弊社が全面的に信頼を寄せるエンジン開発の担当者から連絡がありました。
これダメなんちゃう?
何のハナシかと言いますとまずはこれをご覧ください。
まずはZ34のVQ37のエンジンブロック
RZ34のエンジンブロックです
Z34のエンジンにはちゃんと入ってあるブロックの補強がRZ34は
ターボエンジンにも関わらず付いていません。
単純にブロック剛性がZ34よりもRZ34の方が低いことを意味します。
担当者さんによりますと600馬力も出すとエンジン割れるんじゃないか?
ってハナシです。
Z34と比較すると何か随所にコストダウンが垣間見られるRZ34です。
早速、電動パワステやマニュアルトランスミッションに不具合が報告されて、
先日も書いたようにATはアメリカのトラックTitanの使い回し。
400Rでブーストアップしたタービンが既に壊れ始めていると言う
レポートもあります。
RZ34でECUをやって過給圧を上げるってお客様、きっと来年の今頃は
バンバントラぶるそうな予感です。
富士の本コースのストレートなんか何本持つんだろうか? そんなハナシです。
もちろん弊社もテストしてみますがここまできたらもうブっ壊すの前提です。
逆にお客様にはこんな提言をしかせざるをえないような気がします。
ストリートや通勤快速ならまだしもサーキットガンガンを視野に入って
いるならばブースト圧は純正のままでいきましょう。
それだって富士の本コースが何本もつかは未知数です。
とにかく耐久性を重視する弊社ではあえてきちんとしたタービンに交換を
することを考えておりますしすでにPRIではGarrettの担当者と
打ち合わせ予定です。
純正の電動アクチュエーターだってとても耐久性があるようには思えません。
壊さないでRZ34を楽しむためにはかなりのコストを覚悟しなくては
ならないでしょう。
少なくともサーキットガンガンを視野に入れているならばタービンを
Garrettにして500馬力くらいで乗るのがまずは第一ステップ
のような気がします。