久々に語るZ34V36ピロロワーアームネタ、その5

フロントのアームのゴム部について改めて解説してみます。

弊社ピロアッパーアームを作ったときに保安基準適合の書類も作りました。

つまり車検対応ってヤツです。

その時にアームやブッシュにかかるイロイロな力をキチンと把握できました。

外注に出さないで自分でやった強みです。

まずこの図からです。

Larm1

上?下?から見た図です。

コーナーリング中に横Gがかかります。

Larm2

アームはこの3点で支持されています。

Larm3

で、最も力がかかる部分がココです。

Larm4

力がかかると言うことは負担が大きいと言うことです。

純正は直径が46mmもある大型ゴムブッシュでオマケに空隙(すき間)が
設けてあるという念の入れようです。

stockbush

その理念はたった一つ、乗り心地です。

それだけです。

だからコイツのせいでZ34V36のスポーツドライビングにキモチイイ
ハンドリンク特性ってのを損なっちゃっているんです。

だから弊社は対策をしたんですがコレがまたタイヘンなんです。