久々に空力について攻めてみよっとネタ、その4

先日ご紹介したこのR35verNISMOのフロントフェンダーにある
ダクト、弊社が評価すると フッ、甘いな ー ̄)  でした。

 

 

言うのはカンタンですしほとんどの人が何をNISMO相手にホザいてんだか
って感じると思います。

思い返してみると弊社の歴史ってこんなんばっかりです。

特に今は消えて無くなってしまった2010~2015年あたりのネタって
そんなんばっかでした。

随分と叩かれたモンですよ。

時間はかかりましたが少~~~しずつ少しずつ結果につながってきていますし
ず~~~~~っとガマンして付いてきて下さった多くのお得意さまにさらなる
ご満足を与えられるようになってきています。

さて、本題のフェンダーエアアウトレットのおハナシです。

そもそも何でこんなところにエアアウトレットがあんのか? ってハナシです。

5年くらい前に図解でアップした憶えがあるんだけどな・・・・

ってんで探してみたらありました。

タイヤが高速回転するとこんなカンジでタイヤハウス内で空気が暴れます。

 

それにしても子供のラクガキレベルだな・・・・・

そのフェンダー内で暴れた空気はもちろん正圧ですからフェンダーを押し上げ
フロントを持ち上げてしまうんですね。

フロントを持ち上げる = フロントのグリップが落ちるってことです。

そのリクツの詳細は弊社がココで何回も書いている消しゴムの理論をご参照
下さい。

つまり、このフェンダー内の暴れた乱流を抜くために弊社が開発した
フロントフェンダーにはタイヤハウス内エアアウトレットが標準で
付いてきます。

 

 

そんなフェンダーセットって見たことあります???

コレを作ったのがもう7,8年も前です。

今や遥かに進んだ弊社のテクノロジーで改めて発表します。

ドライカーボンフロントフェンダー

いつもココで書いています。

価格もお伝えすること無いままにご注文下さったチャレンジャーなお客さま。

ハードルを思いっきり上げてお待ち下さい

いくらハードルを上げて下さっても必ずその上でお応えします。

世界最高峰品質

ってことはそう言うことだと弊社は考えています。

ver4への道・・・・・ネタ、その5

何回もココで書いていますがハマった分だけ詳しくなります

ハマった分だけできるようになります

基本はあの人にできることが自分にできないのは自分の努力が足りないから

いつもその精神でとてもたくさんの壁を乗り越えてきました。

お客さまのクルマをキチンと手掛けた後の深夜に2号機をイヂっています。

ECUなんてこの1ヶ月で20回以上は書き換えては実走検証しています。

所詮ストリートでの検証なので限界はありますが低中速のドライバビリティは
かなりステップアップできた気がします。

気のせい???

先日も書きましたがドライバー側からの入力に対してクルマ側のセンサーの
入力をECUが演算して燃料、点火時期、VVEL、VTCと出力します。

これだけキメ細かくログを取れるようになりました。

 

 

VVELのアングルがとても楽しいです。

改めてメーカーってエラいことになんないようにちゃんと考えています。

ちょっと書き換えてみてもイイ方向には行かないんですね。

先日も書きましたがまずは燃料(A/F)と点火時期をもっともっと詰めて
コレ以上は無いって自信を以って断言できるほど検証を続けます。

来週はまたサーキットで高速域をテストしてきます。

ちなみにver4、今でもかなり速くなっていますよ。

久々に空力について攻めてみよっとネタ、その3

アメリカ政府がロシア在住のアメリカ人に退去勧告を発表しました。

これが意味することって・・・。

エラいことになっちゃうのかな~~~~。

ホントに楽しむなら今しか無いでしょうね。

最近あんまり外装関係のネタがありませんでしたが初期のネタは空力のハナシ
ばっかりでした。

ベルヌーイの定理を使って開発を進めた数式は思いのほか評判が悪かったのは
イイ思い出です。

数式見るとイライラする (`Д´)凸 ってメールも少なくなかったです。

最高速を落とさないでダウンフォースを最大限に見られるようにソルボンヌ大学が一般公開している翼断面を採用するに至った経緯はもう数字嫌いってドン引きされたモンです。

先日アップするはずだったK森様のおクルマなんですがモンダイが発生です。

突然PhotoShopのツールバーからブラシツールが無くなった。

ホントにいつも感じることですがシロートにでもカンタンに使えるような
画像処理ソフトって世界中のドコかでできないモンですかね~~~~?

少なくともADOBEのPhotoshopよりも使いやすいヤツです。

やっぱりこういうのって中国に期待ですね。

ムリクリナンバー消しました。

 

 

このフロントアンダーウイング、実はそこいらのリアウィングよりもかなり
デカいんです。

フツーだったらまず車検に通らないようなGTウィングレベルのモノを
弊社フロントバンパーの下に取り付けてあります。

ちゃんと八王子の陸運局で車検に合格しましたよ。

弊社2号機にも以前は取り付けてあったんですがフロントバンパーを
ver2にしたら取り付けられなくなりました。

取り付けブラケットを作り直さなくてはなりません。

で、久しぶりにこのフロントアンダーウィングが付いた車に乗るとホントに
中速くらいでもフロント周りがドッシリして来ます。

かなり好感触ですよ。

高速の安定性がかなり変わります。

って言うワケで弊社フロントフェンダーをドライカーボン化するにあたって
どうせだから思いっきり攻めてやろうって考えています。

久々に空力について攻めてみよっとネタ、その2

現行R35

 

 

GT3

 

 

フッフッフ

甘いな・・・

 

調子に乗んな (`Д´)凸

す、すいませんでした。

でも弊社の空力への造詣、もっとスゴイですぜ。

価格もわからないうちに既にご発注下さったお客さま、世界最高峰品質を
高々と掲げるCircuitConceptの威力をハードルを上げて
お待ち下さい。

久々に空力について攻めてみよっとネタ、その1

K森さまのクルマを大阪に納める前に車検を取得しました。

アレ?

画像はちゃんと撮ったんですけどアップする時にエラーが出る。

ちゃんと直します。

地元のショップさんでバンザイされたとのことでしたが全くモンダイ無く
ぜんぜんだいじょぶです。

いつも思いますけど300台以上のZ34に乗ってきた経験から1台1台
アレ? ってのが多々あります。

ご覧のとおり、弊社製フロントアンダーウイング想定の通りかなり効きます。

60~70Km/hあたりから他のZ34よりフロントがしっとりしてきます。

っつ~~ことはサーキットではかなりフロントに荷重がかかるってことを
意味します。

つまりセットを変える必要が出てきます。

そのままセットを変えないでサーキットに行けば・・・・・。

さて、久しぶりの1号機です。

 

 

売っちゃってないですよ。

フロントバンパーver2用にオーバーフェンダーを作っているのと
ドライカーボンフェンダーの型取りでこれはもうかなり前の画像です。

今はもっと進んでいます。

さて、緑のハシゴみたいなヤツ。。。。

気になりませんか?

フッフッフ

ver4への道・・・・・ネタ、その4

ちょっとずつですがこのデータロガー、イロイロわかってきました。

 

 

VVELのポジションのログが取れるようになりました。

純正のワイドバンドA/Fセンサーのログも取れるようになりましたが
この数値をA/F値に変換する関数も装備されているんですがなかなか
道は遠いです。

それにしてもホントに技術は進んでいるんですね~~~~~。

一昔前には数百万もしたデータロガーが今や弊社でも買える価格になって
しかも機能はとても多いです。

使いこなすかどうかは弊社の勉強にかかっています。

まずはドライバー側からクルマに与える

アクセル開度(スロットルポジション)

車速

負荷

そしてその時の

エアフロセンサー

A/Fセンサー

O2センサー

水温

吸気温度

これらのパラメータがECUに入ってECUは演算をして出力させるのが

燃料

点火時期

まずはここからです。

ココをキチンとできていないでVVELだのVTCだのやったところで・・・

特に燃料はとてもシビアです。

今までフィードバックに苦しめられて理想のA/Fまで行かなかったのが
今回はやっとできそげです。

できるってことはかなりのリスクを伴うことを意味します。

そりゃそうです。

純正ECUがかなり強力なフィードバックを装備させているってことは
とにかくEGを壊さないってことが第一だからです。

だから我々ごときがちょっとデータを替えたところでムリだよ~~んって
邪魔してきた機能をやっと退治できました。

これでかなり自由度は増しました。

でも壊すリスクも増えました。

シーズン前半のサーキットはver4のテスト、検証に明け暮れるでしょう。

ソコまでやらなきゃ世界最高峰品質なんて軽々しく口にできませんよ。

ver4への道・・・・・ネタ、その3

賛否両論はココでは置いとくとして安倍晋三の国葬、国家元首ってインドの
モディ首相たった一人だけが出席するらしい。。。。。

バカにされたモンですね~~~~。

日本政府は税金を大量に散財して超、赤っ恥。

どのツラ下げて外交の岸田なんて言えたんだろう??

世界にとってはJapanPassingってヤツです。

ま、いつものことですけど自民公明にズブズブの既得権益がボロ儲け。

さて、新しいロガーを導入して2号機でテストをしていますがそうそう
カンタンにはモノって運ばないですよ。

そもそもZ34用にできているワケではないのでいろんなことの設定や
キャリブレーションってのをやらないとンまく表示してくれません。

やっとココまで来ました。

 

 

でも、なぜか車速なんてカンタンなパラメータが表示できない。

あと、インジェクターデューティーとO2もまだできていません。

ナニをどうすればンまく表示できるのか?

マニュアルとにらめっこです。

A/Fと点火時期のログは取れるのでver4は進んでいます。

ver4への道・・・・・ネタ、その2

ニュースでもご覧になった人も多いとは思いますが有名ラーメン店の店主が
猫に噛まれてお亡くなりになったってハナシ。

噛まれたのが13日の夜らしく次の朝にはかなり腫れていたらしいです。

その後、腫れは引かずに亡くなったのが10日も経ってからってことです。

決して知ったかぶりするワケじゃあありませんがきっと感染症にかかって
最後は多臓器不全、そんなカンジがします。

違ったらすいません。

お医者さんに診てもらって適切な治療をしていれば。。。って感じます。

何回か食べに行ったことがあるのでご冥福を祈るしかありません。

何でこんなハナシを書いているかと言うと有名ラーメン店の店主に限った
ハナシじゃありませんがシロート判断の危険性ってのはかなりあります。

ヘタなプロフェッショナルよりも優れた技術を持つスーパーシロートが
存在することは否定しません。

ただ、我々の業界に限って見渡してみれば個人的な私見ではありますが
95%以上の自己流は失敗しています。

20人に1人くらいしか結果につながらないです。

もっと少ないカモ?

シツコイようですが個人的な感想ですよ。

やっぱり結果に繋がる人ってプロの活用が上手です。

考えてみりゃそりゃそうですよ。

開発ってとてもとてもタイヘンです。

おカネもかかれば時間もかかります。

それだけ時間とカネをかけた製品にプロは責任を持ちます

責任を持たないプロもどきもいるな・・・・。

弊社だって何回もやらかしていますがその分とてもとても詳しくなりました。

ココでは書けませんがダメなパーツってのも多々あります。

そのセットで猪突猛進しても・・・・・・カネと時間をドブに捨てている。

それに気付くか気が付かないでどんどんドロ沼にハマって行くかはまさに
ご本人次第です。

以前にも書きましたがZ34V36で350名以上のお客さまと接してきて
もちろんいろんなタイプのお客さまがいらっしゃいます。

もちろんお客さまのご選択は弊社では最重要視しています。

クルマってトータルバランスの賜物です

こっちをイヂればあっちにも影響を及ぼすってことはシロートにはまず
わかりません。

Z34のABSモンダイなんて最たるモンですよ。

フロントバンパーを換えただけだってアンダーやオーバーになることも
多々ありますがバンパーを換えただけでアシも同時にセットし直すような
ショップさんっていったいどれだけあるんだろうか?

ECUだって全く同じです。

2台並べて乗り比べれば誰でも判るハナシなんですがそんな機会はほとんど
ありません。

このツボ10万で買えばタイムが上がるよって弊社がご提示したら
ホントに買ってくれそうなお得意さまって何名もいらっしゃいます。

ナマナマしいな。。。。

信者と揶揄されることも多いですがナニも最初からそうだったワケでは
ありません。

今回はイニシャルだけもヤめとこうと思いますが最初から弊社を訪れて
下さったメンバーさんってほとんどいらっしゃいません。

一度ハマったご経験があるからこそ今では全面的に弊社にお任せ下さって
自分で何かやってみようとは全くお考えにはならないようです。

それが正しいか正しくないかは今シーズンが証明します。

ver4への道・・・・・ネタ、その1

コレ、純正のECU内のとあるデータです。

 

 

中高速側のラムダってマップです。

ま、燃調のことです。

中高速側ってことは低速側はまた別にあります。

専門用語でオープンループ領域とクローズドループ領域って言います。

ナニ言ってんの  「(゚~゚)

ってなりますわな。

タマに雑誌等で出てくるA/Fってヤツに置き換えてみるとこんなんです。

 

 

何回もココで書いていますが機械には最適値ってのが存在します。

その最適値からはちょっと離れているように感じます。

ぶっちゃけ濃いんです。

つまりガソリンをムダに吹いちゃっているんです。

ムダに吹いちゃっている分、最適値よりも外れちゃってパワーも落ちれば
燃費も悪くなっちゃうんです。

じゃあ、いくつが正解なの? ってハナシなんですがコレがそんなカンタン
には行かないんですね。

そもそも何でメーカーがわざわざ最適値から外した濃いセットで我々に
提供しているのか? ってところから始まります。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その7

ATフルードとMTオイルの温度管理に関する弊社の考察、まとめてみます。

必要条件は

EGオイルは110度まで、水温は95度まで

って書きました。

もっと高くてもEG自体はだいじょぶですよ。

ただ、何回もココで書いてきましたがこの温度に抑えられるか? は、EG
以外のいろんなパーツに影響してきます。

EGオイルは110度まで、水温は95度まで、と抑えることができれば
MTオイルクーラーは必要ありませんがオイル交換はもちろん早め早めを
推奨します。

状態がイイMTならスッコスコ入りますしギアも鳴かないですから。

そしてATです。

サル走りをしても100度が十分条件って書きました。

コレもかなりハードルが高いんです。

でっかいATFクーラー付けりゃエエんちゃうの? ってなりますわな。

EGオイルと決定的に違うことが、元々Z34V36のATが持っている
純正の圧送圧力がそんなに高くないので闇雲にコアを増設するとATFの
流量が下がってしまうことに気が付きました。

コレはコレでかなりモンダイです。

オイルクーラーのコアってとてもいろんなタイプがあります。

○段、で語られることしか見たことがないオイルクーラーコアです。

もう10年以上前になりますがZ34用弊社製EGオイルクーラーについて
イロイロと詳細をココで書いてきました。

やはりEG保護の観点から#12のホースとそれに見合ったオイルクーラー
コアの選定に関する経緯をかなり書いてきました。

弊社製以外は#10のホースを使っていますがPorscheは純正で
#16です。

冷却性だけでなく流量にも着目した弊社EGオイルクーラーはもちろん
最大の効果を発揮して結果につながっていますし、多くのお客さまの
ご期待に応えてきました。

デフオイルクーラーもメンバーがSNS等でご報告下さっているように
一般市販品としては世界一冷えると思います。

多分。

何回も仕様変更を重ねてきました。

今シーズンはPさんとI町さまのクルマでガンガンにテストして検証を積み
いつも通り世界最高峰品質を掲げられると想います。