結果が出ることはとても嬉しいですがそりゃあイバラの道でもありましたよ。
まずはM上さまの筑波2秒7(052の2分山)I田さまの鈴鹿27秒1
(Hankook RS4の3分山)を掘り下げてみましょう。
99%のドライバーがタイムを詰めるために採る手法がタイヤです。
もちろん否定はしませんよ
でも、弊社のチームメンバーは違うんです。
時間がかかるように見えますが実は最短距離だって弊社では確信しています。
それを多くのメンバーが愚直に遂行して下さって結果に結びついてきた、
そういうことに他なりません。
何回かココで書いてきましたが鈴鹿支部長のI田さま、ちょうど去年の今ころ
同じタイヤで32秒くらいだったように記憶しております。
タイヤが同じで5秒詰めてきました。
当時はI田さまもちょっとクサっていたのもまだ記憶に新しいです。
たまたまピットが同じだったドライバーさんからベスト何秒? って聞かれる
ことも多く、I田さまが32秒ですって答えるとお相手のドライバーさんは
ふ~~ん頑張ってね~~って余裕の表情で返されるのがとてもツラい。
そんなお電話を10回くらいは頂戴しましたね。
その都度、データロガーを解析してきました。
ドコのコーナーでナニができていないか?
ドコのツッコミでブレーキングGが不完全なのか?
一つ一つ丁寧に克服していくことでどんどんタイムは達成されていきました。
ソコで71や12Dなんか履いちゃっていたらきっと今シーズンココまでには
到達できなかったと弊社では考えています。
2年前に37秒あたりからスタートした鈴鹿の本コースで10秒縮めたんです。
もうHankookRS4と言うタイヤのポテンシャルは100%引き出せた
と考えてもイイと想います。
満を持しての052投入なんですがいきなりポンってタイムが出るほど甘い
世界ではありません。
ただ、クルマ側を担当する弊社はヤルべきことはわかっていますし先行する
M上さまのクルマでも実証できました。
さて、まだまだ通過点ですよ。