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高雄ってドコ? ネタ

マフラーだったりステアリングボスだったり超軽量ボルトナットだったり、
イロイロと進捗状況の打ち合わせで回りました。

ソコソコのモノをソコソコで売るのが儲かる秘訣なんですけどね、

原価設定も低いから定価も抑えられるので、買いやすいからです。

でもやっぱり弊社はソコを選んじゃうと、弊社を信頼して下さる
お得意様を裏切る結果につながってしまいます。

開発にもバカみたいにカネをかけるのも、全ては

世界最高峰品質

の、ためです。

わかりやすいモノだと、弊社製タワーバーやボンネットやリアウイング、
チューニングパーツに詳しくない人でも、見た瞬間,持った瞬間に
その違いが歴然としています。

弊社が高雄で作ってもらっているボルトナットもとてもわかりやすいです。

単純に作ってもらうならずっとカンタンなんです。

ミーティングなんかも必要ありません。

お客様に感動して頂けるような製品のために、何回も詰めてハナシをします。

バカですね~~~

そんなことしてっからいつまで経ったもビンボーなんです。

材質だって、

7075 64チタン SUS304 AZ81マグネシウム

これだって実は品質に差があることも知りました。

やっぱりトラブルが多いのが、中国製とロシア製の材料だそうです。

モノが確かなのが日本製、ドイツ製、アメリカ製だったんですが、
例のモンダイが発覚して以来、日本製もアヤしくなってきました。

弊社を全面的に信頼して下さるサポーターのために、信頼できる筋から
最高の素材を集めて、試作、仕様変更、とても時間かかります。

でも、やり続けていれば確実に進みます。

閑話休題じゃないですけど、こんなんもらいました。

balve

モノがちっちゃくて材料代が安いので、7075で作ってみることにしました。

チタンでよく見るレインボーカラーにしてみます。

さすがにコイツはカンタンですね。

また自らヤバいネタを書いて窮地に追い込まれるネタ

Z34やV36って、イイ意味も悪い意味も含めてアルミを多用しています。

イイ意味というのは、もちろん軽量化です。

S15のボンネットを開けてみると、とても重い鉄のボンネットに閉口します。

悪い意味というのは、どうもそんなに優れた素材を使って無さそげです。

某SNSで7075鍛造ホイールナットをヤフオクで買ったネタがありました。

スレ主さんが、割とその道に従事している方だったらしく定性分析しました。

フツーは定性分析なんかできないですよ。

ただ、その方はそんな機関に従事していたんでしょうね。

分析結果は、ナント5052相当だったってネタです。

アルミ合金としては,最も安い部類の5052を最も高い7075として売る、
しかもオマケに鍛造だって。

その方は造詣が深かったから判明しただけのハナシですけど、ほとんどの人は
判断する術すらありません。

信用するしかないんですね。

その結果、裏切られる、と。

弊社はほとんど64チタンと7075しか扱わないので、違う素材だと
何となくですが、

いつもと違う

と言うカンは身につきました。

弊社のお得意様が、Z34のアルミのメンバーが割れたネタをご紹介しています。

そんなところ、ちょっとやそっと地面にこすったくらいでバックリ割れません。

これ以上書くと、100%怒られますね。

世の中に出回っているチタンとかジュラルミンとか、キチンと定性分析して
結果を公正に報告する、本来ならチューニング雑誌の使命だと想うんですけど。

絶対にやらないでしょうね。

ハマった分だけ成長していくんですが・・・・ネタ

ま~~~~~~~~イロイロとハマっています。

ハマった分だけ成長すると考えてはいるんですが、いろんな経験です。

付くべきモノが付かなかったり、付けたらアッチにアタったり。

それを克服していきながら、イイ物ってできていくんですけどね。

ハマっていると言えば、役所仕事です。

役所ってのは、決められたことをキチンと準備していくと、こんなにも
カンタンな所は無いんですが、決められたことが1個でも欠落していると
テコでも動いてくれないんです。

今回も、とある申請にX線検査ってのが入りました。

こっちが作ったいろんな書類を100%信用してもらえるワケでもないので
検査します って言われりゃ従うしか選択肢はありません。

ただ、段取りを一つ一つ積んでいって検査当日に、

X線検査の申告番号は?

って聞かれました。

エ゛っ、何ですかソレ?

本来なら事前に発行されるらしいんですが、当局もミスをするらしくて
発行漏れだったらしいんです。

こんな番号一つなくても、役所は受理しません。

document

こっちのミスじゃないのに・・・・・・。

これも零細浮き草の宿命? ネタ

弊社はツルシのモノをそのまま販売することはほとんどありません。

ドイツ本国モノのSP-A、SP-Gくらいです。

日本で手に入らないからです。

既製品を弊社から買う人がいないだけのハナシです。

いつもここで書かせて頂いておりますが、

自分が客だったらこんなモノが欲しい

が、開発の発端です。

いろんな製品をイチから作ってきました。

その道のプロフェッショナルを訪れて、弊社の理念をお伝えして、
まずは試作を作ってもらえるように依頼します。

その段階で、まず断られます。

試作、つまり、1個または1セットの製作依頼です。

作る側としては、たった1個作るのにかかるテマヒマを考えると、
かなりもらわないと割が合わないか、または所詮1個ですから
利益を考えるとそもそも断るか?

ともかく必要なんで何とかなりませんか?

って、下から出ようモンなら、それこそかなりフッかけられます。

弊社も日本の中小企業を支えたい気持ちはあるんですが、ともかく高い。

特に試作を1セット作ってもらうのって、モノにもよりますが日本の
1/10以下で作ってくれる所って、海外にいっぱいあります。

試作のハナシですよ。

品質は玉石混淆です。

そんな中で、最高の品質で試作を作ってくれるスペシャリストを探すのって
そりゃあ至難のワザです。

作ってもらってから、やっぱりダメだった、なんてこと掃いて捨てるほど
経験してきました。

やっと、やっと、試作を作ってもらって、弊社が十分にテストをしてから
量産に入ったモノももちろん多いです。

よくありがちな、試作をテストしてみると、

あ~~~ココもうちょっと変更したいな

仕様変更しないでそのまま販売しても、充分に商品力はあります。

それでも、

自分が客だったらこんなモノが欲しい

と言う理念で、自分が妥協してどうする・・・・、と言うコケの一念で
やっぱり細まい所まで変更を重ねます。

そうなると、大きなモンダイが立ちはだかります。

作る側としては、

量産してくれるって言うから試作を安く作ってやったのに、また試作??

仕様変更を重ねると、必ずと言ってイイほどこのモンダイにブチあたります。

中には、

どうせハナっから1個しか作る予定だったんだろ (#`Д´)凸

ってキレれるバヤイもあります。

で、そこで計画が中座します。

頓挫しましたじゃあ、お待ち下さっているお客様に申し訳が立ちません。

いろんなネットワークを使って、弊社でナントカするか無いんです。

山あり谷ありです。

イロイロとお待ちになっていらっしゃるお客様、もうチョイです。

ナントカなりました。

あとは入荷されるのを待つだけです。

Z34,V36サスペンションキット verProへの道ネタ

リアの縣架機構を刷新してさらなるトラクションアップを目指しておりますが、
もちろんパフォーマンスが上がるは当然のハナシで、フィーリングや乗り味、
そしてコストの面でも、懸案事項はいっぱいあります。

弊社のディープなお得意様が弊社に寄せるご期待のさらに上を行きたいです。

ただ、猪突猛進的に世界最高峰品質を追求すると、その先に立ちはだかる

コスト

つまり費用対効果を良く検討する必要があります。

リアの縣架機構を変えるメリットとデメリットについて、良く検討して、
どの段階でこのアップグレードキットが必要となってくるのかをも、
慎重にテストを続けなければなりません。

ツチノコを取っちゃった代わりに取り付ける弊社製のロワーリンク。

そのままじゃ車検に通らないことになっています。

でも、そこはすっかり得意になりました。

書類製作のために、降伏応力等を油圧プレスで測定するんですが、
ま~~~想像以上にヤワでした。

Z34のアームって、こんなにやっこくてイイの?

リアだからイイのか? それともそもそもがこんなモンなのか?

S15のアームのチャチさから見ると、Z34のフロントロワーアームは
設計ミス? 過剰なんじゃないの? と思えるほどのゴツさです。

リアのロワーリンク、ま、ツチノコですね、コイツを弊社得意の
7075S削り出しで作り替えたモノと交換したら、どんな
乗り味になるのか? とても楽しみです。

lowerpirolink

せっかくこんなモン作るので、大型のピロ仕様にして、さらには
日産純正のダストカバーがピッタリと付くようにしています。

こんなモンでピロの耐久性が上がるなら、やらなきゃ損です。

お買い求め下さるお得意様に、

イイ買い物をした

と言う印象を

ちなみに、弊社お得意様のM田様、I様、K藤様、S永様がいつもながらに
現物をご覧になることなく、さらには価格もお伝えすることが無いままに、
このアップグレードキットをご予約済みです。

M田様、I様、K藤様は、揃って富士本コース分切りの寸止めランナーです。

このアップグレードキットで一気に切っちゃいましょう

って安易に宣言しちゃいましたが、自信はあります。

お得意様お一人お一人が結果を出して下さることネタ、その2

こんなハナシ、辟易としていらっしゃるでしょうが

体調、超悪りぃぃぃ

疲れが溜まっています。

さてと、

クルマ側のモンダイ

のハナシですが、やはり最大の要因はアシです。

アシと一言でも、その構成部品は、

もちろんスプリング
ショックアブゾーバー
バンプラバー
アッパーマウント
アーム
スタビライザー
そしてデフ玉もアシの構成部品に入れたいです

弊社の最大の特徴であり、そしてお得意様が弊社に求めること

オートクチュールです

お客様によって、タイヤも違えば車重も違えば空力も違います。

そして最も大きな要因の、運転技術レベル です。

全く同じセットでも、お客様にとってのフィーリングは様々です。

以前にテニスラケットゴルフのドライバーでハナシさせて頂いたことが
ありますが、初中級者がプロ用上級者用の道具を使っても使いこなせません。

使いこなせないどころか、結果は悪くなります。

経験者ならとても良くわかるハナシだと思いますが、逆な書き方をすれば
ハマって、経験しないとなかなかわからないハナシです。

ご自身がお使いの道具が、本当に今の技術レベルに合っているのか?

そんなことがちゃんと把握できる人って、わずかです。

S2000やFDと比較してもしょうがありませんが、同じような車格の
JZA80と比較しても、純正のZ34はアンダーオーバーが強いです。

あ、これがアンダーオーバーね

って初級者が身をもって体験したときには、クルマをブツけている時です。

それでも純正はそれなりにバランスが取れています。

やっぱりフロントはステアリングレスポンス良く

そしてリアは粘ってくれる

適切にヨーを積極的に発生させて、アクセルで曲がっていくか?

上級者への大きな壁の一つだと思います。

ヨーを的確に発生させて、アクセルを開けてリアが沈んでいきますと、
アシはストロークし、スプリングはどんどん縮みます。

ショックアブゾーバーでロールスピードをコントロールするんですが、
その前に、スプリングの動荷重が足りないと腰砕けになります。

純正がそんなカンジですね。

Sタイヤを履いたり、スリックを履いたS耐車両のようなレース車両だと
ロールを抑えるセットなんですが、ラジアルでは弊社の考えが違います。

リアがブレークしたときの挙動を穏やかにしたい

それにはある程度のロール量は必要と弊社は考えます。

そのために、メインのスプリング

ツチノコみたいなロワーリンクで進めると、とても高価になりそげだったので
せっかく開発が進んでいるモノも果敢に廃棄しました。

現在開発しているシステムの方が、ずっと安価でひょっとしたら効果も
大きいのではないかとワクワクしています。

その代わり、開発はイチからです。

メインは計算で割とカンタンにキマるんですが、テンダー、ヘルパー
そしてバンプラバーはずっとタイヘンです。

TenderandHelper

hphelper

以前に、弊社のお得意様のM田様が試乗車を筑波でお試しになった時に、

これ、メチャメチャ楽しいですね

と、フィードバックをして下さいました。

例え同じセットでも、お客様によって感じ方は変わります。

お得意様上達に合わせて、もっともっと進化させます。

お得意様お一人お一人が結果を出して下さることネタ、その1

クルマにモンダイがあるバヤイ

その状態でいくら練習を積んでも、遠回りになるどころかひょっとしたら
違う方向に向かっちゃうことだってあります。

地元のサーキットで長年にわたって経験が豊富なお客様が、経験が長い分
タイムもアタマ打ちで、いわゆる伸び悩みと言う状態に陥ることもあります。

ソコを弊社は、車体側とドライビング側の両方でサポートさせて頂いています。

車体側をキチンと作ってあれば、ドライビングに集中することができます。

そもそも初中級者にとって、ナニが良く無いかもわからないことが多いです。

プロや上級者がヒラリヒラリとクルマの向きを変えて最速ラインを叩き出すのも
とても多くの裏付けがあるんです。

富士や筑波で、プロドライバーがショップさんの車両をセットしているのを
よく見かけますが、だいたい2周か3周くらいで帰ってきちゃいます。

セットアップ能力が高いプロドライバーは、1,2周でわかっちゃいます。

それ以上走った所で・・・・、なんでしょうね。

ここ何回かでご紹介させて頂いているクリップを外すと言うこと。

その原因がプロや上級者にはすぐにわかっても、初中級者にはわかりません。

わからないからムダにもがき苦しむこともあると思います。

パーツだって、自己流で選定しても、

そんなの付けたって・・・

とか、

それ付ける前にこっちが先でしょ

が、満載です。

弊社の車両が走れそうなのって年内ギリっぽいので、あと2回くらいは
お客様のサポートっぽいです。

弊社が一貫して目指す

お得意様が楽しくサル走って、タイムに繋がる

待機組のお得意様がいっぱいいらっしゃいますので、とっととやらないと。

ドライビングレッスンも弊社らしくオートクチュールでネタ、その2

いろんなお問い合わせを頂戴しました。

特に 最短のラインが最速のラインとは限らない と言う点です。

弊社はドライビング道なるものを伝道する意図はありません。

しかるべきプロドライバーもいっぱいいますし。

上手くなるのと速くなるのって、ちょっと違うんです。

そのサーキットに特化してクルマをハードに作り込んで、タイム命って
そんなアプローチがほとんどの中、敢えて弊社は違うことをしています。

もちろんいろんな手法があって然るべきですし、結果が出ることに
弊社は異論を挟むつもりは全くありません。

ただ、何回もここでご案内させて頂いておりますが弊社が追求すること
それは、乗りやすさでと運転する楽しさです。

昨日ここで提唱させて頂いた最短ライン。

fujishort1

最速ラインなんて、初っパナから追い求めたって見つかりっこありません。

自称中級者は、最速ラインを走っていると思い込んでいることが多いです。

ここはいったん立ち返って、冷静に客観視を弊社はご呈示させているだけです。

最短ラインをトレースできていない段階で盲目に最速ラインを追求したとしても
結果は見えているんですが、自認する力量ってなかなか得難いのが人間です。

ここでも弊社はお得意様に、敢えてのご提言をさせて頂いております。

クリップに付けないなら、まずは付けるまで車速を落とすしかありません

コレをイヤがる人が多いです

以前にスキーのプルークボーゲンのハナシをさせて頂いた事があります。

第一段階ができないまま第二、第三段階に進んでも、自己流が凝り固まって
上達への大きな障害になることをプルークボーゲンで例えてみました。

ここで絶対にやってはいけないと弊社が考えること、それは

ハイグリップタイヤに逃げる

純正装着レベルのソコソコグリップのタイヤから、ハイグリップタイヤに
履き替えて同じ事をやってみると、カンタンにできちゃいます。

タイムもカンタンに縮みます。

今、安易にそこに手を染めると、その先が難しくなります。

できないことをできるようにすることが練習です。

で、車速を落としてキチンと最短ラインをトレースできるようになったら、
そこで初めて車速を上げていってみます。

そうすると、やはりクリップに付けないようになってきます。

以前のようなクリップを外すことには同じでも、内容が違います

そこでは大きく2つの原因が見えてきます。

車体側のモンダイ

ドライビングスキルのモンダイ

この差がキチンと把握できるのって、酸いも甘いも噛み分ける経験豊富な
上級者にならないとなかなか難しいです。

自己流でムダな時間とおカネを膨大に注ぎ込む割には得るモノは少ない、
そんな遠回りをいっぱい見てきましたので、弊社のお得意様には
弊社ならではのサービスでお返しして言っています。

シツコいようですが、繰り返させて下さい。

大いに楽しんで上手になること、その結果タイムに繋がる

それが弊社の提唱するアプローチです。

もう何名ものお得意様が、結果に繋がってきています。

ドライビングレッスンも弊社らしくオートクチュールでネタ、その1

昨日ご紹介させて頂いたこの中速S字、他のいろんなサーキットで
応用が効くので、ココでご紹介させて頂きました。

fujishort

弊社が提唱している段階的な

例えば筑波で8秒くらい富士の本コースで10秒、ショートで39秒あたり。

最初に走ってみるとそんなモンです。

やっぱり速くなりたい、上手になりたいと誰もが思います。

フツーのアプローチだったら、タイヤ、に逃げるトコなんでしょうが
敢えてソコは弊社は否定します。

ドライビングに関しても、敢えて王道のセオリーとは違うアプローチです。

それで多くのお得意様が結果に繋がってきましたから。

下のラインは最短ラインであって、最速ラインとは限りません。

fujishort1

最速ラインは弊社でも日々、研究中です。

雑誌やDVD等でプロが最速ラインを紹介していますが、敢えてソコは無視。

最速ラインの前に最短ラインをキチンとトレースできるのか?

最短ラインと言うのは、文字通りイチバン短いラインです。

逆な言い方をすれば、最短ラインを外すと、わざわざ遠回りをしています。

一周すれば数メートルもの差になるでしょう。

単純に遠回りをするほど時間がかかります。

その分、タイムは遅くなります。

ブレーキングだとか、ステアリングの切り方だとか、荷重移動だとか
いろんなことをいっぺんにやろうとしてもムリです。

まずは、キチンとクリップを外さないことを念頭に置いてサル走りです。

fujishort2

そうすれば、カンタンに秒単位で縮んじゃうんです。

つづく・・・・・・・