今シーズンをいかに有効に過ごすか? を真剣に考えるネタ、その8

シーズン突入して例年よりも多くのお得意様、例年よりも多くの走行機会と
なりまして多忙ながら楽しいです。

そうなると多くのお得意様からご相談を受けるのがタイヤです。

そりゃそうです。

走りゃタイヤは減りますから。

弊社が一貫してココで書いている主張の一つにメッチャ喰うタイヤは
練習にならないってことです。

ちょっと語弊があるとは思いますが正確に表現するならばドライバーが
ミスをしたら相応にクルマの動きとして顕れないとナニを練習するのか
わからないままただダラダラと周回を重ねるだけで上達と言うよりも
ただ慣れるだけってことにもなってしまいます。

まずはドカンとブレーキを踏むことから練習して頂いておりますが
これってウェットでもとても有効ですし学ぶことが多いです。

ソコソコグリップのタイヤだとABSが正常作動するハズです。

ABSが正常作動しないならそれは車体側にモンダイがあります

バンバンABSが正常作動していたのにブレーキングが上達してくると
踏み方によってだんだんコントロールできるようになります。

どうやんのか?って雑誌やDVD等でいっぱい紹介されていますが
アタマでわかっていても実際にコースでできるようになるためには
実践あるのみです。

だからこそ弊社では30分サル走りを強く推奨しております。

10分の走行ではわからなかったことが20分続ければわかることだって
とても多いです。

10周では気が付かなかったことが20周目に気がつくことも多いです。

ステアリングの切り方でも同じことが言えると弊社では考えています。

フロントに荷重をかけてタイヤをツブして・・・・なんて高度な技術を
お持ちの上級者やできると思い込んでいる自称上級者は弊社の練習会に
参加することは無かったり参加してもすぐにいなくなったり・・です。

やっぱり慣れてきてスピードレンジが上がってくるとパキッって
ステアリングを切ってしまうモンです。

そうするとソコソコグリップタイヤだともれなくアンダーが出ます。

これが手アンダーってヤツですね。

正常進化です。

誰もが通る道だと弊社では考えています。

ご自身のクルマをプロドライバーに乗ってもらった経験のある人も
多いとは思います。

弊社でも5、6年前くらいに山野選手を迎えて練習会をやったことがあり
もちろんですが全てにおいてスピードレンジが違います。

ご参加下さった当時のメンバーさんもこんなにスッて止まるんだとか
こんなスピードでスッて曲がるんだってお感じ下さったと思います。

お客様のおクルマで異次元のことを難なくこなしてしまうんです。

だからこそ弊社では次の2点を重要視してきました。

1.安易にキャンバーに頼らない

2.ハイグリップタイヤに頼らない

またメンド臭せぇヤツらが騒ぎそうなネタですが弊社は一切相手しません。

キャンバーに関してはアシのセットと密接な関係があるのでコレ以上は
言及しませんがタイヤはお客様にとっても重要な案件です。

高~~~いタイヤを買ってとりあえずはソコソコのタイムにつながっても
技術的にはなんも上がっていないってことを弊社では最も避けたいです。

じゃ、現実にはどうするか? ってハナシですね。