軽量化の費用対効果と律速段階について真剣に考えるネタ、その4

ぇぇぇぇとてもとてもガンバったんですが熱中症ヒドくなってきました。

こんなんじゃムリですって。

ところで。

そもそも論です。

なぜ軽量化にそんなにおカネをかけるの? ってハナシです。

ハナシが変わるようですが大阪の I 様、2年越しの入庫です。

納期がかかる弊社ではありますが I 様の中でも葛藤がありました。

と言うのは既にイロイロと I 様の車両には手が入っていたんです。

一般的にお客様の心情を斟酌しますと、アシだってブレーキだって
マフラーだってエキマニだってECUだって、既にご購入済みだと
それでまいっか になりますしもっと上の世界があるのかどうかも
判断する手段すらなかなかありません。

I 様の場合お悩みはたった1つだけでした。

乗っていて楽しくない・・・・

それで乗る機会も減ってきたとのことでした。

Z34V36をプロデュースしてきた弊社としてはただただ悲しいです。

ともかく一旦お預かりして、そっからです。

で、とりあえずテスト走行して I 様にご連絡差し上げました。

I さん、よくコレ乗ってましたね

するとI様は

でしょ〜〜〜!!

弊社がココでシツこく提唱させて頂いている3本柱、それが費用対効果と
律速段階とトータルバランスです。

例えば弊社のサスペンションキット

ver 1    428,000

ver 2    488,000

ver Pro  800,000

これを見ると、高けぇ〜〜 って感じる人が多いと思いますし、モノの
良し悪しがわからない人からしてみれば、Bilsteinベースで
ボッタクリって言う輩もいるでしょう。

それでもおかげさまでとても多くのバックオーダーを頂戴しています。

なぜそれほど支持されるようになってきたのかはそれは遠く長く険しく
曲がりくねった道を着実に歩いてきたからです。

最初から支持されたワケではありません。

辛口のお得意様と二人三脚で作り上げてきた経緯があります。

仕様変更なんて10回以上やりました。

今でも進化は止まりません。

ECUだって一月に2回は仕様変更しています。

そうやって見えないところにテマヒマやおカネをかけて作り上げてきたものを
お客様が評価するのは至ってカンタンです。

ご試乗下されば全てはわかります。

言葉で伝わらないモノ、数式なんかじゃなおさら伝わらないこと、
それがチョットそこいらをご試乗くだされば全てがわかります。

ナニがわかるの?

ってハナシですがご自身のクルマとの差です。

以前にも書きましたが、弊社の試乗車はエキマニ純正です。

女王蜂は売ってしまいました。

いくらECUがコリに凝ったからと言ってせいぜい320馬力程度です。

富士ショートのストレートですらお得意様にチギられます。

ブレーキだってま〜〜だベースグレード純正です。

タイヤだってhankookです。

言い訳をしているんでは無くトータルバランスを追求することを主眼として
開発を続けて来たと言う経緯はあります。

実はカネが無いだけのハナシなんですケド。

現在やっとEGを降ろしています。

390RS Pro

ただEGパワーだけを追求するのでは無く6連スロットルじゃなきゃ
到達できないバイクのようなレスポンス、それでいて乗りやすい、
書くとカンタンですがとてもとても難しいです。

こんなEGを搭載しちゃうとトータルバランスなんかフッ飛んじゃうほどの
インパクトになっちゃうので先日も書きましたがスーパーオートバックスの
神戸さんのイベントで純正EGのご試乗は最後とご案内させて頂きました。

数名のお客様がご試乗下さりl様もそのお一人でした。

で、2年の葛藤に I 様ご自身が決着をお付けになったと言うことです。

そうだ!! 来年のスーパーオートバックス神戸さんのイベントの懸賞クイズ、
公開パワーチェックにしよう!

今年の懸賞クイズは正解者がいらっしゃいました。

しかもお一人。

第一希望が進呈されます。

ちゃんと画像付きで証拠の正解をその内アップします。

ハナシがドンドン逸れるな・・・・。

軽量化のハナシだった。