西の聖地、鈴鹿で想うネタ

まずは続々とベスト更新おめでとうございます。

T中さまも念願の分切り達成です  \(´o`)/

半年ぶりくらいに走りを拝見させて頂いたところホントに別人のような
アグレッシブな走りに変貌していました。

いや~~~練習の賜物ですね~~~。

タイヤはFederalのままですから純粋に大幅に運転技術が上がった
ことが証明されるひとときです。

そして先日のヘビーウェットの富士でテンションダダ下がりだったH本さま、
ちゃんとその練習が生きていたようです。

鈴鹿の練習会初参加で58秒59。

なかなかじゃあ~~りませんか。

ただ、H本さまにとってもただの通過点でしか無い58秒、データロガーを
搭載して検証してみたところ、やはりブレーキングがまだ甘いってことが
露見してしまうんですね。

安定して1G以上を叩き出せないと次のステージは難しくなってきます。

最高速もI田さまの方が129Km/hに対して123Km/hにとどまって
います。

その2点に留意して2本目です。

ほ~~らカンタンに1Gを叩き出せるようになりましたし最高速も伸びたじゃ
あ~~~りませんか。

ただココでひとつまた新しい課題がもたげてきます。

ブレーキングが上達してその結果最高速が伸びたとしても自然とタイムに
つながるワケじゃ無いんですね。

H本さま自身も感じていらっしゃるようにブレーキングGをさらに上げると
いうことはその後、とっちらかることにもなってしまいます。

フツーならいわゆる突っ込み過ぎって断罪されてしまいます。

ソコを安定してとっちらからないでつなげられるように練習練習です。

すると自然とタイムなんて縮まるんですよ。

もう何名ものメンバーが達成してきています。

とかくタイムが出ないとクサりがちです。

クルマを造っていくことももちろん大事です。

繰り返しで申し訳ないキモチですがそのクルマで練習しても・・・・・って
パターンではタイヤとブレーキとガソリンと、そして時間だけがいたずらに
消費されていくだけです。

それと同時にデータロガーを使って客観的に走りを分析して次への課題を
冷静に分析できるかどうか? で、この先が大きく変わってくると弊社では
考えています。

 

西の聖地、鈴鹿で想うネタ

左からBさま、U田さま、H本さま、T中さま、I田さまお疲れさまでした。

 

 

いや~~今回もイイ練習会でしたね~~~

学ぶこと得るモノが多かったです

とは言ってもイイことばかりじゃないんですね。

鈴鹿のすぐそばでネズミにやられた~~~~~。

帰りは新東名が車両火災で通行止め。

必然的に旧東名は大渋滞。

で、例によって足柄SAの仮眠室で爆睡します。

詳細はまた明日・・・・・・・ ヘ(_ _ヘ)

 

Quantumのネタ、からの~~~実はECUのおハナシですネタの続き

昨日のネタ、またバズりましたね。

ECUの踏み込んじゃイケナイ領域ってなんだよ (#`Д´)凸

ってハナシです。

お若いお客様はご存じないキャブレターって装置があります。

FDやBNR32が登場する前はフルチューンの定番でした。

個人的にはSOLEXよりもWEBER派でした。

今となってはLメカですらインジェクションになってきています。

そりゃね、キャブにはできないキメ細かい制御がインジェクションでは
できるからです。

私自身も経験がありますが筑波で調子が良くても富士ではフけ無い、
夏と冬にセッティングをし直す必要がある。

フルチューンのキャブ車なんて寒い冬の朝なんてEGかけるのは儀式です。

ご存じの人もいらっしゃるとは思いますがカーグラフィックTVってのが
ありましてそのオープニングでヴィンテージBUGATTIのEGを
かけるときに3回ほどチョークって動作をしてからEG始動します。

チョークってなんだよ ってハナシですね。

上記のイロイロなキャブに関するおハナシ、今のクルマは全く無縁です。

チョークの代わりに純正ECUが冷間始動補正ってのをかけてきます。

夏だろうが冬だろうが純正ECUが吸気温補正ってのをかけてきます。

その他、多くの補正ってのが純正ECUでは山盛りテンコ盛りです。

パワーって言う点からだとこの補正ってのがネックになることがあります。

純正ECUの強力なフィードバックや補正は乗りやすいクルマにするには
必要不可欠だと思います。

ただ、それと同時に純正ECUはEGを壊さないようにともかくキメ細かく
補正をかけてきます。

それがハイパワーの障壁になることも多々あります。

ブーンってEGをブン回してカンペキにセッティングを取ってもその後、
走っているとどんどんフィードバックや補正がかかって・・・・・・

ってクルマを何台も見てきました。

もちろんちゃんと理解してキチンとセットを取れるショップさんだって
あるとは思います。

ま、コレ以上はヤめときます。

そう言えば先日、メンバーのN様からご連絡を頂戴しました。

ご縁があって弊社お得意様のZ34を手に入れたとことですがそのクルマ、
とても乗りやすく速いことに感動して下さったってご報告でした。

是非、弊社のECUに替えたいってご要望も頂戴しました。

またまたウサン臭いハナシなので今度筑波で直接Nさまに聞いて下さい。

さ、Nさまのご期待のず~~っと上でお返しをしないと、です。

Quantumのネタ、からの~~~実はECUのおハナシですネタ

昨日は税関仕事でした。

Quantum40本、10台分。

 

 

ラクに100万オーバーですよ。

お待ち下さっていらっしゃる多くのお客様に愛情を持って1台1台大事に
組んでいきます。

Quantumって言ったってご存知ショックアブソーバーだけです。

スプリングだったりロワーシートだったりブレーキホース固定用のブラケット
その他、細かいパーツがかなりあるんです。

中国がまたまたロックダウンで鎖国状態なので日本で作っているんですが
どうしてもコストが・・・・・なんですがシーズン真っ盛りです。

これ以上はお客様をお待たせするワケには行かないです。

何回かご紹介させて頂きましたがQuantumにして今までにできなかった
ことが精密にできるようになりました。

まだまだ進化させたいと考えております。

さらに先日もチョロっと紹介させて頂いたECUを書き換えるツール。

こう言うモノって外国モノが優れています。

日本だって技術が無いワケじゃ無いと感じるのは日本人だけ・・・。

純正のECUってとてもとても進化していて補正ってヤツがとても複雑に
ひっからまっています。

今までのツールじゃできなかったことを新しくできるようになります。

できるようになるってことはやらなきゃいけないことが増えたってことです。

アシとECUって一見似て非なるものと言う印象があると思います。

技術者にとってはかなり方向性は似ています。

大してこだわらなくてもナリで走ります。

表現は悪いですが大してこだわらなくてもお客様はわかりません。

ただ、お客様を感動させることはできません。

M上さまが鳥肌が立ったと言及して下さったりV36のK田さまがある意味
知りたくなかったってご感想だったりお客様の想定以上でお返しするために
そりゃあ並大抵のことではムリです。

ECUのver4、やっちゃいけない領域に足を突っ込んでしまいました。

この補正とあの補正をキチンとコントロールできれば・・・・

もうワクワクしかありません。

 

 

 

ヂミ~~なハナシだとは想いますがせっかくの優れたパーツのパフォーマンスをキチンと活かすも殺すもお客様次第ってことになっちゃいますね~~~ネタ

練習会等やイベント等であのネタって? って聞かれることは多いです。

メンバーの意識の高さが伺える一瞬です。

やはり弊社をご贔屓、ご支援して下さる業界関係者が増えてきているので
なにかしらご迷惑をおかけしてしまうかも? ってネタは控えなければ
なりません。

そうは言ってもナニも発信力が無くなってしまうようではそもそもこの弊社の
開発日記の存在意義すら無くなってしまいます。

先日もチームメンバーからご連絡を頂戴してオイルのハナシになりました。

ホントに耳タコで申し訳ないキモチですが2台乗り比べれば誰でもわかる、
そんなことを具現化して下さったおハナシなんですが上述のような事情で
具体的なことを書けないんですね。

オイルのハナシですから特にややこしいハナシに発展してしまいます。

カンタンに書くと弊社扱いのオイルから某有名オイル、かなり有名ですよ
に交換してパフォーマンスが著しく低下したっておハナシです。

ね、具体的になんて書けないでしょ。

だから機会があればメンバーに直接聞いて下さい、ってハナシになります。

パフォーマンスが著しく低下したってハナシ気になるでしょ。

ま~たウサン臭せぇハナシだな ┐( ̄ヘ ̄)┌

って感じる人も多いでしょう。

その一方でそんなに違うなら興味があるな・・・って人もいらっしゃるとは
思います。

今シーズン鋭意売出し中の鈴鹿メンバーI田さま、走る回数が多いので
弊社ならではのブレーキのメインテナンス方を伝授差し上げました。

昨日I田さまからお電話を頂戴してブレーキがいつも良い状態だと言うことで
喜んでおりました。

オイルやフルードと言った油脂類、一般のお客様がお考え以上にまだまだ
やり方ってのがあると弊社では感じていますしなかなか伝わらないという
側面があると思いますがひとつひとつ丁寧に啓発していきたいと想います。

せっかく高価で高性能なパーツを入れたのにそのパフォーマンスを充分に
発揮できていないってこと、かなりお見受けしますよ。

これ以上は是非、直接聞いて下さい。

さ、鈴鹿だ。

豪雨の富士ショートに想う、ネタ

なかなかの豪雨の富士でした。

 

 

もちろん貸し切り状態。

K宮さま、Sさま、T中さま、H本さま、Y原さま、お疲れさまでした。

H本さまは明石市から今回が初参戦です。

片道600Kmくらい?

本当にお疲れさまでした。

初の富士ショート、しかもヘビーウェット。

練習にイイのはアタマではわかり切っていてもなかなかツルンツルンの
コースはビビリミッターが強烈に入ってしまうのは致し方ありません。

で、1本走ってテンションダダ下がり。

1本でもう充分ですわ (;´д`)

ってすっかりヘコんでしまったH本さま、次の2本目を見学に回ってもらって
Y原さま、T中さま、K宮さまがヘビーウェットでクルマを振り回すご様子を
最終コーナーの目の前で観察してもらったところ、火が付いてしまいました。

3本目はすっかり人が変わったようにテンションうなぎ登り

イイ流れですね。

帰路の600Km、すっかりアゲアゲで帰られたことと思います。

これこそが弊社の役目と自認しております。

楽しく練習して運転技術が向上する、そしてその結果としてタイムに顕れる

一貫してブレずにご提供しています。

さ、次は鈴鹿だ。

その前にお客様のクルマを仕上げないと。

弊社のアシがオートクチュールだって標榜するにはそれ相応の理由っつ~~モンがあるんです、ネタ

アメリカで買ってきたハイパコを分類、検品しています。

超、重かったです。

 

 

1,100Lbs/inch  (19.61Kg/mm)

1,200Lbs/inch  (21.40Kg/mm)

1,300Lbs/inch  (23.18Kg/mm)

1,400Lbs/inch  (24.96Kg/mm)

約20Kから25Kまで細かくラインアップしてあることにはもちろん
キチンと理由があります。

これにセカンドスプリングやヘルパースプリングもあるんです。

こんなにラインアップするってことは在庫管理を含めてモノすげぇ手間です。

でも、以前にも書きましたが弊社のアシってオートクチュールです

お客様の数だけ仕様があると言っても過言ではありません。

カンタンですよ。

メインが4種類あります。

例えばセカンドが3種類、ヘルパーが2種類だったとしても全部で24種、
これにQuantumの減衰特性が今のところ4種類ですから計128種。

理論上ではコレだけあるんです。

こんなことやってんの世界中で弊社だけです。

多分。。。。。

でも、ナニも好き好んで数を増やすことが目的ではありません。

例えばサーキットには全く行かないストリートオンリーでも、乗り心地重視の
通勤快速仕様、ゴルフエクスプレス仕様とサーキットには行かないけどタマに
峠は楽しみたいってお客様には仕様が異なります。

もっと書くとフロントタイヤが純正の245のままなのか? それとも
265や275にしてあるのか?

それだって同じセットでイイわけがありませんね

さて、モンダイのサーキットです。

どうしても数値が大きい方がエラいってとらえられがちです。

でも確実にココでも適正値が存在すると弊社では考えています。

まずは1,200Lbs/inch  (21.40Kg/mm) でスタートです。

いつもココで書いています。

弊社がご提供するクルマ造りとドライバー側の運転技術というバランスを
いかに高度に昇華させるか? ってことに弊社はいつも腐心しています。

曲がんないアシでいくら練習してもタイヤとガソリンとブレーキと時間と・・
いたずらに消費するだけです。

まずはキチンとフロントに荷重をかけて曲げられることを学んで欲しいので
柔らかめ、とは言っても21.40Kg/mmスタートですから他社さんの
ツルシと比較すると硬い方です。

その弊社で言うところの柔らかめのスプリングでしっかり荷重をかけて
曲げることができるようになれば1ランクスプリングを上げればイイと
弊社では考えています。

ショートコースをご一緒して拝見させて頂いて、あ、もうこりゃ1ランク
ステップアップした方がイイな、って弊社が感じるとアシの仕様を変更し
次のステージに上って欲しいってそんなカンジです。

レベルが上がってくると曲がりやすいだけのアシではダメなんですね。

何名かのメンバー、仕様変更を予定しています。

さ~~~もっと感動してもらいましょう!!!

1泊3日アメリカ出張ネタ

アメリカ、って言っても直接見てきたのはLAだけのハナシですがもうすでに
コロナって無くなっちゃったんじないの? って印象です。

マスク、もうしなくてイイです。

してる人だっているにはいますけどほとんどの人はしていないです。

店もフツーにやっています。

日本を出国する時に必須なPCR検査、アメリカ入国時に見やしません。

コロナ禍、もう3年目ですが現政権がやってることは3年ずっと同じです。

またまた日本では増えてきました。

政権の無策、愚策でまたまた増えていって自然にピークアウトしてまた下がる。

きっとこんなことをこの先の数年、ずっと続くような気がします。

アメリカでもガソリンが大暴騰です。

1ガロン(約4L)で6ドル越えました。

空前の暴騰ぶりです。

89オクタンってことを考慮すると日本より高いじゃん。

30年くらい前に初めてアメリカに行った時に1ガロン1.79ドルってのを
今でも痛切に記憶しています。

ガソリンだけじゃあ無いんですね。

スタバのコーヒー、一番ちっちゃいヤツで4.3ドル、つまり500円。

マックのチーズバーガーセットなんて8.9ドルだから1,000円オーバー。

チーズバーガーで思い出しましたがアメリカに行くことがありましたら、
是非試してほしいのがハンバーガーです。

ファーストフードのハンバーガーじゃなくてちゃんとしたレストランの
ハンバーガーです。

皆さんがご想像するよりもかなりンまいですよ。

以前にも書きましたがアメリカでンまいモノは? って聞かれたら間違いなく
ちゃんとしたレストランでハンバーガーを、って答えます。

ステーキなんか食べちゃダメです。

ちゃんとしたレストランで40~50ドルも出してなんだかな~パターンです。

ま、中途ハンパに投資して中途ハンパな満足の典型です。

帰国時のLAのファーストクラスラウンジでは以前はステーキを食べましたが
ココんトコはハンバーガーです。

 

 

チーズはまずかった・・・・・。

まわりのほとんどのお客さんはステーキを食べています。

でもそんなモンなんだろうな、って感じます。

モノの本質をキチンと見抜いて把握できるってこと、どの世界も同じだな
っさて感じます。

さ、今日も仕事仕事です。

1泊3日アメリカ出張ネタ、じゃあ無いな・・・・

帰りました。

ちゃんと陰性です。

っつ~~~か例によって3日連続でPCR検査。

今回からは自主隔離がなくなりました。

ってワケでちゃんと明日も仕事します。

それにしても今回は税関にイヂめられたな~~~。

EGブロック、クランクシャフト、タイヤ、持って帰ってきましたから。

ま、安くは見えないですからね。

あ~~~~~~~~税金高けぇぇぇ。

1泊3日アメリカ出張ネタ

いっぱいイロイロ書いたんですケド、どうもホテルのネット環境が悪くて
なかなかアップできません。

やっとのことでピストンネタだけアップできました。

コレが従来のピストンだったんです。

鍛造ハイコンプピストンってヤツでこれでもイイ方です。

でも、10年以上前に行ったCOSWORTHとかACCRARITEとか
F1のピストンを手がけるトップブランドの製品がアタマから離れなくて
ず〜〜っと構想はありました。

苦節10年

やっとできたんですね

ピストントップのセラミック溶射はピストンの耐久性に大幅に貢献します。

で、やはり今回のメダマは徹底的に攻めた肉抜きです。

担当のMr.Dも設計にはとてもこだわったって言ってくれました。

従来比で70g、純正比で150gほど軽く仕上がっています。

パワーがキチンと付いてくる8,000rpmオーバーにはとっても強力な
武器になるだけでなくメタルにかかる負担もかなり低減できるんです。

つまりEGの耐久性にも大きく貢献できるんです。

ココでひとつのギモンがアタマをもたげます。

そんなにイイトコ尽くしならなんでサッサとやらなかったの? です。

ただ単にやりたくない ってだけのハナシだったようなんです。

攻めた肉抜きイコール薄く作るってことです。

作る側としてはハイリスクローリターンにしかならないからです。

最先端のCADを駆使してヒジョ〜〜に手間ヒマかかる作業の繰り返しで
そのくせそんなにおカネが取れない・・・・・

だからやりたく無い・・・・・と。

こうなるといかに説得できるか? ってなりますね。

今までに20セット以上のピストンを買ってきてもちろん今後もオーダーを
続ける予定ですし、VR30のピストンだってあります。

で、嫌がる担当のMr.Dを説得しきったってワケです。

ピストンが軽くなることのメリットは大きいです。

ワクワクが止まりませんね~~~~。

さ、日本に帰るとするか。