シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その4

もはや経済漫談家としか思えない○永卓○がTVでこんなこと言っていました。

日産は今は動かない方がイイ、業績不振のRenautが日産株を売り出す

┐( ̄ヘ ̄)┌

フランスのルメール経済大臣がこんなコメントを出していました。

Renaut、日産、三菱の3社連合はRenautが指揮を執るべき

こんなことを政府の要人が公式コメントすること自体が異例だと思います。

日産がナニもしないで状況を静観していたら確実にRenautJaponと
なっちゃいますね。

以前にも書いたことがあると思いますがフランス、特にパリって日本人が
抱いているイメージと現実がかなり違います。

これから観光で行くことがある人は少しだけ心の準備をしておいた方がイイです。

期待が大きければ大きいほど失墜感が大きいかもしれません。

スリがとても多いです

バリジャンはそんなにオシャレでは無い

女性はかなり気が強い

男性は大きく分けてアラン=プロスト顔とジェロム=レ=バンナ顔

女性はアンジェラ=アキ顔とエマ=ドゥ=コーヌ顔と言った美人が多いです

もちろんブスもいっぱいいます

怒られるゾ  ヾ(ー ー;)

それ以上に驚くことがあります。

初めてパリに行くとアフリカ系の人がとてもとても多いことにビックリすると
思います。

皆様が予想する以上にずっと多いです。

失業しているんでしょうね。

昼間っから街中をプラプラしています。

マクロン政権にとって失業モンダイって最重要政策課題の内の一つらしいです。

Renautが業績不振でも日産の株式を売却する事なんてフランス政府の
国家事業としてあり得ないと思います。

で、メンバーの走りを拝見していますとある事に気が付きまして
それで生まれたのがバンプタッチタイミングアジャスターです。

想定していたよりも効果が大きくてひと安心です。

そもそも何でそんなモンを開発するに至ったかと言いますと、お得意様が
フルブレーキングをしてコーナーに進入して行く姿勢で気が付きました。

富士のショートでのハナシでだと36秒くらいまでだとこの部品の必要性を
感じさせるほどの姿勢にはならないんですね。

それが36秒を切るあたりから必要性を感じてきます。

I町様が本コースを走られた時にヘアピンでも同じ症状を訴えられていました。

そういった挙動になるにはレッキとした物理現象があります。

何回かココで書いてきた消しゴムの理論です。

タイヤを1ランク上に喰わすためにはもっと垂直抗力が必要です。

フルブレーキングからターンインってリアの荷重が抜けやすいです。

ソコを喰わすためのアイデアがいくつかあります。

その一つがバンプタッチタイミングアジャスターでした。

もっとバンプラバーに積極的に仕事をしてもらいます。

さて、一定の効果を発揮できたところで一安堵ってハナシなんでしょうが
そこはCircuitConceptです。

もっと上が無いかをいつもいつも考えています。

中高速コーナーでのアクセル開度とビビリミッターの関係です。

ビビリミッター、つまりぶっちゃっけコワイんです。

失敗したらアタる

その恐怖が

その恐怖とどう立ち向かうかなんて精神論を語るつもりはありません。

怖くない車両造りをすればイイんです。

ま~たテキトーな事を┐( ̄ヘ ̄)┌

って言われそうですがネタは既にあります。

で、次のターゲットですが昨日書きました富士の本コースならコカコーラや
100R、筑波の本コースでダンロップ80Rそして最終、袖ヶ浦なら
第2コーナーを踏み抜けるための車体造りとさらにはその車両の真価を
引き出せる技術面のバランスを追求しています。

以前にも書きましたようにコレができないと今シーズンの目標を達成するのは
難しいと思います。

corner6

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その3

ついつい見入っちゃいますね日産のニュース。

まだ疑惑の段階ですが、特別背任 有価証券虚偽記載 業務上横領

あれだけのことをしでかして次から次へと疑惑が噴出している状態なのに
フランスではトップ紙LeMondeも含めゴーン容疑者が悪くないことに
なっちゃっているどころかこの事件が日産のクーデターと東京地検特捜部の
陰謀説、デッチ上げくらいのことになっちゃっています。

lemonde

主要先進国のフランスですらそんな状態だと知ると逆にマスコミって
そんなモンなのかもしれないって感じてしまいます。

情報発信ってある意味かなり危険があると弊社は重々認識しております。

個人が発信する分にはテキトーな事を書いてもアイツはノーガキ野郎だから
で済んじゃいますし相手にされなくなるだけのハナシですが、弊社のように
いくら浮き草でも企業という立場だと必ず送り手責任がついて回ります。

Dolce&Gabbanaが思いっきりヤラかしてしまった事件を見ると
不用意な情報発信で中国内の46店舗を全て閉鎖に追い込まれるなんて
重大な事態を招いてしまい数億、いや数十億の損失を自ら招いてしまう、
そんなことすら現実として起きています。

今日はまた昨日の続きです。

シツコくてホントにすいません。

楽しみながら運転技術の向上

  ↓

その結果としてベストタイム更新

何回も書いてきましたが具体性に欠けるとのご指摘を頂戴しました。

フツーはですね もっとブレーキ突っ込んで とか もっと踏んで とか
もっとステアリングをキビキビ回して とかそんなハナシです。

そんなこたぁ言われなくたってわかってるよ   (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

雑誌やDVD等の影響でドライビングのウンチクを語る人も多いです。

イイのか悪いのかは別にして全く走った経験が無いのにドライビングを
公然と語る人がいるのを見ると高度情報社会kの弊害を痛感しますね。

富士ショート    33.7
鈴鹿本コース     30
筑波本コース      3
富士本コース     00

このあたりから走らせ方を変えないとただタイヤとブレーキを消費するだけで
そのうちに結果が出なくてイヤになってきます。

ブレーキ突っ込めって言ったって限界はあります。

アクセル開けろって言ったって・・・・・

実は次のステップとして弊社が考案しているプログラムがこのテーマです。

やはりトッププロや真の上級者の走りを拝見するとアクセル開度が違うので
EXの音が1ランクも2ランクも高いことに気がつきます。

じゃあソレをやってみましょうって言ってもコレばっかしはそんなカンタンに
できるモンでもありませんし、かなり危険と背中合わせです。

富士の本コースならコカコーラや100R、筑波の本コースならダンロップ
80Rそして最終、袖ヶ浦ならココ。

sodegaura

トッププロや上級者はタイヤが何でも踏み抜いていきます。

だからトップタイムが出るんですけどね。

やはり我々はビビリミッターが入ってしまいます。

とりあえずはそれでイイんです。

行ったれーじゃクルマが何台あっても足りません。

じゃあそのビビリミッターをどうやって段階的にキチンと上げていくか?

それが弊社の使命だと考えております。

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その2

例えば富士のショートで35秒、本コースで3秒、筑波の本コースで4秒
このあたりはZIIIやアジアンタイヤでもキチンとしたクルマ造りと
理論に基づいたドライビングと情熱の三位一体があれば割と難しくなく
到達できる世界ですし、弊社お得意様がどんどん達成してきましたし、
もはや通過点の一つとなっています。

こっから先は同じように走り込んでもタイヤとブレーキパッドが減るだけです。

富士のショートで33秒、本コースで59秒、筑波の本コースで2秒だと
当然、走らせ方も違ってきますし運転も難しくもなってきます。

スピードだって高くなってきます。

弊社の使命はその高度な運転技術が要求されて高いスピードレンジになった
ギリギリの状況にいかに運転しやすさと言う要素を加えていくか?なんです。

今シーズンのチームサーキットコンセプトの目標が昨日も書いたように

富士ショート      33.5
鈴鹿本コース    29
筑波本コース   2.9
富士本コース    59

思えば去年の目標ってこんなんでした。

富士ショート        35
鈴鹿本コース      35
筑波本コース     4
富士本コース     2

感慨深いですね。

タイムを叩きだして下さるのはもちろん弊社お得意様です。

こういう書き方をするとタイム命じゃん ┐( ̄ヘ ̄)┌ って叩かれそうです。

もちろん来シーズンの目標はもっと上ですし最後にハイグリップタイヤという
強力な武器も敢えて残してのシーズン目標です。

今書くと相変わらず大口タタきやがってってまた藪をヘビでつつきそうなので
2~3年後の楽しみとして取っておきたいと思いますが弊社お得意様達には
キチンと理論に基づいたご説明を差し上げております。

実はお得意様がやるべきことってそんなに複雑ではないんですね。

そりゃそうです。

コースでココをこうしてアソコをああしてなんてお伝えしてもカンタンには
できるモンでもありませんしタイムにもつながらないと思います。

じゃあどうすんの???

そこはね、弊社の企業秘密とさせて下さい。

これじゃあ何だこのネタ・・・・・ってなりますわな。

 

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その1

もう八王子も朝は10度を切りました。

シーズンまっただ中でベスト更新の便りが次々と届いてきています。

ベスト更新のお客様もいらっしゃれば残念にもアタってしまうお客様も
いらっしゃるのがこの世界です。

弊社がブレずに一貫して主張していることそれが

ドライビングを楽しみながら運転技術の向上

それを具現化するありとあらゆる手法を考えています。

ただ、運転技術の向上の一つの証としてタイムは存在してしまいます。

これまた繰り返しになってしまいますが弊社はタイム命を追求しません。

そんなショップが一つくらいあったってイイと思います。

以前はタイムが出ない言い訳してるよってかなり揶揄されたモンです。

最近は多くのお得意様がベストを更新して下さってそのテの中傷は
あんまり弊社に届かなくなってきましたが

富士ショート    33.9  X  3

筑波ショート     40.6

筑波本コース  3.4

富士本コース  0.9

袖ヶ浦     15.8

チームサーキットコンセプトのお得意様が叩きだしたベストも次々と
メンバーによって更新されていきます。

とても健全だと思います。

タイヤも多くのお得意様が敢えてのZIIIやアジアンタイヤです。

弊社が提唱しているタイヤの性能を101%引き出すって言う目標に向かって
多くのお得意様がご賛同下さって具現化できています。

何でも同じだと思いますが実力以上のことってできません。

できるつもりになっていることがイチバン危険だと思います。

時速100Kmでできないことを時速150Kmでやろうとすれば
エラい目に遭う公算は高いです。

キチンとした車体造りと理論に基づいた練習そしてアツい情熱

その三位一体しか達成できない領域にお得意様達が続々と到達します。

今シーズンからチームサーキットコンセプトにご参加下さるお客様も
数名いらっしゃいます。

ハヤる心を抑えてまずはキチンとした車体を作ってからでないと
トータルでは遠回りになってしまうと言うことをもっともっと
弊社は啓発していかなければ、と言う使命感でいっぱいです。

ただやっぱりそれなりにおカネがかかります。

タイヤだって減るしブレーキパッドも無くなります。

もちろんガソリンだって喰いますし、オイルや油脂類の交換サイクルだって
ストリートとは比較になりません。

ここ数年で多くのお得意様とサーキットをご一緒して新たな発見もありました。

以前にも書きましたがバンプタッチタイミングアジャスター(仮称)

弊社お得意様のN須様やK島様に現場でお取り付けてビフォアアフターを
キチンと評価下さった結果、大絶賛でした。

パクってやろうって輩が相変わらずいることに笑えてしまいます

今シーズンのチームサーキットコンセプトメンバーの達成目標です。

富士ショート    33.5

鈴鹿本コース   29

筑波本コース  2.9

富士本コース   59

シツコイようですがタイヤの変更はありません。

つまり純粋に運転技術の向上だけで到達する目標です。

そのためのハード面を支援することが弊社の使命です。

そのためのネタはいくつか用意してありますから。

 

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その3

いや~~~出るわ出るわ次から次へと。

それにしても今後の日産が気になるところですね。

本日の段階ですがゴーン容疑者がど~のこ~のって言うよりもこうなると
フランス政府、つまりマクロン大統領がドコまでやってくるか?です。

43%以上の株式を保有されているとフツーに考えて日産自動車側に独自の
決定権はかなり期待が薄いことになります。

決定権がRenaut側にあるワケですからね。

さっきBBCを見ていたらこんなハナシをしていました。

西川現社長、引責辞任
     ↓
取締役員会で日本人の新社長選出 
     ↓
株主総会で否決
     ↓
フランスから新社長
     ↓
株主総会で可決
     ↓
取締役の過半数をRenautから派遣
     ↓
取締役員会で経営統合決定
     ↓
日産が事実上Renautの子会社

あくまでBBCの予測ですがあり得ないハナシでは無さそうです。

Z35計画も無くなるカモですね。

ところで。

2cm長くしたことに対する有益製を数値に表すことができないので
気のせいって言われちゃえばそれまでなんですが弊社はもっと追求します。

ブレーキホースのアライメントってあるんですね。

純正はやはりそれなりにちゃんとできています。

ダンパーに中間部品を固定して一端を車体にそしてもう一端をキャリパーに
取り付けるように純正はなっています。

粗悪な製品だと中間部品が無くてプラプラしています。

コレ、厳密には車検に通りませんが検査官が気がつかないのが実情で
車検に落ちたってハナシを聞いたことが今のところありません。

でもわかんないですよ。

今までの流れからすると陸運本局から全国の車検事務所に通達が行って、
ある時からキビしくチェックされる事だって充分に考えられます。

その時はブレーキホースを買い換えなければなりません。

何回かココで書いてきたように皆様が想定する以上に純正以下の製品が
市井に出回っていますがその事を認識する事はとても難しいです。

弊社がココで世界最高峰品質を掲げることにはある種のリスクを伴います。

ツッ込みやすいです。

コレで世界最高?

って過去に糾弾された事もあります。

ハナシはカンタンでして弊社製よりも優れた製品が一般販売されていれば
弊社は世界最高峰品質のカンバンを降ろさなくてはなりません。

でブレーキホースのハナシです。

中間部品をダンパーに固定して一端を車体側に固定する時に純正はキチンと
切り欠きがあってガッツリ固定されるようになっています。

弊社の製品ももちろん付いていますし名だたるメーカー品も付いています。

ショップオリジナルだったり安売り通販品は丸いモノもあります。

丸いヤツは取りあえず付くってだけの製品で爆弾抱えているようなモンです。

ある程度のメーカー品だと切り欠き自体は付いているんですがやっぱり
実車に取り付けたこと無いんだろーなーってのがわかってしまいます。

シツコイようですが純正はゴムです。

ちょっとやそっと曲げてもネジっても大丈夫なようにできています。

それをテフロンステンレスメッシュホースにすると曲げやネジれには
強い力が働いてしまいます。

純正の車体側の切り欠きにピッタリ挿入できるこの六角の部材、純正と
同じ向きや角度に正確に付いていればモンダイありませんがそんな製品
見たこと無いです。

純正はピッタリ付くように中間部材に対して55度傾いているんです。

brakealignment

もちろん弊社製も全く同じ角度で作ってもらっています。

それには治具をイチから作る必要があります。

フツーはそんなことやってらんないから角度なんてテキトーに、
こんなモンだろってカシメちゃうんでしょうね。

運が良ければ割とひねらなくても取り付けられますが、運が悪いと
最大で30度ヨジらなくては取り付けられません。

ショップさんはそんなのカンタンに付けちゃいますがその先ずっと常に
30度ネジれた分の反力がブレーキホースにかかり続けますし
お客様はそんなことわかりっこありません。

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その2

50億円チョロまかしたとか、離婚訴訟費用を日産に肩代わりさせたとか
家族旅行の費用を日産に出させていたとかボロボロと出てきますけど
最も恐ろしいのがRenautが吸収するってハナシがフランス政府の
マクロン大統領主導で行われているってコトですね。

Z34の部品だってメーカー欠品があった時フランスから輸入していたって
ハナシも多かったです。

部品つながりですが弊社特注のブレーキホースの続きです。

恐らくZ34V36に限らずにブレーキホースを一般販売している世界中の
メーカーが考えること、それは純正と同じサイズです。

メーカーとしてみれば純正と同じ寸法だったらモンダイ起きないだろ、って
考えるのは当然のハナシだと思います。

新型車が発表されて純正部品を買って採寸して同じサイズで出してきます。

実車に取り付けることなんかきっと無いと思います。

何でそんなこと言えるの??

ってなりますわな。

ご自身で一般販売のキット物を取り付けたご経験のある人なら弊社の
提唱する意味がわかると思います。

純正はアタリマエだけどゴムホースです。

つまり柔らかいんです。

テフロンにステンレスメッシュを巻き付けたホースよりは少なくとも
良く曲がります。

テフロンステンレスメッシュホースはゴムホースと比較してずっと固いです。

つまり曲がりにくいんです。

純正が湾曲してたわんでいる箇所がテフロンステンレスメッシュホースだと
曲がらない箇所があるので常に横に引っ張られているんです。

弊社はコレがとても怖いと認識しています。

走行中は常に小刻みに振動を受けています。

横に引っ張られている力をイヤがった弊社はその力を解放するために
純正よりも2cm長く作ってあります。

Gbrakehosedrawing

それでムリな力がかかることはありません。

そんな誰も気がつかないような見えない所にコストやテマヒマをかけるのが
サーキットコンセブト流です。

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その1

弊社がイギリスのGOODRIDGE社製を採用しているのはもちろん
その高い品質です。

GOODRIDGEなんて弊社の開発日記で初めて知った人も多いと思います。

そもそもこのテの製品は過去40年くらいはアメリカのE社やA社が
ず〜っと君臨していましたし今でもシェアは大きいと思います。

最近はアジア勢の台頭が目覚ましく品質も価格帯も百花繚乱です。

そりゃあイイ製品もあるでしょうしそうじゃない製品も多いとは思います。

ブレーキのハナシですからね、ナニかあったらエラいこっちゃです。

だから弊社の経験上、最も品質がイイと判断したGOODRIDGEを
採用し続けているだけのハナシです。

ところがです、実はそんなカンタンなハナシでは無いんですね。

イギリスのGOODRIDGE本社に3回ほど行ったことがあります。

APの本社にも5回行きました。

本社に行って直接聞かないとわからなかったことも多いです。

GOODRIDGE社にはコンシューマー部門と競技部門があります。

余計なこと言うな って怒られちゃったら消しますが通販で手に入る製品は
コンシューマー部門、つまりツルシです。

最高のモノでは無いんですね。

GOODRIDGEはブレーキホースに使うテフロンメッシュホースが
3種類あります。

何で? ってなりますわな。

ま、とてもよくありがちなハナシですから語るまでも無いと思います。

もちろん弊社製は最高級素材です。

最高級素材で作るとどうしても高くなります。

ブレーキホースに松竹梅があるなんてほとんどの人が知らないと思いますし
業界関係者もほとんど知らないと思います。

最も多く流通しているフツーのステンレスメッシュホースって中はゴムです。

EGオイルの油圧なんてせいぜい10Kg程度なので充分なハズなんですが
それでも割れる粗悪品って何回か見たことあります。

以前FDでブレーキバランスを取るためにツインマスターにしたことがあって
フルードの圧力計を付けてデータ取りやセッティングをしたことがあります。

当時、最大で70〜80Kgくらいだったように記憶しています。

重量級のZ34V36が同じ数字を指すかどうかは未確認ですが
こんなデータを弊社は持っています。

earls

アメリカのE社のデータです。

ウェブ上では公開していませんが、10年くらい前にSEMAに行った時
直接もらってきました。

Operating Pressure 2,000 psi

つまり常用使用圧力が2,000 psi つまり140 Kgです。

充分っちゃ充分なんでしょう。

それに対して弊社が採用するGOODRIDGE松verはコイツです。

ghosepress

 

Working Pressure 4,206 psi

倍以上です。

通販で手に入るキットホースはコレを採用していません。

ホースだけではありません。

フィッティングやカシメの部分にも数種類あります。

そんな事はほとんどの人が知らないと思いますし、知る必要もありません。

妄信的なまでに弊社を全面的に信頼して下さるお得意様達に弊社は一体
ナニでお返しできるかと言うとそれは世界最高峰品質しかありません。

サーキットコンセプトの製品なら間違い無いよ って信頼です。

ココで終わらないのがサーキットコンセプトです。

ま〜だあるんですね!! 弊社製品の優位性が ( ̄ー ̄☆

転ばぬ先の杖って何事にもあてはまるようですネタ、その2

Ritz FourSeasons GrandHyatt

弊社が縁がないような5☆最高級ホテルチェーンです。

ココんトコ、ニュース番組を騒がしていますね。

日本がおもしろがって中国をネタにすればするほど中国では日本の不祥事を
大々的に報道しています。

新華社通信がカルロスゴーンの逮捕をトップニュースで伝えています。

日産自動車ってちょっと浮いてくるとモグラ叩きみたいにナニかしらの
不祥事が表面化しては自ら沈んでいますね。

ブランドイメージを大きく失墜させて再び浮いてくるのはタイヘンそうです。

最高級ホテルチェーンの不祥事について日本のマスコミは中国人の清掃員の
不衛生さや意識の低さとして報道していますが、もっと奥が深いと思います。

そもそも中国の清掃員の意識の低さと言う単純なモンダイではなさそうです。

中国のおカネを持っている企業がホテル事業に乗り出して、手っ取り早く
Ritz FourSeasons GrandHyattの名前を
買ったという構図らしいです。

つまり弊社がよくココで書いているOEMみたいなモンです。

ホンモノでは無いけど偽物とも言い切れない

良い悪いは別として、とても高額な宿泊料を支払って滞在するお客様は
ホンモノのRitz FourSeasons GrandHyattと
認識するでしょうし

日本で流通するクルマの海外製品はかなりの確率で似たようなことを
見つけちゃってきました。

あんまり書くと怒られちゃうのでヤめときますがなんと!!弊社の製品の
ニセモノやパクリ商品が流通しているんですね。

弊社もパクられるようになったか・・・・。

って感慨にふけっているバヤイではありません。

そのニセモノがトラブってるって弊社にちょくちょく連絡があります。

ニセモノなんか買うからです

って言ってしまえばそれまでなんですがそれではなんも知らなかった
お客様もちょっと不憫だと思います。

いつもココで書いています。

価格には理由があります

安くてイイ物はできません

トラブんなきゃイイんでしょうけどトラブった時に原因をキチンと
究明しておかないとまた同じ事が起きてしまいます。

昨日の続きですがATのトラブルって原因のほとんどがATフルードです。

繰り返しになりますがストリートだけなら車検ごとに純正でイイですから
新品交換を推奨しますし、ストリートでも全開することが多かったり
サーキット走行をする人ならATFクーラーも弊社は推奨しています。

キチンと対策しておけば防げるトラブルに対して先行投資をすること
実はトータルでは間違いなく安くあがります。

転ばぬ先の杖って何事にもあてはまるようですネタ、その1

必ず誰しもが経験するハナシだと思いますのでもうちょっと語ります。

何か親の最期を準備するってミョーなハナシかもしれませんが自分の経験上
コレはやっといた方がイイってのがいくつかありました。

ある程度のシミュレーションは強く推奨します。

起きてしまってからはもうなるようにしかなりません。

その段階になってかかるコストやテマヒマを調整することなんか不可能です。

その類の仕事をなりわいとしている人もいらっしゃるでしょうから
深く突っ込んだ事は差し控えますが事前にある程度ご自身でできる事も
起きてしまってからだと待った無しで業者に依頼するしかありません。

そしてそれが適正なのか判断する時間もありませんし、不適正だと
わかったとしてもその段階でどうする事もできません。

カブせているワケではありませんがトラブルが起きてからだとどうしても
時間的にも費用的にも想定以上にかかるモンです。

誰しもが同じ思いでしょうが、トラブルってイヤなハズです。

ストリートならそんなに頻繁にトラブルに見舞われる事がありませんから
どうしても乗りっ放しって人も多くなってしまいます。

むしろサーキットに行くお客様の方がメインテナンスに対して敏感です。

特に10万キロオーバーのお客様が増えてきましたので、常日頃から
弊社にメインテナンスを全面的にお預け下さるお得意様の車両状態は
良好な事が多いですしそれはそれで弊社もひと安心です。

そりゃそうです。

弊社推奨の◯◯がイイですよ ってススめておいてフツーに劣化してたんじゃ
お客様だって なんだよ~ (`Д´)凸 ってなります。

で、今回はATフルードのおハナシです。

以前にも書きましたが弊社にはしがらみが無いのでオイルや油脂類は
好きなモノを使えます。

こんな浮き草にもオイルの営業の方がお見えになることも多いです。

やはり皆様イイ事を言います。

そりゃそうです。

で、ハナっから決めつける事は弊社はキラいなのでとりあえず試します。

ATフルードもいっぱい試しましたよ。

で、今のところの結論に至っております。

ATフルードはストリートだったら日産純正でもイイかな? って感じます。

安いし。

ただし条件付きです。

せめて車検ごとには交換をオススメしたいです。

ただ、ちょっと飛ばすお客様は日産純正は役不足を感じます。

ATフルードに限らず日産と言うメーカーが純正部品に託す事、それは
ズバリ耐久性です。

性能は二の次 そんな風に感じています。

そりゃそうだと思います。

新車でお買い上げになってからディーラーで定期点検を受け続ける人は
まだイイ方でして、車検だって最近ハヤリの格安車検を謳っている
そこいらの整備工場も増えてきました。

1万や2万でキチンとした車検整備なんかできません。

当然、最低限の確認だけです。

変なことでもやっていない限り車検って割とカンタンに通ります。

車検に通らないモノを付けていれば論外ですが、灯火くらいの確認で
通すだけなら通っちゃうってのが現状です。

100円ショップにモノが悪いって文句をつける人はいないでしょうが
格安車検の後にトラブったら ナニ点検してんだよ ってなりますが
お選びになったお客様側にもある程度の自己責任論は付いてきます。

弊社ではおクルマの使用状況や年数に応じて推奨品目があります。

昨日のハナシとカブりますがEGオイルだけは皆様は敏感です。

PSフルード交換したことありますか?

ATフルード交換したことありますか?

一応メーカーは交換必須とは言っておりません。

だから車検でも交換しないしディーラーでも推奨しません。

格安車検では確認しても液量くらいだと思います。

ATフルードなんかレベルゲージすらありません。

当然、メーカーの想定内です。

表向きは環境モンダイです。

交換すれば廃油が出るから。

こんなハナシがまかり通って異論を挟む人がいないことにも驚愕です。

ま、真実を知らないんです。

弊社扱いのMTオイル、お試し下されば誰でもお判りになるフィーリングです。

MTオイルなんてほとんどの人は日産純正です。

フィーリングや性能は二の次でそもそもメーカーは新車から5年10万キロを
もたすことそれが主たる目的であると推察できます。

全体の販売台数から判断してそれでイイって人の方が圧倒的に多いですし
MTオイルやPSフルードに性能やフィーリングを求めるような人は
圧倒的に少ない、って言うかいないと判断しているようにも感じます。

もっと言ってしまえばメーカーはそんなに長く乗り続けて欲しく無いんです。

2回目の車検つまり5年ですね、ソコで新しく買い換えて欲しいのが本音です。

つまり我々のようにチューニングを扱う立場とは考え方が違います。

弊社は楽しく乗りやすくZ34V36に乗り続けて欲しいので、想定される
トラブルの芽を事前に摘んでおく事を推奨しております。

ちょっとヤバいカモ? 

初めての経験とは言え精神的にも肉体的にもかなりキツいですね。

ヘルペスが暴れ出しました。

そんな中、寸暇を惜しんで一台一台こなして行くしかありませんね。

思えば台風で窓ガラスとシャッターを破壊されてから計画はぐちゃぐちゃです。

ココんトコ以前からのお得意様に加えてAT車が増えてきました。

弊社の強みはZ34V36に特化していることで、多くの車両を経験すると
アレ? コレ何か変だぞ! ってのにすぐに気がついてしまいます。

最近のハナシですと走行が少ないY田様のV36、F井様のV36から
10万キロオーバーのPさんやI町様のZ34までAT車を手がけて
イロイロと気がつくこともありました。

アタリマエですけどキチンとメインテナンスされているとZ34V36は
サーキットをかなり走っても10万キロオーバーが可能なんですね。

弊社が知らないだけかもしれませんがこんな国産車は無かったです。

やはりいくらメインテナンスがキチンとしていても経年劣化には勝てません。

劣化したモノは交換するなりOH(オーバーホール)するなり対策が必要です。

放置して自然治癒する事は絶対にありえませんし適正な時期に適切に
OHしておけば安く上がったモノを完全に壊してバラバラになると
ずっと高くつきます。

サーキットアタッカーのPさんやI町様は日頃のメインテナンスを
しっかりとやられていた方ですが、それでもATの性能劣化は
体感してしまいますね。

ほんの少~しずつ少しずつ劣化して行くのでオーナーさんは気がつきません。

それでも走行距離が少ない新しめの車両と乗り比べてみると変速時の
トルコンスリップを感じてしまいます。

MTならサーキットアタックも含めた10万キロオーバーだと確実に
クラッチもフライホイールも交換しているでしょうしクラッチペダルが
戻らないって持病も1度や2度は経験していると思います。

MTだって乗り方やメインテナンスにもよりますがギア鳴りが大きい
車両も何台もありました。

ココで1つのZ34V36のメインテナンスのコツと言うか要みたいなモノを
弊社の経験でハナシをさせて頂きたいと感じました。

まず台数の多いMTのハナシからです。

EGオイルは銘柄や交換時期に細かい人は多くてもMTオイルになると
その割合はずっと減ってきます。

デフオイルはさらに減りますし、PSフルードに至っては新車で購入して
1度も交換した事が無い人も多いです。

むしろデフオイルやPSフルードはちょっと飛ばせばEGオイルよりも
高温にさらされます。

Z34V36に限ってはMTオイルの温度は上がりにくいです。

弊社の2号機にMTオイルの温度計をつけたのをアップしたことがあります。

デフオイルの温度計と並べてモニタリングしているんですが、デフオイルは
サーキットではガンガンに上がって行きますが、MTオイルは30分の
サル走りでも全然だいじょぶです。

2号機では細工と言っては何ですが、ちょっとした小細工をいくつか
してありますので富士の本コースや袖ヶ浦でも100度も行かないです。

それに比較してデフオイルは20分くらいの全開走行で150度です。

じゃあMTはそんなに神経質になんなくても良くね?

ってなりがちだとは思いますが温度だけでは語れない部分もあります。

怒られたら消しますがやはりディーラーさんの日産純正のギアオイルが
あんまりデキがイイ方では無いので、弊社が推奨するオイルを定期的に
交換して下さるお得意様のMTの状態とはどうしても差が出ています。

走行距離が行けば行くほどその差は大きくなっていきます。