タマには弊社製スタビブラケットについて語ってみるネタその2

で、

CircuitConcept製スタビライザーブラケット

以前にもご紹介しましたがコイツが完成しているハズなので取りに行きます。

stabibracket3

どんなモンだい!!

って言いたいくらいのコリ具合です。

これぞ世界最高峰品質です。

弊社製のスタビライザーにしか適合しません。

純正のスタビ(verNISMOも含む)は弱すぎなのでコイツだけ交換しても
意味が無いから純正用は作りません。

今んトコ。

純正用も作った方が売れるのにな~~~~。

相変わらず商売ヘタだ。

でも、ご縁があって弊社の製品をお選び下さるお客様に感動を与えたいです。

CircuitConceptスタビライザーキットverPro

ま、この7075総削り出しのブラケットにテフロンインナーの組み合わせ
ホントに感動しますよ。

タマには弊社製スタビブラケットについて語ってみるネタその1

コレ、弊社製スタビライザーテフロンブラケットのプロトタイプです。

stabibracket1

いかにもプロトタイプってカンジですね。

そもそも純正ってスタビのサポートがゴムですしそれを鉄のプレス板で
抑えているだけです。

純正スタビライザーブラケットだけでモンダイが3つ。

3つもあるんかい!!

まずは圧倒的に剛性不足です。

しょせんゴムなのに加えてプレス材で抑えているというコスト重視設計。

ま、そんなモンです。

で、ジュラルミン削り出しのブラケットに由緒正しいDuPont社
テフロン削り出しのインナーをこれまた削り出しで作っています。

stabibracket2

メチャクチャおカネかかっています。

それにもキチンとした理由があります。

ご自身でクルマの下に潜ってアシを脱着したりスタビを脱着したご経験が
おありでしたらちょっと試してみて下さい。

スタビをフリーにして動かしてみようと試しても動かない・・・

堅くて堅くて動かないんですね。

純正ゴムとスタビの摺動抵抗がムダに大きくてスタビをフリーにしても
手じゃ動かないんです。

これが2つ目のモンダイです。

本来なら左右が動いてこそ正しいバネレートを発揮するハズの製品です。

弊社がココでいつも提唱している動いて欲しくないところはキチンと留める
動かすべき所はキチンと動かす と言う理念を一つ一つ具現化しています。

動いて欲しくないところをキチンと留める は、マウント類や弊社製の
ダイアグブレースバーが相当します。

その結果、気のせいどころじゃなくホントに効きますからね。

数多くのお客様がSNS等でご紹介下さっております。

で、動かすべき所はキチンと動かす と言うのがこのスタビブラケットです。

一つ一つ確実に・・・ネタ

10連休なんてモンのせいでエラいこってす。

事実上、今週の金曜が月末ですから。

ほとんどの中小企業のオヤジたちはハマっていると思います。

そんな中で強化ATのシェイクダウン、無事に終了しました。

30分サル走り X 2 結果は良好でした

atshakedown

最初の構想から5、6年以上ですよ。

長かった~~~~~~~~~~。

とりあえずどっと疲れが出ました  ヘ(_ _ヘ)

旋盤工見習いネタその9

で、弊社ピロアームをディーラーさんでお取り付け下さるお客様も多いので
ひとテマかけてお客様にもディーラーさんにも喜んで頂いております。

お客様が弊社ピロアームの取り付けをディーラーさんに依頼するときに
ディーラーさん側の不安があります。

ちゃんと付くの?? トラブル無いの??

そりゃそうです。

ちゃんと付かなければダメだよコレ~~~ってなります。

トラブったらこんなん持ち込むなってなります。

そりゃそうです。

純正っていろんな意味でユルユルです。

そりゃあしょうがありません。

大量生産工業製品ですから。

個体差に合わせての調整なんてメーカーはやっていられません。

弊社はサーキットコンセプトです。

メーカーができないようなことをやらなくてはいけません。

で、精度を追求してピッチピチに作るんですがこれが新た問題を生みます。

ユルユルなものをピッチピチにするんです。

取り付けるの大変です。

ちょっとナナメったりするとカジっちゃって喰っちゃうんです。

取り付けるメカさんにとっては煩わしいです。

で、考えました。

喰っちゃうところにを付ければイイんですね。

mentori

これで全国のディーラーさんやショップさんにも文句を言われずに済みます。

ちょっとしたひとテマです。

旋盤工見習いネタその8

EndUserFriendly って英語の言い回しがあります。

ほぼほぼ皆さんご経験があるとは思いますが買ったはイイが使えねぇ

これだけのハイテク時代です。

TV、パソコン、洗濯機、エアコンと言った家電からちょっとした
電子デバイスまで、買ってからちゃんと使えるようになるまでには
ソコソコの知識が必要となる時代です。

確かWindows3.1かWindows95までは電話帳みたいな
取り説が付属していましたがWindows98から消えました。

OnlineHelpってヤツです。

わかんなきゃ自分で調べろ

ってスタンスです。

我々の業界はそこまで進んでいないのでなかなかそんなことはありません。

逆に弊社なんか弊社製品をお取り扱い下さるビッグネーム様から取り説不備で
お叱りを頂戴することもありました。

代理店からも苦言を頂戴しました。

例えば弊社の世界最軽量64チタンホイールナット、諌言された内容は
イイのはわかるケド子供が飲んじゃったらど~すんの?? ってカンジの
糾弾をされることもあるんですね。

ま、時代です。

時代の流れには逆らえません。

じゃあどうするか? って言うとポイントは2つ。

まず第一にこんなことがあり得ますから注意して下さいって事前注意喚起

子供が飲んじゃわないように気をつけて下さいって事前に書いておけば
飲んじゃっても取り説を読まないお客様が悪いんです って言えるらしい。

PL法

ってヤツらしいです。

ま、時代です。

でも弊社はそんなことには懐疑的です。

付くようにしか付きません!!

って言ってきちゃいました。

弊社お得意様のCentral20さんやスーパーオートバックス浜松さんは
コレ、付かねぇんだけど なんて言ってきたこと無いです。

技術のあるショップさんは経験も豊富です

弊社クラッチホースやマウント類、とてもありがたいことですが他県の
日産のディーラーさんでも扱って下さいます。

どうしてこの製品があるのかに気がつくと自ずと取り付ける位置や向き、
取り付ける順番ってわかるモンです。

それが技術者だと思っていました。

でも、それじゃダメなんですね。

時代です。

でもフと気がつきました。

で、UserFriendlyのおハナシです。

北海道のS様が弊社扱いのリチウムバッテリーをお買い上げ下いました。

いつもいつも弊社をご贔屓に大変ありがとうございます m(_ _)m

純正と比較して質量比で1/5、サイズ比で1/3です。

当然ですが純正の取り付けブラケットは使えませんね。

軽量バッテリーを扱っているショップさんはソコソコあります。

弊社以外はバッテリーだけ売っています。

あとは自分で付けてね、です。

専用のターミナルだって取り付けブラケットだってZ34V36用が
付属している製品なんて見たことがありません。

ショップさんに依頼すれば確実にソコソコ請求されます。

持ち込みの一点モノなので想像以上に取られます。

弊社はZ34V36スペシャリストです。

************** 前略 **************

何から何までひと手間掛けて下さり、ありがとうございます。

バッテリーどうやって固定しようか考えていましたが、
いらぬ心配でしたね。

トレーと配線まで、本当に助かります。

ゆっくりとしたスピードでしかお願い出来ませんが
今後ともよろしくお願い致します。

*******************************

旋盤工見習いのネタです。

自分で手がけるとやはりココもうちょっとこうしようってのが容易に
具現化できます。

ピロアームにでもUserFriendlyを盛り込んでいます。

旋盤工見習いネタその7

攻めた製品っつーのも大げさですがテマをかけていることは確かです。

以前にもご紹介したアームのピロ部です。

spherical2

これまた何回かご紹介しましたが弊社が採用しているピロは

ドイツ製モータースポーツ用

ナニがどう違うのかノーガキよりも弊社のお客様にとって大事なことは
パフォーマンスは? 耐久性は? 乗り心地は? です。

パフォーマンス自体はそこはピロなので大きな差にはならないと思いますが
大きく変わるのが耐久性だと思います。

弊社もこのドイツ製のピロに到達するまでにはイロイロと経験しました。

初期のお客様ならご存じだと思いますがゴトゴト音がしてきました。

ま、不快です。

今やこのドイツ製のモータースポーツ用ピロにして30名以上のお得意様に
お取り付けをしてきましたがまだまだだいじょぶです。

それにはただドイツ製モータースポーツ用ピロと言うだけではなく
弊社ならではのこだわりを盛り込んでいます。

まずは大きさです。

コレ以上デカいモノは入らないという外径40mmの大型ピロ

大きい方が耐荷重が大きいので耐久性があることは当然ですが何せ高価です。

安物を買って支出を安く上げたとしても早期にゴトゴト音で悩まされて
また買い換えることを考えれば高級品の方がトータルでは安上がりです。

マイクロメータで計測してそれに合わせてアウターレースを作ります。

fluro40

ドイツ製のピロは製品個体差が2/1000mmしかありませんが
純正のゴムブッシュを抜いたアームの穴は個体差が大きいんです。

弊社の経験では適正公差から0.1mmズレるとフィーリングが悪くなります。

フィーリングが悪くなる原因がココです。

spherical3

量産をするとどうしてもこの0.1mmが妥協されますし、0.01mmの
1個1個の公差のこだわりもできません。

世界最高峰品質を掲げるためにできることを全部盛り込みます。

旋盤工見習いネタその6

2008年12月に販売が始まったZ34も10年以上経ちました。

10年や10万キロオーバーのお客様も多く、適切にメインテナンスを
継続されている車両は古さを感じないことがスゴいです。

ココんトコまた新車ラッシュです。

2019モデルのY下様、N村様(2号機)T井様がぞくぞくと納車
または納車予定でして相変わらず本質的なところはナニも変わらず
チョコチョコしたところが変わっています。

リアのハッチゲートを開けるスイッチが付きました。

コレ、弊社の2号機に付けてみようっと。

先日納車されたばかりのY下様の車両をお預かりするとやはり新車ですから
あちこちはピシっとしていますが逆に10年10万キロオーバーの車両で
キチンとメインテナンスをされている車両が遜色無いことも感じられます。

経年劣化によるガタピシ音なんてほとんどしませんし、ボディのヤレとか
疲れ具合も体感することができないくらいです。

ムダに頑丈に作ってくれた日産にソコは感謝です。

しか~~し。

ゴムはダメです

やはり劣化していきます。

少~~しずつ少しずつ劣化していくのでオーナーさんは気がつかないですが
着実にダメになっていきます。

アライメントをキチンと取ってもなんか真っ直ぐ走らないな~~~って原因は
ゴム系にあることも多くなってきました。

特にフロントのロワーアームは純正でかなりバカデカいゴムブッシュを
採用しているので、スポーツドライビングには不向きであるだけでなく
経年劣化をしてくるとさらに悪さをしてきます。

新車に乗ると最初に気がつくポイントですね。

ただですりゃバカデカいゴムブッシュがフニャフニャなところに加え、
年数が経ってさらにしなやかさと弾性を失って悪いトコ取りです。

そこでピロロワーアームが大きな律速段階になります。

ステアリングレスポンスも良くなるし特にフルブレーキング時に真っ直ぐ
止まるようになりますし、安心感は格段に上がります。

そんなハナシは以前にも何回か書いてきました。

今回は旋盤工見習いネタです。

せっかく自分でやっているんだからもっと攻めた製品にしたいですね。

もっと攻めた製品ってナニ??? ってハナシです。

旋盤工見習いネタその5

こんなん見て想うことがありました。

avocado

サラダは毎日ウサギ並みに食べています。

お若い方にはキライでおなじみのセロリやピーマンも大好きです。

で、サラダに入れるアボカドを買いに来て

手前のアボカドが1個48円、奥のアボカドが1個248円

248円のアボカドがほとんど売れていないのに48円の方は完売。

どちらもメキシコ製です。

ほぼ毎日アボカドを食べている身からすると248円はムリがあると思います。

市場も同じ反応だからこそこういう結果になっちゃっているんでしょうね。

5倍の価格を付けるならばそれ相応のナニかが必要だと思います。

大玉って書いてあっても手前の完売アボカドと比較してせいぜい1.5倍。

味なんか全く一緒ですよ。

何でわかるかって?

次の日に148円に値下がりしていたのを買ったからです。

そうなるとわかんないヤツからボッてやろうみたいに感じてしまいます。

我々の業界にも同様のことははびこっています。

いや、我々の世界に限らないですね。

レオパレスに続いて今度は大和ハウス。

去年も書きましたが日本の大手金属会社のデータ偽装問題。

チタンや7075なんかもリストに入っていました。

アブナイアブナイ・・・・。

ドイツ製、イギリス製、あと最近では中国製の方が信頼できるんです。

またか・・・・。

suzuki

こうなるとハナっから不正をヤめる気が無いんでしょうね。

おっと、旋盤工見習いのハナシだった。

旋盤工見習いネタその4

汎用旋盤とCNC、比較するまでも無いほどCNCの優位性は高いです。

たった一つの汎用旋盤の優位性と言えば一つ一つ違う寸法で製品を作ることが
できることくらいです。

もちろんCNCでもできますがその都度プログラムを変更する必要があります。

現実的ではないですね。

ちょっとずつ寸法を変える意味というのはそれは、

製品個体差

これが弊社には気になっちゃって気になっちゃって看過できないんです。

コレ、純正のゴムブッシュです。

rubberbush

外径も真円からはほど遠く、±0.5mmくらいはフツーにブレています。

当然、ピロブッシュを入れる純正のアームも製品個体差があります。

油圧プレスでギュ~~って圧入していくんですがその時の手応えで

あ、ヤベ、これキツ過ぎる とか これユルいんじゃないの~~ とか、
数多く経験してきてわかるようになりました。

最適な寸法公差ってヤツもイロイロと経験してきて弊社の大事な宝です。

そのためにまずは相手の正確な寸法も必要ですしそれに合わせて1個1個
製品の寸法も変えていくんです。

difference

フツーならそんなことやってらんないです。

だからCNCで量産していきます。

いろんなお客様がSNS等でご紹介下さっていますが弊社のピロアーム
手作りに近いようなこだわりで寸法の精度を1個1個追求しているので
乗り心地もいいですし不快なゴトゴト音も一切しません。

さらには耐久性も良くなるので最初にお取り付けになったお客様は
もう4年くらいになります。

サーキットガンガンのお客様も多いですがまだピロの寿命を迎えていません。

いつもココで書いていますが弊社製品は初期投資はそれなりにかかりますが
耐久性が高いモノが多いので結果、トータルでは安くなることが多いです。

最大の欠点は・・・・時間がかかる・・・・・。

旋盤工見習いネタその3

北海道のS様からとても心温まるメールを頂戴致しましたので
ご紹介させて下さい。

****************前略****************

ですが、マウント類は交換済みでその効果にビックリでした。
もっと早く手を付けるべきでした。

サキコンさんの製品は費用対効果は勿論ですが、
その方向性がはっきりと感じ取れるので安心して
オーダー出来ます。

開発段階から注文入れちゃう方々の気持ち。
凄くわかります。(笑)

見積もり。一発、請求書でも構いませんので宜しくお願い致します。

****************後略****************

何回もココで書いていますが弊社もやらかすことはありますよ。

信頼ってコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ積み重ねるモノで
失う時は一発ですからお一人お一人一つ一つ大事にやり遂げるしかありません。

金属加工をなりわいとしている人も多いのでミョ~な知ったかぶりのつもりは
毛頭ありませんがレトロな旋盤を使ってちょっとだけ想ったことがあります。

何年前だろ~な~??

知る人ぞ知る神宮テニスクラブの会員だったことがありまして、ま~~~
様々なセレブとお知り合いになりましたし、中には芸術家もいました。

プロの写真家もいらっしゃいまして毎年の年賀状が富士山から顔を出す
初日の出なんですがこれまたホントにさすがプロやな~~って画でした。

その時はですよ、そのプロの写真家はず~~~っとNIKONのF1って
アナログの銀塩フィルムカメラを使い続けてデジタル否定派でした。

その時はですよ。

聞いてみたところやはり画が違うんだそうです。

性能は最新のデジタルカメラの方がずっとイイに決まっていますが
送って下さった実に絵画みたいな富士山を見ると納得してしまいます。

5,6年前のネタにもありましたが弊社の旧ホームページにパーツリスト
納期状況のサイトが存在しました。

復活させようとは思っているんですけどね。

そこではもちろん弊社の製品の画像がありました。

特に金属モノは画像を撮るのがとても難しいんです。

反射しますから。

で、ヨドバシカメラだったかBICカメラだったかに行って店員さんに
事情を説明して実証実験をしました。

持って行ったステンレス小物をその場で撮影してノートPCに移して
その場で店員さんと画像を確認してベストなカメラを選定しました。

それが確かNIKONのS9001でした。

それで思い出しました。

ドが付くほどのカメラシロートがフルオートで撮る画って限界があります。

そんな中でもただのステンレスを撮影しただけでかなり画ヅラが違うんです。

コレってフルマニュアルでイロイロと小細工ができるプロの写真家だと
かなり違った結果を能動的に引き出せるんだろ~~なって想いました。

せっかくなのでもう一つ。

コレまた4,5年前にアップしました真空管アンプのハナシです。

SN比とかダイナミックレンジとか数値に出るパフォーマンスは最新の
デジタルアンプの足下にも及びません。

ところがですね、スピーカーから出て私たちの耳に届いてノーミソで感じる
実際のサウンドって、いやいやいやいやいやいやいや負けていないんです。

負けていないどころかむしろこっちの方がずっと好きです。

特に女性ボーカル、例えばですね

WhitneyHouston

DianLane

この辺はとても艶やかになるんです。

これだけのフルデジタル、コンピュータ制御のフルオートの時代です。

そんな時こそフルマニュアル、アナログの優位性ってあるんですね。