一つの製品に責任を持つと言うこと、ネタ

昨日の八王子の気温です。

temp

今までこんなに梅雨の期間中に天気や気温を気にしたこと無かったです。

昨日も書きましたが、例年ですとシーズンオフです。

今年はウデのチューニング戦線異常アリです。

昨日はチームサーキットコンセプトのF沢様がお一人で走りに行きました。

弊社も行きたかったんですけど、これまたチームサーキットコンセプトの
I様が来社予定がありましたし、お預かりのお客様の作業が目白押しで
走りに行くことは断念せざるを得ませんでした。

一段落したら来週あたり梅雨の中休みを狙って朝イチに行ってみようかな?

テストしてみたい試作も目白押しです。

実はF沢様の車両には、

サーキットコンセプトダイアグブレースバー3点フルセット

の試作が取り付けられています。

まだ切った貼ったの試作です。

それでも効果は想像以上に絶大だったらしく、とても喜んで下さいました。

そもそもこんなトコ留めて何か意味あんの?

ってトコに付いている重量ブツを取り去って効果が大きいだろうと思われる
補強部品を取り付けました。

そう言えば去年お取り付け下さった島根のY本様、今年の冬は島根も大雪で
弊社ダイアグブレースバー(まだセンターピースのみ)の効果を雪道で
体感なさったとご丁寧なご報告がありました。

今年のスーパーオートバックス神戸さんのイベントでフルセットに
アップグレードご希望ですので、それまでには完成させます。

そのためにテストテストと。

ウデのチューニングについて考える、ネタ

関東でも梅雨入りっぽいです。

東京もしとしとしとしと降っています。

例年ですと東京地区は7/20くらいに梅雨明けで、そっからは35度の
酷暑が待っています。

さすがにそんな時に走りに行こうって気力は無くなります。

そもそも今まではGW開けたら走りに行きませんでした。

理由は一つ。

ベスト更新が見込めないから

外気温が低いとEGにもイイですし、路面温度が低いとグリップにもイイです。

だからフツーはシーズンって11月から2月末くらいでした。

今年は異常アリです。

そんな業界の常識を弊社お得意様の情熱が塗り替えています。

物理の法則として冬のハイシーズンよりも有利なことはありません。

でも、ウデのチューニングってのは季節は関係ありませんから。

お得意様に引っ張られて、こんな季節に走りに行くことになっちゃいました。

でも、ここで注意が必要です。

フツーはGWあたりまでしか想定していなかったサル走り、今の季節になると
足りなくなってくるモノがあります。

今シーズンの夏は、それを一つ一つ弊社は検証していきます。

35度じゃイヤですけど、30度くらいなら朝の1本くらいは行ってみます。

え~~~行きたくないな~~~

じゃ済まされなくなってきましたから。

モノ造りに昂ぶるネタ

先日、羽田空港の駐車場に停まっていたFerrariのリアを撮ってみました。

reardiffuser

ホントは照明を焚いてもっとキレイに撮りたかったのですが、ドアミラーの時
パクられかけた経緯があるのでササっと撮って立ち去りました。

Ferrariが弊社に追いついた??

す、すいません、調子に乗りました。

でも縦フィンがちょっと甘いなと弊社は感じます。

弊社のリアディフューザーも実はもうちょっと攻めたかったんです。

実はコレ、弊社がやりたかったヤツ~~~~。

reardiffuser2

実際に試作は作ったんです。

で、何でヤメちゃったかと言いますと 空力的に効き過ぎ でした。

1号機に付けて富士の本コースを走った時、最初はかなりアンダーで
アシのセットをかなりやり直しました。

フロントのアンダーウイングをつけると今度はオーバーです。

もうすぐ完成するリアのウイングだと、やはりかなりのアンダーになります。

アシのセットと共に路面に吸い付くようなセットを目指して1ランクも2ランクも
コーナーのスピードと安定性を追求していくんです。

空気の力はタダですから、利用しないのはもったいないです。

デザインだけじゃ無いんだな~~~~

モノ造りに昂ぶるネタ

ボンネットを開けると、フロントバンパーの取り付け位置からラジエターの
上部を覆うようにプラスチックのカバーが付いています。

そのカバーをはずしてみると(フロントバンパーをはずす必要アリ)
見えてくるのがこの鉄板のプレス材です。

radiatoruppercover

何回かご紹介させて頂きましたが、コイツがかなり重いんです。

裏ホネやらブラケットやらコミコミで5,6Kgくらいはありそげなんです。

もっとカモ??

もちろん全部はずした時に正確に計測する予定です。

何でこんなモン外すかって言いますと、これまた以前にご紹介しましたように
1ピースでドライカーボン化していまして、もうすぐ焼き上がってきます。

よ~~く見て下さいますとおわかりになると思いますが、やたらボルトが多い。

こんな手でカンタンにヒン曲がるようなペラッペラの剛性が無い鉄板を
ムダに30本くらいのボルトで留まっています。

純正はもちろん鉄製のボルトです。

M8とM6の鉄製のボルトが30本も集まるとかなり重いです。

これを手をこまねいて見ている弊社ではありません。

超軽量ジュラルミンボルトも作っています。

チタンなんかよりもはるかに軽く、多くのお客様に感動を与えたボルトです。

手にしたことのない人は、スーパーオートバックス神戸さんのイベントで
是非、手に取ってみて下さい。

驚愕のボルトです。

先端部分でで割と高い位置の5Kgの軽量化、効くと思います。

世界最高峰品質のために攻めた製品開発を続けています。

小籠包食べに行くだけではありませんって、ネタ

390RSNEO

390RSPro

のイチバン大きな違いがコイツです。

304

って言っても、まだ詳細はナイショです。

コレ、ガッツリ馬力が上がります。

しかも高回転までキモチ良くフケるようになります。

こんなモノ作ってんのって世界中で弊社だけです。

多分。

その手があったよな

って資本力のある所にサッサと作られてしまうと弊社がパクッた事になります。

だから、もうちょっと具体的になった所でご紹介させて下さい。

弊社の2号機に組み込む予定です。

ブっ壊れるかもしれません。

でも、やってみなければ先が見えません。

そんなことやったって意味あんの?

って了見じゃモノ作りはできないと弊社は考えていますから。

小籠包食べに行くだけではありませんって、ネタ

毛色の違ったハナシです。

コレです。

fireextinguisher

モータースポーツ用の消火器です。

去年に台南のサーキットに行ってレーシングカーをシェイクダウンした時に
他のランナーもほとんどがコイツを実装していました。

日本で見たこと無いです。

今回、やっと販売元とコンタクトが取れました。

消火器って必要か?

ってそもそも論もありますが、こう言うのってナニかあった時に

積んどきゃ良かった~~~~

ってなるパターンです。

車両火災のほとんどがガソリンですね。

次にオイル。

いい加減な配線加工で燃えることもあります。

もちろんそうならないようなクルマ作りが必要なんですが、そうは言っても
起きてしまうのが不測の事態ってヤツです。

日本車はそうそう燃えません。

でも、メーカーが想定しているのは10万キロです。

そっからは知らん、ってことです。

純正のガソリンホースって耐久性はかなり秀逸です。

ヘタな社外品に交換した方が危険なこともあります。

でも、やはり10万キロオーバーのお客様、特にサーキットランナーは
保険としてあった方がイイですし、オススメしたいです。

こうなると価格です。

ちょっとネットを見てみると1番小型の車載用は2万くらいしますね。

安いのって使った後に消火剤が残っちゃうヤツです

使った後に消火剤が残らないガスを使用しているヤツは4万くらいします。

で、弊社で取り扱うことになったモータースポーツ用消火器、ガス式です。

使った後、なんも残りません。

こんなPVも用意してくれました。

 9,800円です

小籠包食べに行くだけではありませんって、ネタ

昨日の晩に帰って今朝から仕事していますが、いつものことですが
体力無いモンでして、調子が超悪りぃです。

そりゃそうですよ。

朝、近所のニワトリ起こしてから羽田に行ってそして台中に着いてから
ミーティング2件、苗栗ってトコに移動してミーティング、ホテルに
帰った頃にはズタボロで小籠包食べて酒飲んでバタンきゅ~~。

次の日に板橋ってトコに移動して朝からミーティング、新北でも
ミーティング、体力的にも精神的にもそりゃあ疲れます。

でも、ここ数年で1番じゃないか?ってほど得るモノが多いツアーでした。

こうやって現地に足を運ぶと、ネットからだけでは得られないモノや人物に
出会うことができるので、やはりテマを惜しまずに現地ミーティングです。

一つ一つご紹介していきます。

まずはお待ちのお客様が多いコレです。

TPMS

たくさん持って帰りました。

今回はハッキリと表現させて頂きますと、コレ100%必要です

無いといろんな意味でかなり損をします。

一般道でも燃費のモンダイだったりパフォーマンスのモンダイだったり、
安全性にも関わるとても大事なモニタリングシステムです。

も一回書きます。

無いとかなり損します

弊社のこだわりは、空気圧と温度が同時に表示できること です。

運転中、特にサーキットでボタンを押して表示を切り替えるのは
やっぱり使いづらいです。

もう一つのこだわりは見やすくカッコイイことです。

そりゃあカッコイイ方がイイに決まっています。

そして最後のこだわり、信頼性です。

これがここ1,2年で弊社が最も腐心した点です。

敢えて書きます。

2年保証

ホントは3年保証でもイイんですが、競合他社さんがせいぜい1年保証なので
2年保証でも全然良く無いですか? ダメ???

センサー1個だってちゃんと保証します。

一般販売のためには、ちゃんと日本語の取り説とかPL法対策とか電波法
対策とかイロイロやることが残っているので、まずはお得意様からです。

7月のスーパーオートバックス神戸さんのイベントでもいくつか持っていきます。

シガーライターなんかでは無くACC配線加工を現地でキチンとやりますよ。

もう一つメダマです。

ソーラーパワードです。

solarpowered

配線が一切いりません。

BMWのお客様からのご要望です。

ACC電源を取るのって国産と比較するととても大変なんだそうです。

終わりのないEG開発ネタ

一足先に真夏です。

wuri

東京も7月中旬頃に梅雨明けしたら、こんなんが待っています。

走りに行こうなんて思わないし、行っても集中できないと思います。

毎年のことですが9月の第3週くらいになると、ス~~っと涼しくなります。

で、シーズンインですね。

アッちゅうまですよ。

現在390RSをお待ちのD様やI様の新型コンロッド、量産できました

conrod

M田様の390RS NEOで試作を作って結果が良かったので量産化です。

コンロッドなんて、イイのか良くないのかって評価はとても難しいです。

2本並べれば一般のお客様にもわかるほどの差でも、単体で1本あれば
それがどうイイのか? とかココが良くないとか、それが判断付くには
チューナーさんでもかなりの経験と探求心を要すると思います。

弊社はイイ意味でも悪い意味でも、EGを自社で組んだ経験が浅いので
誤解を恐れずに書くと、手の抜きどころがわかりません。

やってもあまり変わらなかったとしても、とりあえずやってみます。

もちろんおカネもテマも膨大にかかります。

弊社で組んだEGがまだ数機なので、10機近く組んでみればその時に
また見えてくることもあるとは思います。

アレはやっても変わんなかったな~~

ってのもあるでしょうし、

コレは効きます

ってのも全ては経験と場数しか判断できる術を知りません。

いつもの繰り返しですが、やればやるほど良くなることはわかっていますが
お客様にはコストと言う大事な命題があります。

来シーズンに向けて、弊社お得意様からのお問い合わせも増えてきました。

370RS

390RS NEO

390RS Pro

どう違うの?

いくらかかんの?

何馬力出るの?

経験の浅い弊社には、イイことはわかっていてもやってみなけりゃ
わからないってトコはありました。

だからやってみるんです。

弊社の勉強代なので、ソコはお得意様からおカネをもらえません。

相変わらず商売ヘタです。

お得意様のEGをあと年内に3機組んで、弊社の1号機と試乗車のEGを
完成させたあたりで、かなりのノウハウと経験が蓄積されると思います。

やっばりサーキットコンセプトのEGは違うなぁ

って評価される日も近いように感じていますが、慢心することなく
これからも終わりなき探求を続けて行きます。

さ、日本に帰ります。

さらに上を目指す精神でネタ

ちょっくら出かけてきます。

明日には帰ります。

hnd

弊社が現在シャカリキになってやっていること、それはアシとEGです。

アシはテスト検証をする度に新しい発見があります。

サル走りは重要です。

5分10分では気がつかなかったことが30分でわかることも多いです。

世界中のありとあらゆる研究機関で、検体数が多いほどデータの信憑性が
上がると考えているのと同じで、1回2回、5分10分ではそれこそ
気のせい? って言われてもしょうがないと思います。

先日のネタの重複で恐縮ですが、仮説を立てて試作を検証するのは
とても大事なことですし、弊社はそれを厭うことはありません。

元が研究畑出身なので、むしろ好きです。

試作の検証、そして仕様変更からの再評価、ココがとてもとても大事です。

どうしても自社製品だとひいき目に見てしまいがちです。

そこをいかに冷静に客観視できるか? がとても大事です。

コレ効きますよ~~~

って書けば、弊社のお得意様は妄信的にお買い上げ下さいます。

フツーだったらボロ儲けできるトコです。

でも、弊社にはそれができません。

妄信的にお買い上げ下さるお得意様は、何も最初から弊社を全面的に
信用下さったワケではありません。

そりゃあ紆余曲折もありました。

弊社の安くは無い製品をお買い上げ下さるには、そりゃあキヨブタです。

もし、お客様のご期待を下回ってしまったら、次はありません。

どーせ他の製品もそのレベルだろ って判断されても当然です。

弊社のアシ、フロントは完成形って前にも書きました。

リアをもっともっと熟成させています。

ところがです。

リアが1ランク良くなると、フロントも見直す必要性が出てくることも
あるんです。

そりゃそうです。

クルマはトータルバランスです

って常日頃から標榜していますから当然のハナシです。

今開発しているリアのピロアームや補強部品、もちろん効きますよ。

効きます、ってだけでなく

もっと客観的な数値が欲しいところです。

弊社が推奨しているリアのピロアーム、とりあえずはロワーリンクの
フロント、リアの車体側だけです。

理由は2つ、費用対効果が大きいのと律速段階の観点からです。

カネに糸目は付けねェ ってお客様はほとんどいません。

限られた予算の中で最大効率を上げる事って弊社の大きな使命です。

左右一本ずつ付けては一回一回検証してまた外す。

そんなことやったって ┐(-。ー;)┌

って糾弾されても致しかたありませんが、お客様にとっては重要です。

それをやるんだったらコッチの方が効きます

って、明確にデータとしてお得意様にご呈示していきたいです。

一番バカらしいのが、取っ替え引っ替えです。

買い換えるのもおカネがかかりますし、工賃もかかります。

最初から弊社を信頼下さったお得意様に最大効率でお返ししたいです。

さらに上を目指す精神で、ネタ

先週のテストでM田さんを追いかけている画像を改めて見てみると、
あることに気が付きました。

弊社が追求していることの一つに、タイヤはサスペンションで喰わす
と言うのがありまして、多くのお得意様も結果を出して下さっています。

弊社試乗車も去年はFederal595RSで今シーズンはHankookの
RS4で来シーズンはZestinoかGoodRideあたりを思案中です。

やはりタイヤのグリップ力は魅力なのはわかりきっています。

来シーズンは本コースデビューのお得意様も多いです。

練習会ならともかく、本コースではある程度のグリップ力がないと、
ちょっと危険と隣り合わせと言うリスクを孕んでいます。

弊社お得意様に多いタイヤがやはりZIIIです。

こんなタイヤにすれば、もっとタイムアップは確実っぽいと思われます。

052

M田さんを追っかけて、タイヤによってもちょっとだけセットを変えてみたい
と言う衝動に駆られました。

ハッキリ書くと ムリが効くんですね。

タイヤのランクを落として運転技術の向上を目指してきたお得意様が
1ランク上のタイヤに変えた時に、タイヤの性能をもっと引き出すために
あ~~もうちょっとアソコをこうした方がイイな ってのに気が付きました。

この気が付いたってのは、昨日書いた仮説ってヤツです。

これから実証するのにソコソコ遠い道のりです。

でも来シーズンは多くのお得意様がジャンプアップを目指しています。

ア゛っちゅうまに来シーズンです。

来シーズンに向けて今年の夏はいつもよりアツくなりそうです。