軽量化の費用対効果と律速段階について真剣に考えるネタ、その6

もうちょっと引っ張ろうかと思ったんですがあまりにもお問い合わせが
多いので、まずは当選者発表です。

award

正確なボルトの本数の画像は後日キチンとアップします。

N須さんやPさんは地団駄を踏んでいましたね。

また来年盛り上がりましょう。

さて、当選のH本様、弊社ドライカーボンボンネットはバックオーダーの
お得意様に無事に納品した後ととなります。

キチンと贈呈式もやります。

じゃないとまたアンチが騒ぎ立てますから。

どーせヤラセだろ って。

Pさんが当選しちゃったら どーせデキレースだ って叩かれたカモです。

で、ボンネット続きです。

やっと本題の 効率の良い軽量化のハナシ です。

これまたストリート系とサーキット系で分ける必要があります。

まずはサーキット系です。

大きく候補が2つあります。

1.敢えてのボンネットです。

純正が9.4Kgだったことを考慮すると軽量化としての費用対効果は
高い方ではありません。

ただ、弊社のボンネットは軽量化パーツとしての役割にだけに留まりません。

5年くらい前のネタで今は見られなくなっちゃいましたが、弊社が
ボンネットを開発する時の当に開発日記がありました。

純正のボンネットにボコボコ穴を開けてその近傍に毛糸を留めるんです。

で走ってみる、と。

おもしろいですよ、外からEGルームの中に入って行く毛糸もあれば
EGルームの内側から外に向かって出て行く毛糸もある。

つまりZ34って車体が走行する時の圧力分布が可視化できたんです。

こんなことやってボンネット製作しているのって弊社だけだと思います、

多分・・・・。

画像は取ってあるので、またネタを復活させたいですね。

弊社がボンネットを製作する上で、軽量化はもちろんのこと剛性を含めた
品質は当然で、空力までも綿密に考慮してさらには見た目も苦労しました。

軽量化のネタなので軽くてアタリマエなんですが、ボンネットに関しては
なかなか語られることが無いように感じます。

純正が9.4Kgで一般販売されているボンネットは弊社が知る限りでは
重くなっちゃっているように見受けられました。

弊社のドライカーボンボンネットはオートクレーブでアルミハニカムが
補強として織り込んで焼いてあります。

充分な剛性を確保してボンピンも必要ありません。

その分さらに軽くなります。

以前は純正のストライカーを移植して使っていましたが、まだ試作ですが
弊社の試乗車のストライカーはマグネシウム合金です。

もちろん一般販売のためにテストを重ねます。

で、輸出仕様のボンネットヒンジにさらに肉抜き加工を施して軽量化し
打ち上げ花火を除去するとトータルでは純正比で10Kgくらいは
軽くなっています。

軽量化だけの恩恵としては費用対効果は実はあまり高くありません。

じゃあなぜサーキットアタッカーに弊社ボンネットをオススメするのか、
それは一度で3度も4度もオイシイからです。