Z34,V36、テフロンスタビライザーブラケットネタ

何回かネタとしてご紹介させて頂いた事があるいろんな車体補強パーツ、
百花繚乱です。

純正で始めから付いている物から、アフターパーツまで。

弊社の考える所では、

固めるべき所は固める、動かすべき所は動かす

です。

そんなこと推奨しているのも、多分、弊社だけです。

車体を固めれば固めるほど良くなります。

ナニが?

です。

余計な動きが無くなって、ダイレクト感は増します。

じゃあイイんじゃないの???

ってハナシです。

ココまでは、おそらくほとんどのショップさんが推奨する所だと思います。

じゃあナニがダメなんだよ ! !

誤解を生まないように、敢えてダイレクトな表現に努めますが、
車体を固めまくって失われるモノ、それは

扱いやすさとコントロール性

ハナシは10年以上も前にさかのぼります。

お手伝いで、SuperGTやD1やFormulaNipponに行って
たくさんのことを経験させて頂きました。

アメリカでは、FormulaDやDaytonaにも行かせて頂きました。

ホントにイロイロ勉強させて頂きました。

その中で今でも痛烈に憶えていることがあります。

HKSさんがS15でD1に参戦したときに、フルロールバーに加えて、
フルスポット数万発って車両を製作したときに、当時の担当ドライバーは

点と点をつなぐようなコントロール性

と評していたのを痛烈に記憶しています。

弊社も当時は、筑波の80Rや最終をいかに踏んでいけるかに腐心しました。

レベルはHKSさんと比較する程ではありませんが、同じ事を感じていました。

で、HKSは2号機でボディ補強を大幅に削減した経緯があります。

雑誌にも書いてあったので、書いちゃいけないハナシでも無いと思います。

その後、多くのD1トップドライバーと食事をする機会がありまして、
その都度、聞いてみましたところ、やはり固めすぎはダメとのことです。

FerrariChallengeも、少し外すとスケートリンクを滑るような
そんなクルマでした。

点と点を結ぶようなラインにキッチリ乗せられるようなプロドライバーなら
ガッチガチの車体でも、それなりに乗りこなしてしまいます。

サンデードライバーが同じ事をやっても・・・・・

と、弊社は考えております。

何回も弊社のアシのネタでご紹介させて頂きましたが、弊社の目指す所は

乗りやすさ

です。

特にリアの滑り出しが唐突だと、クルマが無くなってしまいます。

ちょっとやそっと流れても動きがゆっくりで怖くない、そんなアシです。

その結果、安心して踏み抜けるので、タイムに繋がる、そんなアシです。

書くのはカンタンですが、実践はとてもとても難しいです。

そのアシを支えて、効率良くタイヤを接地させるために必要な剛性もあります。

その見極めが弊社の大きな使命です。

ただ単にパーツを販売するのは、とてもカンタンです。

その結果、

お客様自身で

感じ取って下さって、ドライビングを楽しんで下さることを弊社は目指します。

クルマはトータルバランスです

と言う立場は、ブレません。