Z34,V36調整式ピロアームネタ、その39

開発はタイヘンです。

イイ物を作ろうとすると、ずっとタイヘンです。

ヨシ、これならだいじょぶだ

って、できたモノを実際に装着してテストしてみると、やっぱり

何だかな~~~~

ってのが必ず出てくるモンです。

このくらいしょうがねえょ

ってなるのか

いやいやいやいやいや、もっと上があるでしょう!!

になるのか。

お問い合わせの多いピロアームのおハナシです。

問題はこのボルトです。

lowerarm1

ショックアブゾーバーの下を留めるボルトを支えるプレートのボルトです。

アタマに9の刻印があるほど、頑丈なボルトです。

強度が必要なんです。

つまり、割と大きな力がかかると言うことです。

ナメてかかるとモゲます。

エラいことになりますね。

だからこの純正のボルトを使用してさらにそれを受ける充分な肉も必要です。

ところがです。

こんなカンジでピロの雄ネジを掘っていくと・・・・・。

lowerarm2

地下鉄丸ノ内線と東西線と半蔵門線が丸の内の地下でうまく交差して、
お互いが干渉しないようなことをしなくてはならないんです。

地下鉄のバヤイは、ぶつかりそうならもっと深く掘りゃイイです。

でも、アームはそう言うワケには行きません。

取り付け位置をちょっとでも変更すると、レバー比が変わります。

何回もここでご紹介させて頂いておりますが、純正のイイところは
イジってしまうと、かなりの確率でイイことはありません。

そこは死守したいんです。

そうなると、根本的に違うことを考えなければなりません。

タイヘンな分だけ燃えます。

他社さんがなかなか手を出さないと言うことですから。

コリャすげ~

ってモン、作ります。