なんかコロナってすっかり飽きられちゃいましたね。
さて、M山さまのV36に弊社製QUANTUMサスペンションを取り付けて
シェイクダウンが大成功したハナシの前にまたまた興味深いケーススタディが
ありました。
ちょっとだけゆかりのある後輩がタマタマ練習に来ていたんですけど・・・
言ってもメンバーでも何でも無いので表現にはとても気を使います。
あの様子だと本人は全く気がついていないでしょうから。
ほとんどの人が羨むような高級スポーツカーです。
ほとんどの人って書いたのは今回の一件でなおさら弊社チームメンバーは
いつかはその高級スポーツカーに、とはならないでしょうね。
当然、画像はダメですよ。
聞くと本コースをメインに楽しんでいるとのことでベストは53秒だそうです。
本コース53秒と言ったらフツーに評価すると速い方ではあります。
ところがです。
昨日の富士ショートで見ている限りでは一つ一つの所作が全くできていない。
馬力がスゴいからストレートスピードはとても速いですが1コーナーの
ブレーキングはイイとこ1Gチョイ。
Sタイヤを履いているにもかかわらずヘアピンやS字はアジアンタイヤを
履いている弊社のメンバーにつつかれていました。
その高級スポーツカーに関してはもっと書きたいことはいっぱいあるんですが
ソコソコにしとかないと・・・・・です。
決して否定はしませんよ。
そりゃそうです。
オーナーさんがそれで良ければそれが正解です。
ところがです。
目指すところは弊社と真逆カナ? って印象です。
今回のV36のM山さまのケーススタディとまさに真逆です。
去年には鈴鹿でT中さまが劇的に運転技術の向上を果たしました。
今年に入って早々にM山さまが劇的に運転技術の向上を果たしています。
他のチームメンバーからヤミ練、コソ練、密か練を疑われたほどの劇的な
運転技術の向上を果たしています。
タイヤは1世代前のFederalでさらに喰わないです。
そんなタイヤで1コーナーをドッカンブレーキかけると当然ロックします。
そしてABSが正常に作動します。
いくら正常作動とは言え、ABSが介入するとツーって前に進んでしまいます。
だからブレーキコントロールをしてABSをリリースします。
そんなタイヤでパキッってステアリングを切れば曲がらない、つまりアンダー
ってことになります。
丁寧にフロントに荷重をかけることでアンダーを消して曲がることができます。
そんなタイヤでラフなアクセル操作をするとリアがドバっと出ます。
丁寧にリア荷重を意識していけばリアを流すこと無く1ランク上のコーナー
速度で駆け抜けられるようになります。
そう言うことを意識して練習して研鑽を積むことで運転技術が向上していく
弊社ではそう考えていますし、今までに何名ものメンバーが1段1段階段を
登って行く様子を見ていると弊社がブレずに愚直にやってきたことってのは
正解だったんだな・・・って感慨深いです。