デフマウントフルセット完成~~~~パチパチパチ\(^^)/ネタ、その1

EGのネタ、いっぱいあり過ぎてこのままだとネタその20くらいまで
行きそげなので EGネタで引っ張り過ぎちゃうの? って言われる前に
いったん閑話休題ってワケじゃありませんが違うネタを挟んでみます。

まずはお待ち下さっているお客様がもっもと多いデフマウントです。

ホントにコレは苦労しました。

すでにデフマウントって数社から出ています。

それをお取り付けになっているお客様も多いとは思います。

だからこそ弊社は徹底的にこだわりました。

デフマウントって検証するのタイヘンです。

当然、デフケースを降ろさなければなりません。

慣れたとは言え重整備の部類です。

で、デフケースに付いている2個のフロントピース、リアのメンバーに
埋め込んである悪名高い大きなリアピース。

計3個です。

フロントピースは割とカンタンでした。

で、何でデフマウントなんか交換するかと言いますとZ34、V36持病の
デフマウントリアピースが壊れるからです。

弊社の試乗車は、新車納車時から程なくとっとと交換しちゃいましたから
正確な寿命がわかりません。

まだ走行1万キロソコソコなのにデフマウント3回交換しました。

1号機の時にも2回交換しました。

こんなに交換しなきゃダメだった理由、それは性能対快適性です。

トラクションと言う立場から性能だけを考えるとアルミリジッドが最良です。

そんなにイイのがわかり切っているのになんでやらないの? ってハナシです。

大きなモンダイが2つあります。

まずは快適性のモンダイです。

積載車に載せてサーキットまで自走しないって割り切っちゃえばアリです。

サーキットではヘルメット被るし周りもウルサイし。

普段も快適に乗りたいと言う弊社の理念からは絶対ナシです。

コレ、気にならない人ってほぼほぼいないと思います。

もう一つはデフが落ちる危険性からです。

ホントにリジッドを貫きたいなら、純正では1個しかないリアピースに
リアメンバーを加工して2個留めにしないとダメだと思います。

40Kg以上もある鉄の固まりが縦横上下の振動に常にさらされて
それを支えるには

それでもやると言うならフルリジッドです。

片方が動いて一方が動かないと力が集中して、より破断しやすくなります。

最低でもリアメンバーのゴムブッシュも全部アルミリジッドです。

とても普段乗りなんてできないクルマいっちょあがりです。

しかもソコまでやるのにいくらかかんの? って大事なハナシがあります。

実は弊社もやろうと考えたことはあります。

デフカバー2点留めの試作です。

加工費やデフ、リアメンバーの脱着工賃やその他お客様へのコストを考慮して
ヤめました。

同じコストをかけるんだったらリアウイングや別タンの方が効果が大きいし
フルアルミリジッドをイヤになっちゃって元に戻すってなったとしても
やはりコストはかなりかかっちゃいます。

FDの時にはフルリジッドやりましたよ。

EGマウント、MTマウント、デフマウント全てアルミリジッド。

ロータリーエンジンの特性上そんなにヒドく無かったですが古いハナシだと
EP82スターレットの時にはエラい目に遭いました。

アイドリング時で助手席の人と会話にならなかったのを鮮明に記憶しています。

弊社のこだわりを感じて欲しい製品ができました。