VR30エンジンコンポーネントネタ、その1

RZ34のVR30用ピストンとコンロッドとクランクシャフトが来ました。

直噴EGなので右バンクと左バンクのピストンが対象なんですね。

VQ37のピストンと並べてみるとやっぱり小さいです。

 

 

直噴EG独特のピストントップ形状をしていますね。

それにしてもいくら純正とは言え、鋳肌がかなり手を抜いている印象です。

ココんトコだけまるでやっつけ仕事のようなマシニングを見ているときっと
この鋳肌のままだとノッキングの原因になっちゃったんでしょうね。

 

 

ひっくり返してみるとクーリングチャンネルが2個見えます。

 

 

VQ37のピストンにはありません。

さ~~て、さっそくドイツのMAHLEに送ってココはスペシャリストの
助言を仰ぐとするかな。

例えばPorscheGT2が純正で700馬力だからそのあたりと同じ
MAHLE製ピストンならば耐久性はモンダイ無いと思います。

50オトコのオヤジメシネタ、からの~~~~

コロナなんじゃねぇの? ってくらい熱中症で高熱が続いています。

盆休みが明けてやっとイロイロと本格始動です。

そろそろポリカーボネートウィンドゥも仕上がってくると思います。

50年も全く料理なんかやってこなかった自分が何を勘違いしたか今さら
料理を始めるようになった理由はいくつかあります。

強いて言うならタイミングかな~~ってカンジです。

イロイロと家族の手伝いもしなきゃいけなかったりとかあるんですが
一回やってみるととてもいろんなことを感じることができました。

なんか強引に結びつけてるみたいですけどチューニングとかなり似ています。

凝ったら凝ったで還ってきますし手を抜いたら手を抜いただけ還ってきます。

また知識も当然必要ですし経験もかなり必要です。

そんなことを感じながらちょこちょこ手を出しています。

オマエが料理なんか語るな ってなるとは思いますが別にココで料理を語る
つもりは全くありません。

先日のハンバーグを作った経験では外食や既製品のハンバーグにはいかに
塩が大量に投入されているかっていうことがわかりました。

今回かなり立派な茄子をもらったのでマーボー茄子を作ってみました。

って言ったところで知識も技術も何もありません。

ともかくネットで調べまくったのとただの受け売りです。

ンまいマーボー茄子が喰いたい、ただそれだけです。

フライパンにゴマ油をひいてニンニクを細かくスライスして炒めて後は茄子
を切ってたのを入れてひき肉と炒めます。

例によってひき肉はちょっとこだわってイイ肉をまたブロックからミンチに
してもらいました。

マーボー茄子の素ってのがイロイロ売っていますがココは奮発して横浜の
中華街の名店監修の高いヤツにしました。

やることはカンタンなのですぐに完成します。

で、試食してみるとこれまた結論から言うと失敗です。

何が失敗かと言うとただただおいしくないんです。

で、何がどう失敗なのかいろいろ調べてみるとどうも豆板醤もしくは甜麺醤、
XO醤、そんな追い中華調味料必要のようです。

奥が深いですね~~~~~。

アタリマエダ ヾ(ーー;)

EGだってアシだってECUだってデフだってブレーキだって・・・・って
全部か・・・。

徹底的にこだわって常にナニか上があるはずだの精神で探究心と愛情を持って
作り上げたものとツルシ、既製品、ポン組みが同じワケがありません。

どうしても時間がかかってしまうことが多い弊社の製品ですが待っている
間にイロイロと熟成は進んでいるとご期待下さい。

NV150が何だか楽しくて楽しくて・・・・・ネタ

あづい~~~~~ ヘ(_ _ヘ)

昨日、NV150ADバンのサービスマニュアルが来ました。

税別39,800円 (T_T)

クルマが来る前に構想だけでなくイロイロと進んではいます。

以前にも書きましたが弊社が買ったFFのリア周りがこんなんです。

 

 

4リンクリジッドってヤツで今でも多くのクルマに採用されています。

AMG  A45だってこんなんでした。

ただ、なぜか4WDモデルのリアってこんなんです。

 

 

4輪独立懸架ってヤツです。

ンだよ~~~ (`Д´)凸

ってカンジです。

っつ~~~ワケで4輪独立懸架にしてみたいです。

車体側は同じだと思います、多分。

リアメンバーとアームだけ買えば付くんじゃないかな? って考えています。

誰かやった人、います??

情報求む!!

シーズンカウントダウン??ネタ、その4

時代の寵児ってもてはやされたいきなりステーキの一ノ瀬社長、退陣って
ネットニュースを見ていると身につまされる思いです。

先日も書きましたがSoftbank、そして楽天も・・・・って感じます。

ひと様の心配しているバヤイでは全く無いんですケドね。

デフって壊れてしまうまでなかなか降ろすようなことは無いと思います。

壊してしまってからだとコストはず~~~っと上がります。

ストリートならオイル管理だけキチンとやっておけば壊すことはなかなか
無いって書きましたがそりゃフルブローのハナシです。

オイルシールからのオイル漏れはもうどうしようもありませんからシールを
交換するしか方法はありません。

この道ひと筋数十年のベテランメカニックならデフを降ろさなくても
シール類を交換できるカモしれませんが弊社ではデフは降ろします。

やっぱりシール類がダメになっていれば必ずデフマウントがダメになって
いると考えられるからです。

ココで何回も書いてきたようにゴム系は確実に劣化していきます。

そもそも日産純正のゴム系がスポーツカーの基準からはかけ離れているほど
柔らかいから致し方ありません。

ま、フーガと共通部品ですからね。

だから弊社ではデフを降ろしたついでにデフマウントフロントピース2個
デフマウントリアピース1個を強化ゴムに交換することを推奨しています。

リアピースについてはもう何回もココで語ってきたので今回は割愛しますが
あのデフ汁ブシャ~~ってヤツです。

今回は久々にでもコイツについて語ってみたいと思います。

CircuitConcept製デフマウントフロントピース

 

 

以前にもご紹介したことはあるんですが純正って穴が空いてるんです。

そりゃネェよって構造です。

弊社得意のプログレッシブレート強化ゴム製なので、強化ゴムにありがちな
イヤな微振動は皆無なのに特に高負荷時では純正のゴム強度よりもはるかに
倍以上固くなるのでパフォーマンスもとても良くなるという製品です。

デフ汁ブシャ~~~のご経験がある人ならご存知だと思いますが発進時に
リアからゴトって音がするようになってその音はどんどん大きくなります。

つまりあの大きなデフケースが動いちゃうってことなんですね。

それがサーキットで起きると・・・・って考えると・・・・・。

怖いですね~~~。

事前に対策をしておけば安く上がりますし同時にパフォーマンスだって
向上できるんです。

それが壊しちゃってからだと・・・・コストはず~~~~っと上がるんです。

そうは言ってもね~~~ だとは思います。

シーズンカウントダウン??ネタ、その3

なんかトラブルが多かった先代の86BRZ、モデルチェンジで良くなったの
かと思っていましたが相変わらずトラブル続きみたいです。

 

 

それでも売れ続ける新型86BRZ。

かねてから欠陥商品に悩み続けられていたM上さまがもうどうにもならなく
なってしまってとうとう弊社を訪れて下さってその欠陥商品から弊社製品に
交換をご英断下さいました。

それを製作販売しているメーカーはその欠陥を今でも全く認めないらしい。

また、とあるピロアームのハナシにもなりました。

強度不足で走行中に折れたらしいです。

弊社が材質、精度に徹底的にこだわる理由もソコにあります。

いつもココで書いていますが中途ハンパに投資をして結局のところ後悔して
買い替えを余儀なくされる、こんなことは今でも少なくありません。

さて、デフのハナシに戻ります。

ストリートオンリーならデフオイルクーラーも機械式LSDも必要ありません。

良質なデフオイルを定期交換しておけば20万キロくらいはイイ状態を
維持できると考えます。

やはりサーキットではどうよ? ってハナシですね。

長くイイ状態を維持したいのであればデフオイルクーラーはもう必須と言って
イイと思いますが安いモノでは無いので温度計だけでも付けて欲しいです。

サーキット走行では想像以上に温度が上がることが可視化できます。

温度が上がり過ぎる前に走行をヤめたり温度が上がってしまったら早めに
デフオイルを交換しておけばデフの寿命はず~~~っと延びます。

それでも新車時からデフオイルクーラーを付けてキチンと管理し続けていた
お客さまなんてほとんどいらっしゃらないと思います。

去年12万キロサーキットガンガンのPさんのデフをフルオーバーホール
した時にはもうガタガタでした。

ベアリングやシール類を全て新品にしてこの先10万キロは安心して
アタックを続けられます。

やはりトラブルは誰でもイヤなものです。

イヤなものなんですがこれまた適切な対策を講じなければ間違いなく襲って
くるのもトラブルです。

来シーズンに向けてI田さまやT中さまがデフのフルOHで入庫予定です。

ジョリジョリになっちゃっているベアリング、どうやって情報発信しよう??

シーズンカウントダウン??ネタ、その2

何度かココで登場している台湾自動車部品見本市、通称AMPA。

 

 

来年のスケジュールが発表されたんですケド・・・・。

もうAMPAはイイかな?? って感じています。

AMPAはもう3年連続で中止になっています。

コロナがこんなに長引くとは誰も考えていなかったと思います。

来年こそは、って待てど暮らせど台湾はず~~~っと今でも鎖国状態です。

蔡英文総統、これは大失策ですよ。

弊社製品の台湾依存度はとても高かったです。

コロナ前までは毎月のように台湾に行っていました。

もちろん仕事です。

本場の小籠包を食べるために行っていたワケではありません。

ホントか? ヾ(ー ー;)

去年あたりまでは仕方がないよコロナなんだからってご理解下さった弊社の
お客さまだって今年に入ってからはさすがに  まだ?  ってなります。

そりゃそうです。

3年も同じ体たらくじゃあお客さまだって  ┐( ̄ヘ ̄)┌  から  (`Д´)凸
になりますから。

そんなこたぁ弊社だって重々承知しております。

ところで。

昨日書いたデフのフルOHの最大の障害のハナシです。

デフを完全にバラすのも精度良く組み付けるのもソコソコ大変です。

EGやATのOHは誰もがタイヘンそうなのは解ると思いますがデフって
それほどですか~~~~? ってなりそげです。

これだけバラバラにするんですから。

 

 

そうなると1つのギモンがアタマをもたげできます。

いつやりゃイイの (゚_゚?)

ですね。

シーズンを前にデフの律速段階について語ってみたいと思います。

シーズンカウントダウン??ネタ、その1

ふ~~~~ん、内閣改造・・・・・ね。

なんでまだ1年も経っていないのに・・・。

ま、名付けてみるとトカゲのシッポ切り内閣。

いつものことですが結局はズブズブだったってことですね。

デフの構成部品をパーツリストから抽出してみました。

 

 

サーキットガンガン12万キロのPさんのクルマ、デフをOHした時に
やはりイロイロと気が付きましたし今後の引き出しになりました。

デフのOH、シーズン前にちょくちょくご相談を頂戴します。

V36セダンのK田さま、とうとう機械式のLSD導入です。

あれだけの使い手ですから機械式のLSDが無い方がもったいないです。

間もなく入庫予定の鈴鹿支部長、今回はデフのOHもメニューに入っています。

10万キロサーキットガンガンならば弊社ではこんなところも全て新品交換を
推奨しています。

 

ベアリングが4箇所です。

数字は日産純正部品の税別定価です。

安いですね~~~。

もっと書くとコイツ、日産純正のオイルシールです。

 

 

もう交換しないほうがもったいないです。

ところがです。

ひとつちょっとした壁があるんですね。

チタン、チタン、64チタン、、、ネタ、その6

へ~~~~、ヤル気になればこんなことできんだ。

 

 

 

じゃあコイツもナントカしてよ、って税金をむしり取られるたびに感じます。

 

 

忘れられかけたコイツ。

進んではいます。

ココの部分で時間がかかっちゃいました。

 

どうしても1ピースで作りたかったんですがやってくれる所、なかなか
見つからなかったんです。

 

 

見つかったとしても凄まじい価格になるか・・・・・。

何回もココで書いていますが開発とは開発費との戦いでもあります。

このテの開発ってスピードが大事なことはわかっちゃいますがコスト意識を
持たないで猪突猛進したところで待っていることは・・・・。

今朝のニュースでソフトバンクグループが今期3兆1,627億円の赤字って
報道していました。

今期って4月から6月のたった3ヶ月。

前期と合わせると5兆円以上の赤字だそうな。

すげぇな。。。。

もう返せないんじゃないのかな? って感じてしまいます。

戦後最大の・・・・・ってなるカモ?? です。

ビンボー浮き草の弊社には雲の上のような数字ですがどこかで歯車が狂うと
どんどん膨れ上がるのが負債ですよ。

じゃあ、カネをかけないでソコソコの製品を作ることだけは弊社は決して
やってはダメなことだとも自認しています。

上述のピロハウジングを64チタン削りの1ピースで作ることはとても
ハードルが高いらしくて最新の機材が無いとムリらしいです。

もうこうなると・・・やはり・・・ですね。

ヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイ、とうとうシーズンまで2ヶ月を切った。。。ネタ、なんだろうか?

へ~~~知らなかった

8月8日ってタコ焼きの日らしいです。

我々にとっちゃRX8の日なんでしょうけれどきっとあっちこっちで
イベントがあったんでしょうね。

もう15年近く前になるとは思いますが主催者側として参加したことも
あるんです。

でも今はZ34V36RZ34を盛り上げていくことでいっぱいです。

とある信頼できる筋からの情報だとこういうことらしいです。

まずは500台のRZ34の生産が確定しているとのことです。

去年にとっくに予約した弊社ももちろんその500台に含まれているとの
ことなんですが具体的な納車の日がまだ決まっていません。

で、すでにRZ34は7,000台以上の受注があるそうです。

まぁ冷やかしもあるとは思いますけど売れてますね。

ただ、生産能力が一期500台だとすると7,000番目のお客さんって
いったい納車がいつになるんだろうか?

9速ATのチューニングや強化をしたかったのでAT車を買いましたが
RZ34が生産中止になる前に6MTに買い替えたいですが一体どうなる
ことやらです。

ハナシによると400Rも生産再開するらしいですしなんとR35までも
生産を再開するらしいです。

最終型のR35、ってんで無理して買った人いっぱいいると思います。

きっとR35なんてなんだかんだで2030年くらいまで売りそうな
気がします。

おカネがあるんだったらZ34の程度の良い個体を3台ぐらい持っていたい
ってのがホンネです。

高い1万円もあれば安い100万円もあるって考え方、少~~しずつですが浸透してきたような気もしますネタ

RZ34のお客さま第1号、I上さまがご来店下さいました。

10月のご納車予定らしいです。

ご来店時のおクルマ、画像は撮りましたけど。。。。。

え~~~~っと、、、、90Supraです。

ま、画像はヤめときます。

ソコソコ手が入っていらっしゃるんですね。

やっぱりチューニングのご経験が少ないとどうしてもパワーだけに目が
行っちゃうのはしょうがないと思います。

それで後になって吠えヅラをかくと言うパターンを地で進んでしまったと
自己分析をなさっておりました。

まぁ、普通におとなしく通勤に使っているような走りだったら多分何も
起きないでしょう。

それでもちょっと山道や峠道あたりを元気よく走ってみると程なくして
チェックランプ、FailSafeと言う憂き目に遭ってしまうとのこと。

で、その90を手掛けたショップさんからRZ34を強くススメられて
4月にはご成約をしたとのことでした。

あんまり書くとまたまたモンダイですから詳細はヤめときますがこのまま
同じ轍を踏みそうな気がしたのでネットをイロイロと検索しまくった結果
弊社を訪れて下さったという紆余曲折があります。

サーキットには年に数回行かれるらしいですが今までに1回もマトモに
走れなかったとお嘆きのご様子でした。

ちょっと見ただけですけどエンジンオイルクーラーはグリルの中にデカイのが
鎮座していました。

あんなにデカいのに油温が高いってことは・・・。

そしてそんなにデカいのがラジエターの前にあるから・・・・。

その他、パッと見、モンダイが山積です。

I上さまが語るにおカネばっかどんどんかかっちゃってこの先に良くなるとは
とても思えないとのことでRZ34を弊社に託して下さることになりました。

CircuitConceptに任せて良かったってなるのか?

それき弊社にかかっています。

それにしても・・・・RZ34の冷却系、Z34の倍くらい価格になって
しまった。

恐る恐るI上さまにご提示したら90ではもっとかかったとのことでした。

CircuitConceptさんでダメだったらもう国産チューニングは
あきらめます、って言葉がとても印象的でした。

っつ~~~かこの言葉、何回かありましたね。

そう言えば鈴鹿支部長も同じでしたから。