健康保険もさらに負担率が上がるでしょう。

それも我々が選んだってことになります。

それが民主主義ですから。

弊社お得意さま鈴鹿メンバーのU田さまのZ34をお納めさせて頂きました。

いつもココで書いています。

ハードル上げてお待ち下さい

もちろんお客さまは弊社にご期待を寄せてそのパフォーマンスを楽しみに
お待ち下さるワケです。

ところがです。

今までに300台近くのZ34V36を手がけさせて頂いてこれほど完成度が
低い状態で納めさせて頂いたことはありませんでした。

弊社が悪いワケでは無いんですがお客さまにとってじゃあしょうがないですね
ってことにはならないと思います。

2つの著名メーカーがやらかしてくれました。

詳細はココではかけませんが1つの著名メーカーは後になってサイトを
確認してみると後期は装着未確認って書いてある。

Z34は前期、中期、後期ってありましてリアのハッチゲートを開ける
スイッチがセンターコンソールに付いているのが後期です。

で、モノの見事にその製品は適合しなかったので取り付けることができな
かったです。

で、せっかくご期待下さったのに取り付けることができないままお返しです。

後期は装着未確認ってなんだよ (`Д´)凸

で、もう一つの著名メーカーの製品、弊社に言わせりゃ欠陥商品の部類。

コレ我慢して乗ってる人、多いだろ~~な~~~

残念ながら我々の世界は欠陥商品は蔓延しています。

ナニを以って欠陥商品と断罪するのか? ってのは議論はあるとは思いますが
少なくともそれなりの投資をして効果が無ければ投資の意味がありませんし、
ちゃんとメーカーで装着実績あるのかな? って疑ってしまうほど使い物に
ならない製品だってありますよ。

特にあの製品、弊社で何個取り外したか。。。。

M上さんが以前にメーカーとモメたあの製品ですよ。

しかもメーカーは全く認めなかったですからね。

で、もう一つの製品はU田さまの持ち込みだったんですが良くお話し合いを
して次回には弊社の
製品にお取り替えを推奨させて頂きたいと思います。

来週の練習会ではT中さんにその製品が取り付けてあるので充分に評価を
して頂きたいと考えております。

今回はツイて無かった・・・で片付けるにゃあまりにも・・・・なので
次回お預かりの時までに弊社で充分に準備しておきたいと考えております。

RZ34、当然ですがまずは冷却系からネタ、その1

2年前の7月に仮予約した弊社のRZ34は仮予約してからちょうど2年の
7月に納車予定ですが、今までに数々の遅延を繰り返してきた日産です。

ま、アテになりませんがもう待つしかありません。

お客さんの手元にもまだまだ納車されないのでのんびり構えていましたが
弊社お得意さまの富士メンバーU見さまからご連絡がありました。

 

 

ナラシ運転がてら箱根に行ったらエラいことになった・・・とのことです。

特に9速ATの温度が尋常じゃない。。。とのことです。

U見さまは弊社のRZ34で開発を進めてからゆっくりってお考えでしたが
こりゃあこのままじゃ今年の夏を越えられないってんで急遽、冷却系フルを
弊社にご依頼下さいました。

U見さまはZ34そしてその前のZ32でご経験が豊富でやはり中途ハンパに
投資をして中途ハンパなパフォーマンスには辟易としていらっしゃいます。

そこで価格は高いことは覚悟の上、弊社に世界最高峰品質をご依頼下さった
と言う経緯です。

とは言っても弊社にRZ34が無いからU見さまのRZ34で開発です。

とは言っても実はもうソコソコ揃っているんですね。

EGオイルクーラーは右バンク左バンクの2基掛け、サーモスタットを装備の
弊社得意の#12超軽量ホースでフン詰まり気味の純正よりもずっと流量を
上げます

純正のEGオイルクーラーを取り去ったスペースにATフルードクーラーを
ビルトインさせるんですがZ34の経験上ATFはオーバークールくらいが
ちょうどイイんです。

で、Z34の2倍の容量を持たせる予定です。

そしてZ34では必要がなかったラジエターは必須だと思います。

アルミ3層のサイドフローラジエターも現在進行中です。

Z34V36でもCircuitConceptの冷却系がイチバン冷えるよ
って評価を頂戴するまでに5年以上はかかりました。

何回もココで書きましたがサーキット30分ガンガンの後でもEGルームは
熱くならないんですから。

もちろんそれなりのコストはU見さんも覚悟の上です。

でも繰り返しになりますが

安物に手を出してやっぱりダメだった・・

は、今回は絶対に避けたい、そんな決意を感じ取ることができました。

今年の猛暑には富士の本コースに間に合わせる予定です。

でもクルマはだいじょぶでも今年の猛暑、人間がだいじょぶなんだろ~~か?

新たな局面に入ってきたって弊社が勝手に考えているZ34V36のトラブル、弊社ならではのトラブルシューティングと対策を講じていますネタ、その13

最近多いのがステアリングラックからのオイル漏れです。

ココです。

 

 

明日、入庫予定のM山さまのV36が症状がありますので写真を撮っときます。

またそのハナシ ┐( ̄ヘ ̄)┌

ってなるのは重々承知ですが弊社PSフルードクーラーが早期から装着されて
いるクルマってやはりならないんですね。

だから推奨しているんですけど・・・・

もう過去に何回もココで書いているので今さら感は否めませんが日産車って
伝統的にPSフルードを吹く傾向にあります。

PSフルードのタンクに布を巻くとかありますがそれって漏れているという
事実を見なかったことにするって他なりません。

オイル全体に共通しますが沸点の高いオイルを入れることも弊社としては
対策したことにはならないっていつもココで書いています。

吹かないだけのハナシで着実に機構系統やゴム系を蝕んでいるからオイルが
漏れてくるんです。

もっともっと増えるんだろ~~な~~~~、この症状。

新たな局面に入ってきたって弊社が勝手に考えているZ34V36のトラブル、弊社ならではのトラブルシューティングと対策を講じていますネタ、その12

ココのカムカバーのゴムパッキンが劣化してEGからオイルが漏れるって
症例を今年に入ってから3例もありました。

 

当然、このゴムパッキンを交換すりゃ済むハナシなんですけどコレだけを
交換するって意外とカンタンでは無いんですよね。

カムカバーを外すためにまずはサージタンクを外さなくてはなりません。

コイツなんですがサージタンクを外すためにスロットルボディを外すから
やはり純正ゴムパッキンも交換が必要です。

 

 

 

ざっくり10万コースかな~~~?

修理だからしょうがないっちゃあしょうがないんですがソコはCircuit
Conceptです。

せっかくなのでイイこと、つまり付加価値を考えています。

新たな局面に入ってきたって弊社が勝手に考えているZ34V36のトラブル、弊社ならではのトラブルシューティングと対策を講じていますネタ、その11

ココんトコお問い合わせや症例が急増しているオイル漏れについて語って
行きたいと思います。

やっぱり10万キロオーバーまたは10年以上選手ともなるとゴム系が
ダメになっちゃうってのは耳タコで申し訳ないキモチではありますが
現実です。

パッキンやシールを担っているゴムがダメになっちゃうから漏るんです。

EG、MT、AT、PS、デフ、これだけあります。

これまた耳タコで申し訳ありませんがキチンと対策をされているクルマは
ず~~~っとトラブルが少ないです。

純正状態だとかなりオーバーヒートに近いEG、AT、PS、デフです

キチンと対策をされていれば温度もずっと低く抑えられているのでゴム系の
シールやパッキンの寿命も長いってことがココんトコ実証されてきました。

今さらそんなこと言われても (゚_゚i)

って多くの人のためになっちゃったモンはしょうがないので取り敢えずは
治さなきゃならないんですが、どうせ治すならってんで1歩踏み込んで
語っていきたいと考えています。

特にご相談が多いのがEG、PS、デフですね。

以前にも書きましたがこのオイル入れれば〇〇○度でも問題無いよって
推奨されたオイルを入れ続けたことが最大の失敗です。

そりゃ確かにオイルは吹かないしだいじょぶかもしれません。

でも高温にさらされ続けたゴム系は確実に蝕まれてきた結果、シール効果が
劣ってきてそこから漏るんです。

寿命って言えばそれまでですがやるべきことをやるのと全くやらないのでは
特にゴム系の寿命は変わってきます。

以前にも書きましたがこの4台。

 

 

サーキットガンガン直後のEGルームもそれほど熱くなく純正のタワーバー
鉄だからチンチンになるところなんですが素手で触ることができます。

水温、油温対策が全くされていないZ34だと街乗り後でもタワーバーで
タマゴが焼けます。

これを10年続けた結果のクルマが続々と弊社に入庫しています。

単純に応急処置で済ませても確実にまた近い内に同様の症状はでてしまいます。

ソコをどう責任ある情報発信していくか?

とても大事ですね。

新たな局面に入ってきたって弊社が勝手に考えているZ34V36のトラブル、弊社ならではのトラブルシューティングと対策を講じていますネタ、その10

Z34V36そしてNA、NBの経験からNCの開発も着々と進んでいます。

まずは大きく2つに分けてゴム系と冷却系です。

どちらももはや言わずもがなです。

アシ周りだってフロント6個、リア10個のゴムがあります。

EGマウントとデフマウントも確実にダメです。

サクションパイプ、ラジエターホース、ヒーターホース、これだけあります。

対策をしないと確実にトラブります。

純正新品でもイイんですが純正新品でイイって人はココの開発日記を閲覧
することは無いと想いますのでせっかくだからパフォーマンスパーツを
ってお考えのお客さまに有益な情報をお伝えしたいです。

このテのパーツって弊社AP RacingブレーキキットやQUANTUM
の様にお取り付け下さると劇的な変化をもたらすような製品ではありませんが
ダメになっちゃった状態を放置すると確実にクルマにとって良くないことが
次々と起きていくモンです。

ココんトコご相談が急増しているのが2次エア吸い込みによるカリカリ音から
EGチェックランプです。

以前にも書きましたがコレだけ原因となる可能性があります。

 

 

もちろん経年劣化が最大の原因なんですが助長する原因も2つあります。

一つはEGルーム内の温度ともう一つはEGの振動です。

EGルーム内の温度、これももはや言わずもがなで油温、水温の対策が
全くされていない個体はゴムだけでなくプラスチック系にもダメージは
与えます。

プラスチック系はゴム系よりもかなり重症ですしコストもずっとかかります。

弊社ごときがカーボンクラッチを開発するとは・・・・ネタ

コレ、NCのパーツリストから抽出したクラッチ周りです。

 

 

カバーが1万5,000円くらいでディスクが3万もする。

くらい、ってのは4月からまたまた純正部品が値上がりしているでしょうから。

Z34だと純正のカバーとディスクがセットで8万くらいだったかな?

フライホイールも8万くらいでした。

計、16万ですね。

それを弊社では早速、カーボンクラッチを開発していますが純正と大して
変わらないような価格で販売したいな、って企んでいます。

先日ご紹介したコイツです。

 

 

メーカーとの価格交渉と仕様の打ち合わせをオンラインでやっていますが
やっぱり現物を目の前にしての対面交渉よりも効率が悪いです。

っつ~~~ワケで行ってくるか・・・・・

ソッチの方が早いし。