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Z34,V36の Concierger であり続けたいネタ、その3

1日で、2台のデフを降ろしてバラして洗浄してまずは観察してみる。

奇しくも同じメーカーさんのデフ玉。

でも、メーカーは同じでも素材が違います。

デフブロー、弊社ではZ34だけで6台くらい手がけさせて頂きました。

去年、デフケースを突き破った写真をアップしたこともありました。

経験値が上がってくると、それがデータとして蓄積されます。

弊社でデフ玉を組んで、弊社製デフオイルクーラーを弊社で装着した
20台以上のお客様の車両、今でもノントラブルです。

1日で30分サル走りX3セットでも、デフオイルの温度は110度です。

量産型のデフオイルクーラーとしては、弊社製がイチバン性能がイイです。

たぶん。

2台のデフブローしたZ34を観察してみると、メタルデフ玉の方は、
デフオイルクーラー無しの冷却フィンカバーのみで、もう方っぽの
ハイテク素材デフ玉の方は、デフオイルクーラー付きです。

お客様はきっと、デフオイルクーラーを付ければデフトラブルとは無縁、
そうお考えで、安くは無いとは思いますデフオイルクーラーをご装着。

で、デフブロー。

何回も何回もシツコいくらいにココで書かせて頂いておりますが、
スポーツ走行をするならば、デフオイルの温度計は必須です。

高いモンじゃありません。

EGオイルはフェイルセーフがありますが、デフオイルにはありません。

壊すと、お客様の想定よりもはるかに高い勉強代が待っています。

それが無ければアレも買えたし、コレも買えた

そんなことを考えると、もっとシツコい程の啓発が必要と考えます。

Conciergerでありたい

と言うのは、お客様の使用目的やターゲットタイム等にによって、
お客様の数だけ仕様が存在すると言っても、過言ではありません。

弊社のサスペンションキット、ver1で充分です。

もちろんver2や現在開発中のverPROの方がイイです。

ただ、イイと言うのはそれを発揮できるトータルバランスや使用目的を含め
シチュエーションをキチンと見極めないと、おカネを浪費するだけです。

最近とても堅調で評判のイイ弊社のスタビライザー、これも然りです。

まずはBasicで充分です。

安いし。

その後にアップグレードしても、おカネがムダにならないような設定です。

お客様のニーズは様々です。

まずは、お客様自身も目的意識をしっかりお持ちになることも必要です。

現状がこうなんだよね~~~
  ↓
こうしたいんだよね~~
  ↓
予算は△△くらい

この3つは最低限の情報です。

その条件の中で弊社がご提言差し上げて、トータルバランスを
向上させていきたいと考えております。

やり直しがおカネも時間もかかるし、何と言ってもムダです。

Z34,V36の Concierger であり続けたいネタ、その2

○月△日にA様のお客様をお預かりして、X日に納めさせて頂いて、
次には・・・って、ちゃんと計画性を持って段取りを組みます。

それだけでも弊社はおかげさまでキッチキチです。

ところがです。

クラッチ切れなくなりました~~~

デフブローしました~~

ブツけられちゃいました~~~

とても良くあるハナシです。

弊社が

今、いっぱいなので2ヶ月待って下さい

って、お伝えしたら、お客様はどう感じるだろうか?

できる限り、できる限り、お客様のご要望にはお応えしたいです。

現在、弊社にはZ34が7台、V36を1台お預かりしています。

もう預かれましぇーん

って言う前に、できる限り、できる限り、企業努力をしてみます。

弊社の狭い工場では預かりきれないので、とうとう自宅の車庫で
ブローしたデフの脱着をやっています。

こんなことするの弊社のお得意様だけですよ。

t34

で、早速、お客様のデフアッセンブリーを降ろして分解してみました。

多分、ほとんどのパターンが

こんなんなっちゃんたんだから、新品にしようよ~

ってなります。

1. デフ脱着

2. 日産純正新品デフアッセンブリー

3. LSD新品

4. 日産純正サイドベアリング新品 X 2

5. 日産純正サイドフランジ

6. デフオイル

お客様の想定以上のコストがかかります。

でも、弊社のお得意様にはいつもここでご案内させて頂いているように、

使えるモノは使いましょう

デフケース、分解、洗浄、計測してみます。

ケースや、サイドベアリング取り付け台座が大丈夫なら再使用できます。

ムダなおカネを使っちゃいけません。

浮いたおカネで、弊社のデフオイルクーラーキットが買えます。

来シーズンもガンガンに富士をご一緒できるように 、今、対策をしておけば
この先何年かは、安心して攻め続けられます。

さ、これから工場でS崎様の車両を完成させて、今晩納める予定です。

やった、1台減る。

 

Z34,V36の Concierger であり続けたいネタ、その1

弊社お得意様、H野様の車両を豪雨のまっただ中に納めさせて頂きました。

元はと言えば先週に弊社での定期メインテナンスでお越し下さったのですが、
なんかオカシイってんで、お預かりとなりました。

そのまま強行したら、途中で不動車でした。

弊社で3例目のCSCがホントにダメになっちゃったパターン。

弊社ではあんまり無いハナシですが、全く無いハナシでもありません。

ところがですね~~、単純にCSCが寿命ってワケでも無かったんです。

ちょっとH野さん、ムダな出費を強いられました。

ついでにECUのアップグレードも完了しました。

弊社でECUを直接書き込ませて頂いたお客様には
車両が再入庫時に、頼まれもしないのにアップグレードします。

もう何名かのお客様がSNS等でご紹介して下さっています。

SNS等をやってらっしゃらないお客様も多いです。

早速、H野様からご報告のお電話がありました。

きっと詳細に報告もあると思います。

H野様の車両、運転していてとても楽しいです。

トータルバランスの結晶です。

これならFederalでも33秒台が出るのも頷けます。

多くのお客様がタイムのために、大金と徒労を投じがちで、
本質を見極めるのって、とてもとても難しいと思います。

パワーを手に入れると、それはそれは満足度が高いし楽しいです。

でも、それなりのコストはかかります。

アシとブレーキってのも書くとカンタンですが、とても奥が深いです。

サスペンションキットとブレーキをやったくらいでタイムに繋がれば、
誰も高額な製品に手を出すことはありません。

何回もご案内させて頂いておりますが、弊社の

お客様自身がお乗り下さって乗りやすいこと

これがタイムに繋がると言うことを、多くのお得意様が実証しました。

来シーズンはもっと多くのお得意様が結果を出して下さることでしょう。

お客様の車両がラジアル自走で

富士 本コース 分切り

富士 ショート 33秒

鈴鹿 本コース 25秒

筑波 本コース  3秒

一つの区切りです。

3年くらい前には

大口叩きやがって (#`Д´)凸

って糾弾されたモンです。

今や複数のお得意様が実現して下さっています。

弊社を信じて下さったお客様に、全力でお返ししていきます。

カタログもWebサイトもちゃんとしていない弊社が悪いんですネタ、その2

シート以外は意外と人気がないインテリアパーツ。

他社さんのウエットカーボンの製品が付いていることは多々あります。

で、弊社がドライカーボンで作ったモノ、製作中のモノ。

3連メータードライカーボンフード

メインメータードライカーボンフード

ドライカーボンコンソールボックス

ドライカーボンダッシュボード

これはドライカーボンではありませんが、インテリア製品です。

ステアリングに超軽量ステアリングボス

インテリアってこんなモンでしたっけ?

フツーはドライカーボンと言えば軽量化を連想しますが、メーターフードは
イロモンだと解釈してください。

ドライカーボンも何回かご案内差し上げましたように、

松竹梅

が存在します。

弊社ボンネット、タワーバー、リアウイングは正真正銘の松です。

極限までの軽量化と剛性を両立するためには必要な手法です。

それに対してのメーターフードは、そこまでの剛性も必要無いですし、
ボンネットのように、劇的な軽量化が見込めるワケでもありません。

で、梅で作ることで、コストもずっと抑えられます。

ドライカーボンで作るもう一つ大きな要因があります。

ウェットカーボンだと、夜のドラビングの時に街灯の反射が気になりました。

気にならない人は気にならないでしょうが、気になる人には乱反射の無い
ドライカーボンをオススメしたいと考えております。

ダッシュボード、外したご経験のある人は滅多にいらっしゃらないでしょうが、
かなり重いです。

鉄でできている裏骨も相まって、20Kgくらいはありそげです。

ここで10Kgの軽量化を見込んでいます。

イロイロ考えています。

まるっきり純正と同じデザインタイプ

敢えてZのアイデンティティである3連を取り去ったスッキリバージョン

楽しいですね。

意外と重いドアの内張りもドライカーボン化です。

ともかくカッコ良くて、そして極限まで軽くて、さらには車検対応です。

ハードル高いですよ。

だからこんなこと、弊社しか手を出さないんです。

インパクトビームや、隔壁の肉抜き、そして内張のドライカーボン化で、

ドア1枚あたり、5Kgの軽量化を目指しています。

サイドのガラスって、ポリカーボネートにしたら車検ダメなんだっけかな?

ちゃんと品川の関東陸運局の本局に聞いて来よう。

アクリルはすぐにキズだらけになるからキラいです。

カタログもWebサイトもちゃんとしていない弊社が悪いんですネタ、その1

とうとうスーパーオートバックス神戸さんのイベントがカウントダウンです。

ご予約下さっているお客様の段取りでしっちゃかめっちゃかです。

それ以前に、もっと前からご注文下さったお客様の方が優先です。

神戸のイベントで、弊社のお客様が気になること、それは

ナニがあるの?

納期は?

です。

不測の事態が多い弊社ですが、できるだけ責任ある情報発信をしたいです。

今日はエクステリア (外装) についてご案内させて下さい。

色分けしてあります。

常時在庫を心がけているモノ、でも運悪く出ちゃったら正式注文後2週間

常時在庫ができないのモノ、正式注文後1ヶ月

型修正中または仕様変更中のモノ、納期はお問い合わせ下さい

完全受注生産に付き、正式注文確定後2ヶ月

で、現在の外装製品ラインアップです。

フロントバンパー

フロントインナーグリルウイング

フロントアンダーディフューザー

フロントフェンダー

サイドスカート

ドライカーボンドアミラー

ドライカーボンボンネット

ドライカーボンフロントタワーバー

ドライカーボンルーフ

リアアンダーディフューザー

リアウイング

MTクーラーフィンフルフラットパネル

ま~~なんだかんだで作りましたね。

エクステリア(外装)に関しては、もうすぐ終了です。

エクステリアはあと3つ予定しております。。

フロントホイールフェアリング

フラッシュサーフェスドアノブ

エアアウトレットリアインナーフェンダーライナー

このホイールフェアリングってのも、弊社のブレーキシステム専用で、
弊社のブレーキには、クーリングダクトが片輪で3本引かれていて、
入ってきた外気がブレーキを冷却した後に、強制的に排気をさせて、
より効率の良い外気循環をさせることが目的です。

もともとこのホイールフェアリングと言う技術はF1が発祥でして、
当時の主たる目的は空力でした。

今はレギュレーションで禁止になっていますが、MOTORFANとか
AUTOSPORTSにタマに特集されていますが、CD値が上がります。

ブレーキを冷やして空力的にも優位と言う2度オイシイ製品です。

強度が必要なので、ドライカーボンとチタンのハイブリッドです。

これでエクステリアの開発は終了です。

次はインテリアですね。

久々の、安い100万円もあれば高い1万円もあるネタ

で、クラッチシステムを全部、純正新品戻しでお預かりしたお客様の車両、
乗りにくいくらいでナントカ自走はできる状態だったはずでした。

お預かりしてすぐ、

あ~~~~~

過去に何回も経験している

デフトラブル

去年に袖ヶ浦で

いきなりバキ~ン

ってのもありましたが、だいたい予兆があります。

その予兆は大きく2つ。

振動

異音

自然治癒するモノではないので、必ず治さなくてはいけません。

原因はやはり

デフオイル温度

それしか考えられません。

弊社で施工させて頂いたデフオイルクーラー装着車なら

富士や鈴鹿のサル走り30分でも、行っても110度です。

データ取りのために11月の袖ヶ浦で計測した所、20分で150度。

もうドクターストップです。

そのまま30分サル走りしていたと思うと・・・・です。

以前にもご案内させて頂きましたが、金属は熱膨張します。

クリアランスと言うのは、適正な温度管理の下、適正値に設定されています。

150度オーバーでは、その適正値が保たれない状況になります。

その結果、ピニオンギアととベベルギアの極圧が異常値になると考えられ、
同じ事がベアリングにも起きています。

で、おかしくなったところからまず小さな音がし始めます。

自然治癒するモノではないので、対策しないでそのままサル走りを続けると、
音は大きくなり振動も発生することがあります。

今回お客様は、異音の出所がクラッチなのかデフなのか判断しかねまして、
弊社がお伝えして初めて驚いた、と言う状況です。

クラッチ新品にするんだから、異音も治るっしょ

そんなカンジの淡いご期待だったと推察されます。

まわりくどい書き方になっちゃいましたが、早いハナシ

デフブロー

純正の状態から社外のクラッチと社外のレリーズベアリングを入れるのにも、
それなりのコストがかかったと思います。

クラッチ本体はとりあえず置いといて、そのレリーズだとそのうちまた
クラッチトラブルに見舞われるので、純正に戻しましょう。

弊社の経験上、その扱いにくいクラッチを純正に戻すと1秒アップしますよ、
ってご提言差し上げましたら、お客様は弊社を信じて交換をご決断です。

ここまで読んで下さったお客様ならお気づきでしょう。

かなりかかっています

さらに追い込むようにデフブロー

弊社でイチからやらせて頂いていれば、浮いたおカネで370RSです。

ちなみに画像を掲載しないのは、デフに社外のカバーが付いているんです。

サーキット走行にはやはり・・・・・でした。

もちろん愛情を持って、ちゃんと治します。

来シーズンもガンガンにご一緒できるように。

 

サル走りの前にやはりお伝えしなければ、と想うネタ

久しぶりに、ヤバそげなネタ書いてみっかな。

4月に富士ショートで試乗車のテストに行った時です。

競技の経験も豊富なお客様を、富士ショートにお誘いしてみました。

やはりご経験が豊富なので、初アタックにしては素晴らしい走りでした。

ところがです。

クラッチペダルが戻らなくなりました・・・・

弊社の他のお客様はだいじょぶです。

実はこちらのお客様、弊社を訪れて下さる前にかなり手が入っていました。

まずは弊社のECUに交換して下さったのが1年ほど前でして、
それ以来のお付き合いをさせて頂いております。

クラッチもレリーズベアリングも某社製が入っておりますが、

メチャクチャ乗りにくい・・・

以前から弊社が担当させて頂いて、

クラッチシステム、純正に戻せば1秒アップしますよ

と、ご提言させて頂きましたが、やはり純正に戻すのに26万くらいかかり、
お客様の心情としては、いかんともしがたい状況が続いていました。

Z34、V36のMTに頻繁に起こるクラッチペダルトラブル。

いなり不動車にもなりかねないので、一度発生するとお客様はビビります。

で、行きつけだったショップさんに、

純正ダメだよ

って、クラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換。

いつも弊社が苛まれていることですが、弊社はいらないものを売っています。

無くてもイイものを売っています。

それでも弊社を信じて、安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さったお客様が
おカネを支払ったご期待以上のパフォーマンスにご満足下さいますと、
次につながると考えております。

大金を投じてクラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換して、
乗りにくくなった上に挙げ句の果てにはクラッチペダルトラブル再発。

こんなハナシっていくらでもあるんです。

ECUなんて書きたいこといっぱいあります。

でも、

書けないんです

弊社を信じて下さったお客様に、最大限、最高の仕事でお返しすることで、
お客様も、また弊社に預けて下さいます。

お客様は、

ECU

サスペンション

クラッチ

デフ

を弊社でやり直しです。

やり直すことなくイチから弊社で手がけさせて頂ければ370RS位の
ご予算は浮いたと考えますと、やはり弊社が常日頃ご案内していることが

伝わっていない

そう自責の念があります。

中身の濃いサル走りについて語ってみたいネタ、その2

来シーズンに向けて、走るお客様がもっと増えてきます。

てっとり早くタイムにつなげたい

ではなく

少し長い目で見て、上手くなりたい

と言うアプローチを提唱させて頂ければ、と思います。

まずは、良く聞かれるタイヤのハナシです。

見た目は19インチです。

純粋にカッコイイです。

でも、弊社は敢えて18インチです。

まずは安い。

あと、これまたサル走りには重要な要因ですが、

エアボリューム

です。

何のハナシ (- -;)?

ってなりそげなので、をいをいご説明するとして、てっとり早く
サーキットでのメリットは、

乗りやすい

です。

浮いた予算を冷却系に回す方が

マフラーも当面は純正でイイです。

そりゃ交換した方がイイですよ。

でも、

今じゃない

吸気系は、純正がイイです。

ムダなモノや効果が薄いモノをチョコチョコ買って、その結果、
律速段階を見誤ってしまい、ヘタすりゃバランスを崩す。

女王蜂と弊社ECUとFederalの265/40-18、
そして純正マフラーでも、

富士ショート33秒

は出ます。

どんな営業や

って糾弾されそうですが、後になって買い換えるお客様を見ていると
冷却系とアシをキチンとやって初めて準備が整います。

すると、30分みっちり走り込めます。

コースインして路面の状況や、タイヤのグリップを確認しながら数ラップ、
するとタイヤの空気圧や温度も上がってきます。

10分や15分してからピットインして、空気圧の調整をします。

タイヤの銘柄にもよりますし、細かいことを言うと、車重にもよりますが
ラジアルだと、温間で2.3~2.5くらいに調整します。

ここでタイヤプレッシャーモニタリングシステムの必要性が出てきます。

走っていると、タイヤの銘柄やサイズによって、どの空気圧領域や
どの温度域がパフォーマンスにイイのか? どの領域を超えると
グリップが落ちるのかを可視化できます。

に頼ったアプローチよりも、ずっと近道です。

で、正味20~25分の集中したフルアタックができます。

1時間くらいのインターバルを空けて車両を冷やして、もう1回。

その1時間のインターバルも重要です。

速い人に教えてもらうことも有益ですが、もっとてっとり早いことが
同行したご友人や彼女さんでもイイですから、外から見てもらいます。

何でも同じですが、他人のやることってわかりやすいですから。

比べてもらえばイイんです。

インに付けきっていない

アウトが余っている

アクセルオフからブレーキングまでの空走時間が長い

もっとツッ込めるんちゃう?

外から見ている方がずっとわかりやすいんです。

1時間のインターバルで、次の走行の目標を確定します。

で、次の走行は目標に集中して練習します。

すぐに会得できるモノではありませんが、問題意識を持たないで
漫然と走るよりは、ずっと上達に近いと考えております。

冒頭で

少し長い目で見て、上手くなりたい

って書きましたが、実は近道だったりするんです。

サル走りについて語ってみたいネタ、その1

暑くて暑くてバテちゃいました (×_×ll)

ニュースでご覧になった人もいらっしゃるとは思いますが、ロンドンの
タワーマンションの火災、凄まじいですね。

罹災して亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。

ロンドンでは、実は何回か指摘されていました。

スプリンクラーが無いとか、火災報知器が完備されていないとか、
イギリスやイタリアでは良くあるハナシです。

ホテルでもあるハナシなので、ヨーロッパを旅行する人はお気を付け下さい。

以前から何回も指摘されていると言うことは、住民も知っているはずです。

知っているハズ・・・・

よくありがちなハナシです。

伝わっていない

そういうことです。

このマンションに住み続けると、そのうち死ぬぞ

ってダイレクトに言えば伝わるんでしょうが、そんなことをしたら
マンションの経営陣から訴えられることも考えられます。

だから当たり障りのない表現にとどまります。

その結果、

伝わらない・・・

230台以上のZ34、V36を扱わせて頂くと、

アレ、おかしいゾ

と言うことに気が付くことがあります。

お客様によっては、

言われる方も気分が悪いんで~~

って、不快感をあらわにすることもあります。

そうなると、弊社も気心が知れたお得意様にしか言わなくなってきます。

でも、その結果

この遅さ、フツーじゃない

ノッキングしまくり

デフからガコガコ音がする

ステアリングが異常に重くなっている

ATが滑る

クラッチ、終わりかけてますよ

MTからジャラジャラ音がする

識者にとってはシツコイと感じるかも知れませんが、ソコはなるべく丁寧に
繰り返し啓発させて頂きたいと考えております。

サーキット走行のご経験が多くは無いまでも、ソコソコあったとして、
さて、Z34でも走ってみっかなと思い立ったことを想定します。

どノーマルでサーキットに行く人はいないとは思いますが、実際の所、
ナニをやったらイイのか? ナニからやった方がイイのか? を、
正確に判断することは難しいです。

ソコソコの対策と普段履きのラジアルタイヤで行ってみたとします。

Z34で、初めて走ってみたと言うシミュレーションです。

富士の本コースなら10秒、ショートで40秒

筑波なら8秒

袖ヶ浦なら25秒

鈴鹿なら40秒

大体このあたりです。

もちろんご経験や、車両に手が入った程度で変わりますが、ザックリです。

その後の数回は、行けば行くほどタイムは縮んで行きます。

ある所で、アタマ撃ちになります。

今気がつきましたが、アタマ撃ちって恐ろしい言葉ですね。

アタマを撃つんですよ。

で、ハナシはこっからです。

次のステージに上がるためにはどうすれば良いの?

単にタイムだけを追求するのか? それとも、経験を積んで純粋に

上手くなる

と言う道を追求するならば、ちょっと違ったアプローチを弊社は提言します。

今さら感はありますが、上達にはやはり

サル走り

が必要不可欠と弊社は考えます。

な~んだ、結局は走り込み?

いやいやいやいやいやいやいやいや

そんな情報提供だと、弊社の存在意義が問われます。

まずは費用対効果と律速段階を適切に踏まえたクルマ作りからです。

ピンとこないお客様のために、もっとわかりやすい表現に努めてみます。

どノーマル、ツルシの状態で

約10分でフェイルセーフで終了

で、EGオイルクーラーを付けてみますが、ちゃんとした製品をお選びなら
もうエンジンオイルの心配は無いですが、ここは敢えてダメなパターン。

10分が20分になるだけのモノもありますし、水温に影響しちゃって、
エンジンオイル温度は良くても、水温が上がっちゃって・・・・・だと、
結局は走り込みが続けられなくなります。

ブレーキも、当面は、パッドとフルードだけでイイです。

ブレーキは欲を言い出すとキリが無いので、もうちょっと技術が上がると
必然的に必要性に迫られますから。

中途ハンパなモンに手を出して、結局、買い換えることがイチバン不毛です。

次はやっぱり、アシだと思います。

純正でも物理的にはサル走りはできます。

ただ、心情的にムリです。

わかりやすく書くと、30分走り続けるのが楽しくありません。

これに関しましては、多くの人がSNS等で書いています。

そんな状況で走り続けても、上達は遠いです。

まず、ここまでがギリの最低限です。

費用対効果を重視するなら、まずは壊さないことです。

そして次に弊社がとても大事と考えること、それは

中身の濃いサル走り

です。

 

 

2台のV36を作業させて頂いて想う、ネタ

N尻様のV36に弊社クラッチラインをお取り付けさせて頂きました。

この程度じゃ、なかなか業者が引き取ってくれないので溜まってきました。

clutchline

週に1、2台お取り付けさせて頂いておりまして、在庫無くなりました。

イギリスはGOODRIDGE製ですので、次回入荷は7月アタマです。

で、弊社お得意様のF井様のV36に、弊社スタビライザーのお取り付けです。

弊社スタビライザーも在庫が無くなりました。

次回入荷は8月アタマです。

既にご成約を頂戴しておりますお客様の分はちゃんとあります。

テフロンインナースタビライザーブラケット待ちですので、
部材が入荷次第、順次、発送させて頂いております。

ついでに、弊社EGオイルクーラーは現在正式注文を頂戴しても、
バックオーダー多数に付き、8月以降です。

弊社デフオイルクーラーも8月です。

オイルクーラーコア、ヨーロッパ製

オイルクーラーホース、ヨーロッパ製

フィッテング、アメリカ製

デフオイルクーラーポンプ、アメリカ製

デフオイル温度計、台湾製

ムダにハイブリッドなので、一つでも欠品が出ると納期が延びてしまいます。

サーキットコンセプトブランドを立ち上げて6年目にして、今更と言いますか
やっとと言いますか、サーキットをお楽しみになるお客様が急増です。

律速段階と費用対効果を重視して、弊社が推奨させて頂くサーキット走行用の
対策をキチンとされて車両は、走ることだけに集中できます。

その結果、順当にタイムアップして下さったお客様が増えて下さいました。

ある程度コストはかかってしまいますが、30分サル走りを2本や3本を
集中して走り込める結果、著しい上達を期待できると弊社は考えております。