こないだの羽田でのJAL機と自衛隊の輸送機が衝突した事故の記憶がまだ
新しいところで今度はアメリカのワシントン空港でアメリカン機と米軍ヘリ
衝突事件。
アメリカの空軍でもそのレベルなんだ・・・・
結局は操る人間、マンパワーのモンダイに尽きます。
八王子の近くにアメリカ空軍横田基地がありまして、かのオスプレイが
ちょくちょく爆音を立てて飛んでいます。
なんか急に怖くなった。
もちろんアメリカの空軍にだって優秀な人材はいっぱいいるとは想います。
でも、たった一人のボンクラで大惨事が起きる。
どんな優れた機器、デバイスでも使う側の力量は問われます。
今回、改めて痛切に思い知らされました。
空燃比、つまりEGに必要な燃料を調整するためにドコをイヂるべきか?
を、キチンと把握できているか? それとも・・・・・・
Z34の純正ECUデータを書き換えるための機器って弊社が知る限り
7,8社はあると想います。
弊社が知らない製品だってあるでしょうから10社くらいはあるでしょう。
でも、そもそもが日産のSH7059ってユニットをターゲットにした
書き換えのための機器なので大体横並び。
できることは決まっています。
決まっているんですケドかなりの数のマップがあります。
特にターゲットA/Fのマップがあるんですがコイツだけ書き換えても
ほとんど無意味。
最近の純正ECUってEGを壊さないよう壊さないようにって働きます。
とにかく純正以外の数値をセンサーが検知するとどんどん純正に戻すように
どんどん補正やフィードバックがかかっていきます。
だからターゲットA/Fのマップを書き換えたくらいじゃダメなんです。
今回、DynoPackを散々ブン回してどのように補正が入ってるのかを
捉えることに成功しました。
長く険しく高い壁でしたがやっと攻略に成功しました。
やっと、やっとスタート地点に立てたってキモチです。
勝負はココからです。
DynoPack上の数値と実走の数値はちょっと違いますから。
いきなり燃料が薄くなってEG壊したらタイヘンですから濃い方からテスト
検証を繰り返していきます。
さて、明日の筑波、楽しみ半分、不安が半分です。