さ、そろそろ今シーズンを総括して来シーズンにできるだけ効率的につなげなければ損しますってネタを書いていきましょう、その3

Z34V36も10年以上10万キロオーバーって個体がどんどん増えてきて
います。

先日、Y下様のおクルマを八王子の陸運局で車検を通しましたがこれが結構
大変でした。

車検ってフツ~~やることやればだいたい落ちません。

過去に何回も落ちたことがある経験からもう落ちる事はほとんどありません。

ところがです。

Y下様のZ34、どうしてもフットブレーキで落ちちゃうんです。

ご存知の方も多いとは思いますが陸運局に行って車検を取るときって
マルチテスターってのにクルマを乗せて次々と検査をしていくんですが
フットブレーキをギュっとただ踏むだけなのに何故か印が出てしまう。

もう3回も4回も繰り返し検査をやってもどうしてもになってしまう。

そんな効かないワケ無いのに何でだかわからないままともかくその日は
車検に通すことができませんでした。

検査ラインの最後に総合判定って言うところがあるんですがそこで何で
落ちたかを教えてくれます。

コレが効かないなんてこと無いと思うんですけどね~~って言ったところ
検査官が教えてくれたのは右のフロントと左のフロントで効きが違うとの
ことでした。

あ~~それが過去にも一回あったな~~~。

原因はキャリパーのピストンシールが固着して4つのピストンが均等に
出てくれないことなんです。

もうこうなるとブレーキキャリパーをOHするしか方法がありません。

で、ブレーキをオーバーホールして後日、難なく車検に通る事ができました。

車検に通らないほどの片効きってかなり末期です。

そんな状態になっているZ34V36もかなりあるんじゃないか? って
弊社では考えています。

来シーズンに向けて1シーズントラブルなく安心して走りきりたいと
お考えでしたらブレーキキャリパーのOHまたはグレードアップを
推奨しています。

さ、そろそろ今シーズンを総括して来シーズンにできるだけ効率的につなげなければ損しますってネタを書いていきましょう、その2

今シーズンを振り返ってみると昨シーズンそれからその前のシーズンと
やっぱり同じようなことが展開されました。

エンジン、ブレーキトラブルはどうしても時間がかかってしまいます

運転技術の向上を目指すことを主眼に置いている弊社ではこれからの梅雨の
シーズンを有効に使うことを考えています。

それと同時にいろんなものを間に合わせて行かなければなりません

やっと中国の流通が回復してきたので今まで頓挫していたいろんなものが
回ってくると思います。

今シーズンオフでやらなきゃいけない事は本当にいっぱいあります。

まずはZ34V36の弊社フルチタンマフラーの安定供給です。

ブレーキだって大変です。

APなんて注文してから納期が約半年、ピストンコンロッドカムシャフト
クランクシャフトは大体3ヶ月。

事前の準備が来シーズンを左右しかねません。

今シーズンエンジンに何らかのトラブルを抱えてしまった人、メンバーさん
だけでも3名いらっしゃいます。

とてもありがたいことにお問い合わせを頂戴することも多いんですが
エンジントラブルに見舞われてそこで初めて弊社にお問い合わせを
頂戴するパターンだとどうしても半年以上かかってしまいます。

NBターボ、ADバンのエンジン部品も作っておりますがこっちはこっちで
別の問題が出てきています。

なかなか1台分をやってくれる企業がありません。

スペアも入れたとしてもコンロッドは8本もあれば充分ですがなかなか8本を
作ってくれる企業はありません。

あったとしてもものすごく高いか・・・・・。

Z34のクロモリ鍛造コンロッドはいつも10台分60本を発注しているので
ナントカついでにNBターボ、ADバンのコンロッドを頼んでいます。

EGのリフレッシュが視野に入っているお客さまは早め早めの行動を強く
推奨します。

コロナのせいで通常よりも2倍も3倍も時間がかかるモノもあります。

ホントに早め早めの対応をオススメします。

聖地筑波に想うネタ

月をまたぐ時って毎月恒例になってしまいましたが値上げ値上げ値上げの
ラッシュですね。

我々には受け入れるしか方法がありません。

いよいよシーズン終わりですね。

それでも意識の高いメンバーは真夏に走るパターンも多いです。

来シーズンなんかあっという間ですよ。

今シーズン結果に繋がった多くのお客さまだったり思うようにいかなかった
メンバーだったり来年にかける思いを大事に具体化しなければなりません。

おとといの筑波では今までに見たこと無いくらいのガラガラぶり。

 

 

午前中ガッツリ雨だったので誰もいません。

雨降るとほとんどの人は走行をヤめちゃうんですが弊社ではこれチャンスと
自ら進んで練習します。

そんなご褒美なのか午後にはすっかり雨は止んでコース上もドライでした。

昨日も書きましたがPさんはベスト更新、M上さまもほぼベストと同タイム、
この時期を考慮するとかなりの結果です。

来シーズンに向けて

Pさんがおもいろいモノを作ってきてくれました。

筑波のベストランキングです。

雑誌やDVD等のメディア、みんカラ等のSNSをかき集めて全国からの
Z33Z34筑波ランナーのベストランキングです。

個人名もあるのでココではアップできないですね。

ありそうで無かったこのランキング、おもしろいですね。

コレ見てたら改めてタイヤの威力ってスゴいなってカンジです。

思うことはありますがココからは結果が全ての世界です。

来シーズンに向けて3秒切りを目標としている弊社チームメンバーが
あとK林さま、I町さまといらっしゃいます。

鈴鹿で目標を達成したらI田さまも筑波に参戦予定です。

やっぱり筑波は聖地ですから。

楽しいですね。

実際に結果が出せるかどうか?って半分は弊社にかかっています。

ラジアルで3秒を切るってそれほど高い目標なのでココからはもっと緻密な
データを集めていかなければ、と言うことでM上さまとPさんに筑波で
車重を測ってもらいました。

 

 

 

まずは来シーズンに向けて現状より50Kgの軽量化ですね。

 

聖地筑波に想うネタ

いや~~~今回も実にイイ練習会でした。

 

 

アレ? 2号機は???

ナニが良かったのか? ってキチンと分析できるかできないかが来シーズンに
大きな影響を与えることはPさんもM上さまも熟知しております。

まずは1本目。

M上様はベストの1秒落ち、Pさんは目標に達することができませんでした。

この季節を斟酌すればムリも無いハナシなのかもしれませんが前回に弊社が
M上さまやPさんの走りを2号機で観察させて頂いたことを1本目が終わって
早速ミーティングです。

2本目はもうちょっと攻めましょうなんて陳腐なことを弊社が言ってたんじゃ
誰も弊社を見向きもしなくなるでしょう。

そんなこと言われなくたってわかってるよ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

ってなります。

ポイントはいくつかありましたがイロイロ言ってもとっちらかるだけです。

で、弊社ならではの走りの律速段階について解説させて頂きました。

やはり上達する人に共通することだと弊社でも感じていますがM上さまも
Pさんもとても真剣に聞き入ってくれます。

そうなると助言をさせて頂く弊社も1ミリたりともテキトーなことは
伝えてはいけません。

ピンポイントで最大効率を生むような弊社からの助言を忠実に実践下さって
2本目はお二人ともみごと結果につなげて下さいました。

いや~~~とてもイイ流れだ。

 

中国製品アレルギーって今でも根強いですが、じゃあナニがイイんだってちゃんと説明できる人ってどれだけいるのかな? って感じていますネタ

まずはルームランプからやってみました。

コイツを剥がすのもソコソコ大変です。

 

 

こんなカンジでプラスチックの爪は割れちゃうし・・・・・

 

 

で、やっとランプに到達してみると・・・・

 

 

アレ? 違うじゃん。

コレ、SMDT10って規格です。

タマタマ持っていた台湾製と純正を比べてみる。

 

 

で、その台湾製のSMDT10と交換して元に戻して点灯してみた。

ビミョ~~~~。

そんなに感激するほど明るいワケでもナシ。

テマを考えるとコレは失敗でした。

どうせやるならこのT10ランプの強力なヤツじゃ無いと意味ないですね。

コレ試したかったな~~~

中国製品アレルギーって今でも根強いですが、じゃあナニがイイんだってちゃんと説明できる人ってどれだけいるのかな? って感じていますネタ

ですよね~~

 

 

としか言いようがないです。

で、中国から弊社フロントバンパー用LEDデイライトが20台分やっと
届きました。

 

 

3年くらい前にも書きましたがコレ、弊社がイチから作ってもらったんです。

ともかくLEDデイライトにありがちなツブツブ感がイヤだったんです。

全面が一様に光る高級感のあるLEDデイライトは決して外せなかったです。

お待ちになって下さった多くのお客さま、順次取り付けて参ります。

さてこのLEDデイライトのメーカーがこんなんサンプルで送ってきました。

 

 

ルームランプです

これがまた異常に明るいです。

ちっぽけな製品ですけどああこれイイなって製品です。

お安く提供できるようにメーカーさんと交渉しています。

知らなかったですけどこんなもんいっぱい規格があるんですね。

 

 

適正価格っていくらくらいなんだろ???

異常に明るいLEDルームランプの適正価格を教えて下さい。

circuitconcept@gmail.com

まだ1泊3日アメリカ出張の旅ネタです

あんまり書くとせっかくとてもとても苦労して手にした技術を流出させちゃう
ことになるのでまたまたつまんなくなっちゃうカモしれないネタですいません。

習熟ごとって何でもそうですよね。

キチンとできるようになった時に初めて以前には何でできなかったのか?
その原因が分かります。

できない時にやたらめったらアテずっぽうにもがき苦しんだところで沼に
ハマるだけっていうのはきっと全てに通じることだと思います。

もちろん沼にはまっている最中の当の本人はアテずっぽうでやってるわけでは
無いんでしょうけれどその時にはそれが精一杯なんです。

わかる~~~~~~。

何回もどハマりした経験がある弊社には手に取るようにわかります。

いつもここで書いていますがハマった分だけ詳しくなります

経験を積んできた分それだけできるようになります

改めてできるようになったり達成したりすると以前の欠点や課題点が手に
取るようにわかるものです。

O2センサーとA/Fセンサーが純正で何で別々に装着されているのか?

また、それぞれの役割そしてそのフィードバック領域をキチンと理解する
ことができて初めてそのフィードバック領域を制御できるようになりました。

ただそこは諸刃の剣です。

なんで純正ECUにそんな強力なフィードバックが搭載されているのか?
ってハナシです。

ではやはりメーカーが考える事はエンジンを壊さないことそれにつきます。

そのために強力なフィードバックがいっぱいくっついてるのにそれを弊社が
コントロールすると言う事はリスクを伴うことにもなります。

だからと言ってあ~そうですか・・・・って手をこまねいているようでは
サーキットコンセプトらしくありません。

燃料だって点火時期だってメーカーはかなり安パイをとってきています。

そりゃ壊さね~だろっての通り越してかなり無駄な数値に弊社には写って
しまいます。

純正状態なんてガソリン垂れ流しですよ。

もちろんその数値は内緒ですがA/Fや点火時期をカンタンに見れるツールって
いっぱいありますしちょっとググってみればその数値がどれだけ安パイなのか
ってこともわかります。

攻めたデータを入れる前にまずはその安パイから脱却してもうちょっと適正な
数値を安定して発揮できるようなセッティングがまずは重要だと弊社では
考えます。

これでもかなり変わりますよ。

これも1泊3日アメリカ出張の旅ネタってことにしといて下さい

時差ボケもあるんですが朝の4時から活動しています。

おかげさまでZ34V36をとてもたくさん、そしてあと1車種をお預かり
しているので目が醒めちゃったからには働きます。

最近アメリカではこんなトコにも毎回来ています。

 

 

弊社お得意様やチームメンバーにはキチンと現物でご説明していますが
Porscheの純正部品を使うことが多いです。

やはりとても良く考えられているな~~~って印象ですし耐久性だって
そこいらのアフターパーツメーカーじゃ全く太刀打ちできないくらいの
品質ですからむしろ使わない方がかなり損しています。

あとは弊社にメインテナンスをご依頼下さっておりますPorscheの
オーナーさんも何名かいらっしゃいます。

日本で買うと△,000円するPorsche純正のオイルフィルターだって
アメリカでは☆,000円チョイです。

また書くとエラいことになりそう。

これでも円安で上がったんですよ。

以前はもっと安かったです。

なんだかな~~~~~。

イイことばかりでは無いんですよね。

1ヶ月半前にもココに来てオーダーしてあったモノが半分しか入荷していない。

原因はコレですよ。

 

 

ま~~~だやってるどころか一向に解消されていません。

一昨日も書きましたがアメリカではベビー用品が壊滅的な品不足。

バイデン大統領の支持率が下がっている大きな原因がガソリン高に始まる
かなり強烈なインフレと壊滅的な品不足を放置してるってニュースで
やっていました。

アメリカではもうマスクしなくてもイイですし見かけたアメリカ人はほとんど
マスクをしていません。

昨年の末くらいからアメリカでは感染者を減らすよりも経済を回すように
舵を切っているハズなんですが、肝心の流通が律速段階になって経済を
回したくても回しきらない、ってトコみたいです。

やっと、やっと、弊社と中国との取り引きが回復してきました。

コロナさえ無ければもうとっくに完成している製品が多数あります。

今さらそれを言ってもしょうがないのでできることをやっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

1泊3日アメリカ出張の旅ネタ

業務連絡させて下さい。

メールサーバーがエラーを起こしているらしいです。

帰国したらキチンと返信させて下さい。

日本のニュースでもご覧になった人がいるとは思いますがともかくアメリカ
ではモノが無い。

欠品欠品欠品です。

 

 

今回アレもコレも間に合わなかったじゃないかね〜〜か。

朝のニュースではアメリカではオムツがないって大騒ぎになっていました。

 

 

ま、結局はほとんどが中国製だったってことですね。

もうどんなに抗ったところでアメリカの経済は中国に支配されているって
ことなんでしょう。

それでも今回アメリカのとある技術者とのミーティングは中身がとてもとても
濃いものでした。

こういうものは本当に日本は遅れていると痛切に感じます。

ま、をいをいココでひとつひとつご紹介していきます。

新しい技術だったり新しいデバイスだったり導入する時ってやっぱり大変です。

製品が優れていればいるほど機能が多ければ多いほど勉強しなきゃいけない
ことがいっぱい出てきます。

優れた製品の性能をできるだけ100%引き出すためには勉強も必要ですし
経験も必要です。

アタマでわかったつもりになってはいけません。

これってクルマに限った話じゃありませんね。

いろいろと人生経験を積んでくるとできるようになった気がする、わかるように
なった気がするってのが最も危険だと言うことは分ります。

本当はできていないのにできていると思い込んでしまう、本当はわかって
いないのにわかっていると思い込んでしまう・・・・

我々の業界ではその結果待っている事は確実にトラブルです。

トラブルを引き起こすとまずはそれを修復することから始まりますからちゃんとわかっている状態から比較すれば3倍も4倍も時間がかかってしまいます。

だからこそキチンと理解して自分でちゃんと経験を積んでそれからやっと
自分の技術になると弊社は考えております。

以前にもチョロっと紹介した純正ECUのフィードバック領域、補正領域に
ついてどんどんわかってきています。

ま、教えてもらったんですけどね。

ここでも大事な事は決して知ったかぶりをしない素直な真っ白な気持ちで
臨むことです。

なんかこれも全てに通じるような気がします。

まずはキチンとできる真の技術者との出会い

特にできるつもりになってる人がとても多い世界です。

次には真の技術者が真剣に弊社と向き合ってくれるかどうかと言う高い壁も
あるんです。

我々の業界だけではなくとかく優秀な技術者って偏屈な人が多いように
感じるのは私だけ?

ストレートにぶつかってストレートに帰ってくるとは限らないいやむしろ
そんなことの方が珍しいそんなふうに感じます。

教えてもらう、指導を賜ると言う素直な気持ちを持ってアタって行くしか
方法が無いような気がします。

今回教えてもらった技術を早速2号機で試すのがとても楽しみです。

さ、帰ります。