EGハーネス、ドコまでいけるか?ネタ

もうこうなると気になっちゃって気になっちゃって。

軽量化って観点からは無意味に近いです。

いかに美しいEGルームをプロデュースするか?

それだけです。

昨日に引き続いてイロイロたぐっていくと気が付いてしまいます。

egwiring1

EGアース配線ってかなり多いんですね。

ブロックやヘッドがアルミ合金であることを考えると、電気伝導率が
とても高いので、アース線を落とす場所に神経質にならなくても
理論的には効果は変わらないはずです。

そうなると、別にソコじゃなくてもって感じてしまいます。

そもそもこのループって何だ??

egwiring2

純正の配線はそれなりには考えられているとは思いますので、
テキトーな仕事ではいずれチェックランプとなって帰ってきます。

ここからは配線図を見ながら慎重な作業です。

EGハーネス、ドコまでいけるか?ネタ

で、イロイロと見ていると気になる配線はいっぱいあるんですけど、
カンタンにできるヤツを見つけました。

このEGアース線です。

egearth

もちろん取っちゃダメですけど、上から見るとやけにムダに長い。

で、外してみました。

egearth1

で、バラしてみました。

egearth2

20SQの単線と12SQと8SQのヨリ線です。

20SQの単線2本で良くね?

もっと言えば20SQの単線1本で良くね?

バッテリーのマイナス線よりも容量が大きくても意味あんの?

で、そこはCircuitConcept流です。

実験君です。

延ばしてみると70cm近くあるこのアース線を取り付け位置を見直すことで
25cmくらいになりそげです。

egearth3

せっかくですのでCircuitConceptらしく行きます。

EGルームの上から見ると、この2本のアース線は消滅します。

世界最高峰品質を掲げ続けると言うこと、ネタ

懇意にさせて頂いている実力派チューナーと久しぶりに昼食を共にして
イロイロと情報交換をさせて頂いたんですが、そのチューナーさんの元に
こんなEGルームの車両が入庫していました。

wiringharness1

コレ、一般のお客様にはあまりおわかりにならないと思いますが
我々のようにEGを手がける側から拝見しますとかなりの驚愕です。

あまりにもスッキリ過ぎです。

Z34のボンネットを開けてみてちよっとご覧になってみて下さい。

ゴチャゴチャしていますね。

ま、それがフツーなんですけど。

で、そのチューナーさんに聞いてみました。

そしたら、EGハーネスをいったんバラして不要なモノを間引きして、
キレイにまとめ直したんだそうです。

FDの時に一回やりましたがそりゃあメチャクチャ手間です。

その時には軽量化のためにやって、見た目なんか全く気にしませんでした。

う~~~む、世の中にはスゴい人ってまだまだいるんですね。

こりゃあ弊社も見習わなくてはなりません。

以前にご紹介させて頂いたこのEGハーネスを留めるガン鉄ブラケット。

コイツを軽量化したいってハナシを書いたことがあります。

harnesbracket2

いっそのこと取り去りました。

wiringharness2

全然OKです。

むしろサッサとやりゃあ良かったです。

良~~~く見てみると、ムダに長い配線はいっぱいあります。

よし、決めた。

純正のEGハーネスを新品で買って、もっともっと攻めた軽量化と
美しいと評価されるまでの引き直しをしてみよう!!

一つの製品に責任を持つと言うこと、ネタ

弊社お得意様が何名か教えて下さることがあります。

またボロカス書かれていますよ

1年に1回くらいはありますね。

今日はそのネタではありません。

とあるSNSで弊社がいつも提唱していることを書いている人がいる、と。

ボディ剛性のハナシです。

弊社がこんな事書いたらそりゃあタイヘンなことになる、そんな内容です。

正しいか正しくないかは今回は置いといて、その人が書くように
弊社もずっと一貫して主張していることが

フロントの剛性は足りない

リアの剛性は純正のベースグレードがイチバン

特にリアの剛性のハナシですが、ベースグレードがイチバンイイと言うのは、
コントロール性のハナシです。

乗ればわかります。

200台以上のZ34に乗って、30台以上のお得意様のZ34の車両を
サーキットでセットアップしてきた弊社の経験則です。

弊社だけが正しいなんて毛頭思っていません。

ホントです。

いろんな考えがあってしかるべきだと考えています。

それが個性につながるワケですから。

リアを固めていくとどんどん運転が難しくなってきます。

進入でクルっと回っちゃうようなクルマ、コーナーでアクセルを開けるのが
おっかなビックリのようなクルマ、剛性を含めてセットを間違っちゃっている
そんなケースが何台かありました。

タイムのことを考えると違う意見やアプローチもあるのかもしれません。

そこはわかりませんが、乗りやすさ、コントロール性で判断すれば、
ベースグレードのリアがイチバンイイです。

先日、久々にお会いして相変わらず素晴らしい走りをご披露下さった
アルテッツァのをいちゃんのパターンです。

久しぶりにお会いしてご挨拶を済ませて開口一番、

ロールバー入れたら遅くなっちゃいました、次回は外してきます

あれほどの上級者の方でも判断を誤らせてしまうのがボディです。

付ければ付けるほど良くなるような錯覚や誤った情報が蔓延する中、
弊社の補強製品に対する責任に対しては、とても慎重です。

ダメだったら取り外す勇気は必要です。

弊社の軽量高剛性ダイアグブレースバーフルセット、ナニがイイの?
他の補強パーツとナニが違うの?を、丁寧に一つ一つ検証しています。

いい加減なことテキトーな事を一つでもやってしまえばこうなります。

他の製品もその程度だよ ( ̄з ̄)Y~~~~

それを肝に銘じて丁寧に丁寧に検証しています。

 

一つの製品に責任を持つと言うこと、ネタ

昨日の八王子の気温です。

temp

今までこんなに梅雨の期間中に天気や気温を気にしたこと無かったです。

昨日も書きましたが、例年ですとシーズンオフです。

今年はウデのチューニング戦線異常アリです。

昨日はチームサーキットコンセプトのF沢様がお一人で走りに行きました。

弊社も行きたかったんですけど、これまたチームサーキットコンセプトの
I様が来社予定がありましたし、お預かりのお客様の作業が目白押しで
走りに行くことは断念せざるを得ませんでした。

一段落したら来週あたり梅雨の中休みを狙って朝イチに行ってみようかな?

テストしてみたい試作も目白押しです。

実はF沢様の車両には、

サーキットコンセプトダイアグブレースバー3点フルセット

の試作が取り付けられています。

まだ切った貼ったの試作です。

それでも効果は想像以上に絶大だったらしく、とても喜んで下さいました。

そもそもこんなトコ留めて何か意味あんの?

ってトコに付いている重量ブツを取り去って効果が大きいだろうと思われる
補強部品を取り付けました。

そう言えば去年お取り付け下さった島根のY本様、今年の冬は島根も大雪で
弊社ダイアグブレースバー(まだセンターピースのみ)の効果を雪道で
体感なさったとご丁寧なご報告がありました。

今年のスーパーオートバックス神戸さんのイベントでフルセットに
アップグレードご希望ですので、それまでには完成させます。

そのためにテストテストと。

ウデのチューニングについて考える、ネタ

関東でも梅雨入りっぽいです。

東京もしとしとしとしと降っています。

例年ですと東京地区は7/20くらいに梅雨明けで、そっからは35度の
酷暑が待っています。

さすがにそんな時に走りに行こうって気力は無くなります。

そもそも今まではGW開けたら走りに行きませんでした。

理由は一つ。

ベスト更新が見込めないから

外気温が低いとEGにもイイですし、路面温度が低いとグリップにもイイです。

だからフツーはシーズンって11月から2月末くらいでした。

今年は異常アリです。

そんな業界の常識を弊社お得意様の情熱が塗り替えています。

物理の法則として冬のハイシーズンよりも有利なことはありません。

でも、ウデのチューニングってのは季節は関係ありませんから。

お得意様に引っ張られて、こんな季節に走りに行くことになっちゃいました。

でも、ここで注意が必要です。

フツーはGWあたりまでしか想定していなかったサル走り、今の季節になると
足りなくなってくるモノがあります。

今シーズンの夏は、それを一つ一つ弊社は検証していきます。

35度じゃイヤですけど、30度くらいなら朝の1本くらいは行ってみます。

え~~~行きたくないな~~~

じゃ済まされなくなってきましたから。

モノ造りに昂ぶるネタ

先日、羽田空港の駐車場に停まっていたFerrariのリアを撮ってみました。

reardiffuser

ホントは照明を焚いてもっとキレイに撮りたかったのですが、ドアミラーの時
パクられかけた経緯があるのでササっと撮って立ち去りました。

Ferrariが弊社に追いついた??

す、すいません、調子に乗りました。

でも縦フィンがちょっと甘いなと弊社は感じます。

弊社のリアディフューザーも実はもうちょっと攻めたかったんです。

実はコレ、弊社がやりたかったヤツ~~~~。

reardiffuser2

実際に試作は作ったんです。

で、何でヤメちゃったかと言いますと 空力的に効き過ぎ でした。

1号機に付けて富士の本コースを走った時、最初はかなりアンダーで
アシのセットをかなりやり直しました。

フロントのアンダーウイングをつけると今度はオーバーです。

もうすぐ完成するリアのウイングだと、やはりかなりのアンダーになります。

アシのセットと共に路面に吸い付くようなセットを目指して1ランクも2ランクも
コーナーのスピードと安定性を追求していくんです。

空気の力はタダですから、利用しないのはもったいないです。

デザインだけじゃ無いんだな~~~~

モノ造りに昂ぶるネタ

ボンネットを開けると、フロントバンパーの取り付け位置からラジエターの
上部を覆うようにプラスチックのカバーが付いています。

そのカバーをはずしてみると(フロントバンパーをはずす必要アリ)
見えてくるのがこの鉄板のプレス材です。

radiatoruppercover

何回かご紹介させて頂きましたが、コイツがかなり重いんです。

裏ホネやらブラケットやらコミコミで5,6Kgくらいはありそげなんです。

もっとカモ??

もちろん全部はずした時に正確に計測する予定です。

何でこんなモン外すかって言いますと、これまた以前にご紹介しましたように
1ピースでドライカーボン化していまして、もうすぐ焼き上がってきます。

よ~~く見て下さいますとおわかりになると思いますが、やたらボルトが多い。

こんな手でカンタンにヒン曲がるようなペラッペラの剛性が無い鉄板を
ムダに30本くらいのボルトで留まっています。

純正はもちろん鉄製のボルトです。

M8とM6の鉄製のボルトが30本も集まるとかなり重いです。

これを手をこまねいて見ている弊社ではありません。

超軽量ジュラルミンボルトも作っています。

チタンなんかよりもはるかに軽く、多くのお客様に感動を与えたボルトです。

手にしたことのない人は、スーパーオートバックス神戸さんのイベントで
是非、手に取ってみて下さい。

驚愕のボルトです。

先端部分でで割と高い位置の5Kgの軽量化、効くと思います。

世界最高峰品質のために攻めた製品開発を続けています。

小籠包食べに行くだけではありませんって、ネタ

390RSNEO

390RSPro

のイチバン大きな違いがコイツです。

304

って言っても、まだ詳細はナイショです。

コレ、ガッツリ馬力が上がります。

しかも高回転までキモチ良くフケるようになります。

こんなモノ作ってんのって世界中で弊社だけです。

多分。

その手があったよな

って資本力のある所にサッサと作られてしまうと弊社がパクッた事になります。

だから、もうちょっと具体的になった所でご紹介させて下さい。

弊社の2号機に組み込む予定です。

ブっ壊れるかもしれません。

でも、やってみなければ先が見えません。

そんなことやったって意味あんの?

って了見じゃモノ作りはできないと弊社は考えていますから。

小籠包食べに行くだけではありませんって、ネタ

毛色の違ったハナシです。

コレです。

fireextinguisher

モータースポーツ用の消火器です。

去年に台南のサーキットに行ってレーシングカーをシェイクダウンした時に
他のランナーもほとんどがコイツを実装していました。

日本で見たこと無いです。

今回、やっと販売元とコンタクトが取れました。

消火器って必要か?

ってそもそも論もありますが、こう言うのってナニかあった時に

積んどきゃ良かった~~~~

ってなるパターンです。

車両火災のほとんどがガソリンですね。

次にオイル。

いい加減な配線加工で燃えることもあります。

もちろんそうならないようなクルマ作りが必要なんですが、そうは言っても
起きてしまうのが不測の事態ってヤツです。

日本車はそうそう燃えません。

でも、メーカーが想定しているのは10万キロです。

そっからは知らん、ってことです。

純正のガソリンホースって耐久性はかなり秀逸です。

ヘタな社外品に交換した方が危険なこともあります。

でも、やはり10万キロオーバーのお客様、特にサーキットランナーは
保険としてあった方がイイですし、オススメしたいです。

こうなると価格です。

ちょっとネットを見てみると1番小型の車載用は2万くらいしますね。

安いのって使った後に消火剤が残っちゃうヤツです

使った後に消火剤が残らないガスを使用しているヤツは4万くらいします。

で、弊社で取り扱うことになったモータースポーツ用消火器、ガス式です。

使った後、なんも残りません。

こんなPVも用意してくれました。

 9,800円です