調子悪りぃ~~です。ネタ

アメリカは時差ボケがとてもキツいです。

ヨーロッパはそうでもないのに、アメリカはホントに大変です。

到着するのが現地時間で朝の11時、日本時間で深夜2時。

もう睡魔でフラフラですが、昼間っから寝てたら来た意味がないので
猛烈に眠い中、活動しますがせいぜい夕方5時が限界です。

居眠り運転で事故を起こしてしまいます。

夕方にホテルに着くと、そのまま寝落ちです。

気が付くと現地時間の夜中の12時、日本時間ではまだ昼です。

今度はパッチリと目が覚めてしまって、夜中ずっと寝られません。

明け方になってやっと眠気に襲われるという画に描いたような悪循環です。

滞在期間が長くはないので、アメリカ時間に完全にカラダが慣れることも
無いんですが、それでも日本に帰ればまた同じ事に見舞われます。

つらいぃぃぃ。

それでもお待ちになっていらっしゃるお客様のことを考えると・・・・。

頑張ります。

アメリカ出張ネタ

今アメリカで話題なのは、2つ。

ケネディ大統領暗殺の機密文書公開

中国共産党大会での習近平国家主席の演説

アメリカでは、中国の軍事大国化をとても懸念しています。

クルマのハナシですと、来週のSEMAショウのプレスリリースが盛んです。

アメリカではここ数年、ターボチャージャーの値崩れが始まっています。

一昔前では、一基20~30万したものです。

中国製の台頭で、価格が大暴落しています。

数年前までは

中国製だろ?

で一笑に伏されていたものが、今やいろんなメーカーさんやショップさんが
テストを重ねて、どんどんイイ物になってきているそうです。

時代はダウンサイジングターボなので、潮流に乗ってメジャーになっています。

大排気量NAが絶滅危惧種なので、Z34を大事に乗っていきたいです。

さ、帰ろ。

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その8

衆議院選挙、これで日本の行き先がはっきりと決まりました。

イロイロとあるでしょうが、弊社が想うこと。

オリンピック後には消費税15%のハナシ、将来的には20%

年金支給年齢は70歳に上がり、支給額は減額

天下りは無くならないどころか、もっと暗躍

格差はもっともっと広がる

ま、それでイイって国民の大半が判断したことになります。

オレはそんなこと知らネェよ

いえいえいえいえいえ

今回、与党が歴史的な大勝をしたと言うことは、そう言うことです。

異論反論はあるでしょうが、カンタンです。

数年後にすぐにわかると思います。

数年後どころか,早速昨日から税制調査会が動き始めました

もっと搾り取れるゾ

さ、

S15のメンバーカラーを製作しています。

Z34、V36が先だろ

そりゃそうなんです。

作ること自体は割とカンタンです。

それを取り付けた結果どうなるか?

までをキチンと検証して、

こんなハズじゃ無かった・・・

を避けなければなりません。

S15の新品メンバー、ゴムブッシュ部の作りがとても悪いです。

Photoshopで真円を重ねてみました。

memberbush

これだけイビツにできていると言うことを考慮した製品作りになります。

とりあえずは45Cあたりで削りで作るんですけど、やはりイチバン
大きな外径に合わせるしか無いんです。

すると、スカスカな部分が必然的にできてきますね。

そこをどうするか?

大きな課題です。

スーパーハンドリングマシンへの道、ネタ

先日もご紹介させて頂きましたフロントのゴッツいロワーアームと
ついでにコイツもイチから作っています

genuinerearlowerlink

こんなんです。

rearlowerlink

他のアームはそりゃ作りゃイイのはわかっていますが、費用対効果を考慮し
体感ができるモノに限定して行く予定です。

作るのとてもタイヘンですし、車検対応の書類もテマヒマがかかります。

軽量、高剛性

が、目に見えて享受できるような製品でないと、タダですりゃアンチに

大したことねぇ

って叩かれますから。

誰がどっから見ても

コリャすげぇな

って製品にしないと、それは負けを意味します。

弊社が懇意にさせて頂いているレースコンストラクターにアーム関係の資料を
たくさん頂戴しました。

これはほんの一部です。

さすがに作り込みはスゴいですね。

rupok[1]

この品質でフロントのロワーアームを作ったら、って妄想は止まらないです。

純正が4Kgオーバーです。

フロントのロワーアームは、ショックアブゾーバーを支えるブラケットが
必要となります。

t70515[1]

こんな世界最高峰品質でロワーアームを作ったら、そりゃ素敵です。

純正の4Kgオーバーに対して、CircuitConcept製品を
数百グラムで作り上げるには、そりゃあ並々ならぬ努力が必要です。

しかも純正と同等以上の剛性、さらには

車検対応

こりゃあかなりハードルが高いです。

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その7

H本様の車両を納めさせて頂いて、I様の車両を納めさせて頂いて、
そしてF井様の車両を納めさせて頂いて、忙しくさせて頂いております。

さらにはS木様とK島様が来社下さいました。

ありがとうございます。

写真、全く撮ってないです・・・。

F井様のZ34は13万キロ近くでした。

クラッチ廻りを刷新して、弊社のクラッチラインも導入下さって、今後
しばらくはクラッチに関するご心配から解放されることでしょう。

EGオイルは温度計が付いているので、皆さん気にします。

ちょっと山道をハイスピードドライビングしただけで130℃。

同じようなことが

PSフルード

ATフルード

デフオイル

にも起きています。

温度計が無いからわからないだけですが、付ければわかります。

ちゃんと事前に対策された車両と、そうでない車両が同じワケがありません。

今回はそんなハナシではなく、ゴムのハナシです。

PSフルードは吹くからわかります。

ATは全開時に3-4速、4-5速とかで滑り始めるのでわかります。

デフも吹いたり、重傷ではベアリングが大きな音を出すのでわかります。

症状が出たら自然治癒なんてするワケ無く、元には戻りません。

その点、ゴムはわかりづらいです。

目視して判断できるときには、かなり末期です。

手っ取り早いのは、純正新品交換です。

こうなるとお客様の懸念事項は、

何万キロで交換すればイイの (・・;)?

となります。

お客様の車両の走り方や使い方によってかなり変わることが厄介です。

弊社お得意様のT様のZ34、競技系の走りが多かったのもありますが
デフオイルクーラー無しで30,000キロ程度でデフブローしました。

せっかくS15でケーススタディをしているので、Z34,V36に生かします。

弊社のS15の現状は、リアメンバーのゴムが腐ってチギれています。

直進性なんてあったモンじゃありません。

常にフラフラ、常に修正蛇が必要です。

で、リアメンバーを新品交換なんですが、Z34に比較してモノが悪い・・。

見た目ですが、ゴムの質もZ34よりは悪いです。

S15rearmemberbushing

このゴム4箇所で車体に留めてあるのは、S15とZ34は共通です。

さ、このまま付けてはCircuitConceptらしくありません。

すでに多くのショップさんから、このメンバーカラーが出ています。

ここを留める発想はアリだと思いますが、そこは検証が必要です。

純正って、ここに大きな空洞があります。

S15rearmemberbushing2

メーカーがこの空洞の必要性を感じているのは、もちろん乗り心地です。

それを数ステージで留めてみることで検証してみたいです。

Z34,V36では、その効果と快適性の差で2種類出してみたいです。

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その6

あ~~~~調子悪りぃです。

そりゃそうです。

昨日は10℃。

体調管理も仕事の内なんですが、なかなか休めません・・・・。

トラブったお客様の車両で、弊社の経験値を上げさせて頂いていますが、
トラブルシューティングって、ま~~~~大変です。

どノーマルで大事に乗られた上、ディーラーさんで定期的にメインテナンス
された車両とは言え、やはりディーラーさんでは限界があります。

メンバーが腐っていても車検に通ればOK

ブレーキキャリパーが腐りかけても車検に通ればOK

ゴムブッシュが虫食い状態でも車検に通ればOK

良い状態を長くキープしようと思えばこそ、それ相応のスペシャリストに
お任せになった方が、実はトータルで安く上がることが多いです。

サーキットを走ったり、サーキットを走らないまでもハイスピードで
スポーツドライビングを楽しみたいのならば、なおさら1ランクも
2ランクも上のメインテナンスが必要だと言うことを痛感します。

はやる心を抑えつつ、EGよりもまずは車体をキチンと整えないと、
画に描いたようなトータルバランスを逸した車両になってしまいます。

つまり、手を掛けカネを掛けた割にはツマんない車両になってしまいます。

Z34,V36にも全く同じ事が当てはまります。

弊社のお得意様には、例えお客様のご希望とあっても

ソレ今は要らないです

って言っちゃいます。

実験君の弊社S15では、Z34,V36のお客様の立場になって
よりツッ込んだ費用対効果を模索しています。

実験君S15の目標は、富士本コース分切り、筑波2秒です。

ノウハウはあるんですけど、カネが無いんです。

コツコツやっていきます。

ブレーキのハナシです。

イロイロと紆余曲折ありましたが、弊社はENDLESSの社長様にも
高い評価を頂戴された程のブレーキスペシャリストです。

実験君のS15にはコイツを採用します

CP5570

S15の車重を考慮すれば4ピストンキャリパーでもイイんですが、
富士の本コースでもビクともしないブレーキを開発したいです。

弊社がZ34,V36にも採用しているCP5555シリーズの弟分です。

2.6Kg

ブッチ切りの軽さです。

実験君S15は、スーパーライトウエイトってワケには行きません。

予算が予算ですから。

そんな限られた条件の中で、できるだけの努力をします。

乗りやすさの中にもちょっとだけレーシングテイストを、ネタ

すっかりレーシングカーに啓発されていますが、そこはしっかりと
街乗りの快適性を見失わないように一つ一つ立ち止まります。

何回もここでご案内させておりますが、サーキットまで積載車で運び
スペアタイヤやタイヤウォーマーを積むハイエースやキャラバンもあり、
ご自身はベンツで行き帰り、そんなおカネ持ち富士にはいっぱいいます。

おカネを持っている人たちにおカネを使ってもらわないと、日本経済は
活性化しないので、それはそれでアリだと思います。

ところがです。

フツーはそんなんマネしちゃいけません。

一財産ツブします。

そんな中で、弊社はギリギリを模索しています。

ココまではアリかな

とか、

コリャ無いわ~~~

とか、やってみなければわかりません。

そのための実験君の一環がS15シルビアです。

内装だって、サーキットコンセプトらしく、です。

ただ、Z34,V36のような無鉄砲な予算は投入できません。

サーキット走行には、ある程度のメーターは必須です。

Z34には、ご存じ純正の3連メーターがあります。

実験君のS15には、

水温計

EG油温

油圧

デフオイル温度

MTオイル温度

このあたりまでは必須で、実験君としての

A/F計

排気温度計

も、必要なんです。

メーター8個・・・・・

ダッシュボードににょきにょき生やすのもセンスを疑われます。

そうだ、アレがあった。

FDに使っていたコイツ。

iq3

ちゃんと取り付けブラケットを作って、キレイにビルトインすれば
追加メーターは要らなくなります。

コレ、Z34にはダメですよ。

チェックランプが見えなくなりますから。

Z34には、別のモノを準備しております。

M田様の車両に付けないと・・・・。

スーパーハンドリングマシンへの道、ネタ

土曜日に帰ってきて、日曜日も朝から働いていますよ。

何日か日本を空けると、帰国すると電話やお問い合わせも多いですし、
昨日の月曜は出荷に追われていました。

レーシングカーを経験して、ある構想が炎のようにメラメラと沸いてきました。

全く別物の車両とは言え、あの動きにちょっとでも近づけたい

かと言って、ストリートでの快適性は失いたく無い

一見、背反事象のようです。

でも、ナニもやらなければ確実にそのままです。

2晩イロイロと考えて2つの構想を具現化していきたいです。

もっとフロントの軽量化を推進

金属部分にはもっとマグネシウムの導入やドライカーボンでの置換を進めます。

あと目を付けているのが、あのゴッツいアーム類です。

S15の車重が1230Kgで、あのペラッペラのロワーアームです。

1,230の車重にはあれでイイんでしょうね。

でも1,500KgのZ34では強度不足なんでしょうから、あれほどまでに
ゴッツいのか、それともFUGAと部品を共有するためムダにゴッツいのか。

充分な強度を確保して軽量化を推進するって、そりゃあ大変です。

レーシングカーのアームは、4340クロムモリブデン鋼のパイプを使います。

コレでいいの? ってカンジで割と華奢な仕上がりです。

クロモリ鋼ってハナシが出ると、必ず溶接強度の問題が出てきます。

ググればいっぱい出てきます。

そこいらの鉄工所レベルじゃヤメた方がイイって書いてあります。

予熱や後処理と言った熱処理をしないと、溶接強度が確保できないらしいです。

そんなことやってる所、見たことないんですけどね。

試作と型を弊社で作って、溶接はクロモリ溶接のエキスパートに任せよう。

もう一つ、有効だと思われる方策はあります。

FDの時にはやっていましたし、元々、FDのトップランナーに
教えてもらった技術です。

これは割と安く上がるので、ちゃんと製品化をしてからのご案内です。

一つ一つの経験を大事に大事にネタ

台北松山空港のラウンジで、飲んだくれています。

tsalounge

(株)日本航空さん、いつもいつもありがとうございます。

それにしても疲れた・・・・

肉体的な疲労もありますが、精神的に疲れました。

1年間分? いや、もっとかな? 大量の冷や汗をかきました。

いくらレーシングカーとは言え、600馬力のライトウエイトスポーツです。

しかもSタイヤ。

pindon1

ウェット・・・。

pindon2

オーナーさんは台北の人ですが、上海を拠点にお仕事をしています。

このために台南に来ました。

私自身もこのために来ました。

しっぽ巻いて帰るってワケにも行かず。。。

とりあえずはちゃんとフケるかだけでも・・・・

ま、そうなりますわな。

今回やらないと、もう一回来なきゃいけなくなるし。

Hewlandのシーケンシャルミッションは私自身にも経験があるので
難なくスタートしてコースイン。

ウェットでもすさまじく乗りやすい。

しかもメチャクチャクイック。

Sタイヤで筑波で53秒ってのも頷けますね。

アウトラップを慎重に2周重ねて、さて、ホームストレートで踏んでみる。

2速、3速、4速、ホイルスピン。

そりゃそうだろ。

コース上に留まることが至難のワザ。

ハナシになんないんで、ピットに戻ってブーストを下げてみます。

それでも450はあると思います。

いくらか踏めるようにはなりました。

こうなると、やっとフケ上がりを確認することとなります。

パーシャルで車速を乗せてから3速4速全開してみました。

200Km/h近くでのホイルスピンはシビれます。

1年間分の冷や汗で、全身汗だくツユだく。

しかも、3種類のレーシングガソリンを試すという使命付き。

pindon3

でも、まあ、おかげさまでとても貴重な経験をさせてもらいました。

こんなリアルsuperGTカーみたいなマシンを経験させて頂くだけでも
それはそれはとても希有なことですから。

午後になって雨が止み、オーナーさんもドライブしました。

そうは言ってもまだハーフウェット。

思いっきりスピンして、反対側を向いちゃったんですがオーナーさん
事前にイロイロとレクチャーを差し上げたんですが、すっかり真っ白。

Hewlandのシーケンシャルミッション、リバースの入れ方に
すっかりとっちらかってしまい、コース上に救援に行きました。

ま、なんだかんだでオーナーさんもとても喜んで下さいました。

夜には素晴らしい晩餐もごちそうになりました。

画像、コレしか撮っていません。

karasumi

カラスミってヤツです。

こんなに上質なモノ、東京で食べたらいくらするんだろう?

弊社は敵も多い分、多くの仲間にもとても恵まれています。

アンチなんて相手するヒマがあったら、仲間にもっともっと返したいです。