Z34、V36大容量エアクリーナーボックスネタ、その14

さ、これから帰ります。

台湾松山空港のラウンジで、また小籠包を食べています。

tsalounge

やっぱ、本場はウマイです。

小籠包、初めて食べるとだいたい口の中をヤケドします。

中にアッツアツのスープが入っているんです。

コイツですが、予定しているエアフィルターのプロトタイプなんです。

airfilter1

限られたスペースの中に、最大のエアフィルターを投入する予定です。

大きさも最大ですが、弊社が取り扱うエアフィルター、ダブルインレットです。

エアフィルターの外側と内側の両方に吸入口があります。

つまり、単純に倍とは行きませんが、フツーのエアフィルターよりも
ずっとたくさんの空気を取り込む事ができるんです。

同じ吸入量ならば、抵抗が少なくて済むんです。

これだけだったら、探せば手に入る技術です。

ここで終わったら、また叩かれます。

で、ココをドライカーボンで作っています。

airfilter2

ドライカーボンで作る意味があんの?

昨日もご紹介させて頂きました。

フロントセクションの軽量化は、g単位で追求して行きます。

それが、回頭性にも大きく貢献するからです。

早いハナシが、ハンドリングが良くなるんです。

ステアリングをスパっと切って、ノーズがスッと入る。

純正のZ34では考えられない動きです。

弊社のサスペンションキットを含め、アシ周りを高度にバランスさせます。

でも、どうしてもフロントの900Kg近い軸荷重が生み出す回頭性の悪さ、
軽量化を進めないと達成できない気持ちのイイ領域と言うのがあります。

FDの純正は、フロントの軸荷重は640Kgです。

さすがピュアスポーツ。

いくら何でも640Kgのフロント軸荷重はムリでも、
700Kg前半は視野に入っています。

サスペンションの機構的な形状は、Z34の方が新しい分だけ進んでいます。

700Kg前半のフロント軸荷重で、FDと同等の回頭性を手に入れたいです。

軽いのはわかるけど、ドライカーボンなんていらねぇ、ってお客様のために
フツーのフィルターも用意する予定です。

弊社の製品は、初期投資はどうしても高いモノになりがちですが、
補修部品や消耗品はお安く提供させて頂いております。